今回の「LIAR GAME」もリストラゲームだ。
今回のエピソードの前半で、直（戸田恵梨香）がフクナガ（鈴木浩介）からゲームをやらないかと持ちかけられる。
このゲームは袋に入れた2枚のトランプのカードのうち、1枚を直が引いて、引いたカードを裏返した結果JOKERが出たら直の勝ち、裏が出たらフクナガの勝ち、最初からJOKERが出てしまったら引き分けとするというルールで、先に10勝した方を勝者とする、というものだ。
1戦目で直が負けたとき、私は「もう終わったよ…。」と落胆した。
けれど、このゲームに再挑戦した時にで直が勝ったとわかった時は心の中で「やった！」と叫んでしまった。
それよりも、フクナガが直に持ちかけたゲームのからくりを秋山（松田翔太）が解説していたのはすごく良かったと思う。
私はドラマを見ている時、「フクナガが勝つ確率は1/2で、直が勝つ確率は1/4で、引き分けになる確率は1/4で…。」と考えながら秋山の説明を聞いていたのだけれど、フクナガが必ず勝つ、という説明を聞いたときは「オレも知らずにこのゲームをやったらだまされてたかも…!?」と思った。
私はフクナガが最初にゲームを持ちかけた時に「勝率50％」と言っていたのを聞いた時点で、思考が止まってしまっていたので…。
でも、「直が勝つ確率は圧倒的に低い。」というのを聞いたときはすぐにピンとこなかった。
後で計算してみたところ、フクナガが10連勝する確率は(1/2)10（＝1/1,024）で、直が10連勝する確率は(1/4)10（＝1/1,048,576）になったので、「やっぱり秋山の言うとおりだ！」という気持ちに嫌でもなってしまう。
本当は、上で出した確率に“引き分け”という要素を加味するので、直が先に10勝する確率はこれよりずっと低いのだけど。
いずれにせよ、確率計算でもフクナガが必ず勝つ、ということがわかったので、「直が勝つ確率は圧倒的に低い。」というのを自分の中で納得できたように思う。
そして、フクナガが持ちかけたゲームに直が再挑戦した時に、彼女が実行したイカサマには「お見事！」と言いたい。
ドラマ本編で秋山は「途中までは普通にゲームを進めていく。」、「両面が裏になっているカードに印をつける。」という、このイカサマを実行する上での2つのポイントを解説していたけれど、これらは非常によくできているものだと思う。
さらに、だます側であるフクナガの心理を巧みに利用しているので、このトリックは非常に素晴らしいと思った。
私はこのイカサマを考えた秋山と、それを実行した直に拍手を送りたい。
今回のエピソードのラストでは直が一気に80票まで票を伸ばすのだけれど、これを見たとき私は、飛び上がって喜びたい衝動に駆られてしまった。
今まで、最下位だった直が1位まで浮上してしまったのだから。
次回はいよいよ、リストラゲームに決着がつく。
一体誰が、リストラされるのだろうか…？
●関連記事
■他のブロガーの感想
・ライアーゲーム VII（「どらま・のーと」より）
・ライアーゲーム 第７話 「絶体絶命リストラ必至！！絶望地獄に堕ちたナオ！！奇跡の復活劇は起こるか！？秋山は！？」（「テレビお気楽日記」より）
・ライアーゲーム（５月２６日）（「今日感」より）
・ＬＩＡＲ ＧＡＭＥ ～ライアーゲーム～ ♯07（「最後に笑うのは誰か」より）
・「ライアーゲーム 第７話」秋山様は神崎様の私物（「バスタイムＴＶ（お風呂テレビでドラマに浸る）」より）
・ライアーゲーム 第７話（「くつろぎ日記」より）
・やられたらやりかえせと言われたから・・・やりかえした。（戸田恵梨香）（「キッドのブログinココログ」より）
・《ライアーゲーム》★敗者復活戦＃０７（「まぁ、お茶でも」より）
・LIAR GAME 第７話（「渡る世間は愚痴ばかり」より）
・LIAR GAME ライアーゲーム７話！敗者復活戦リストラゲーム秋山参戦で結末は！？（「レジェンド オブ ウルトラマン(*^-^)ゞドラマレジェンド(o｀・ω・)ゞ」より）
・ライアーゲーム 第7回 感想（「ぐ～たらにっき」より）
・『ライアーゲーム(LIAR GAME)』 第７回メモ（「つれづれなる・・・日記？」より）
・ライアーゲーム7 そろそろ反撃してもいいですか？byナオ（「ぱるぷんて海の家」より）
・ライアーゲーム ＬＩＡＲ ＧＡＭＥ 第７話 直のライアーゲーム（「レベル999のマニアな講義」より）
■過去の回の感想
・「LIAR GAME」（第1話：「億の金をめぐる熾烈な頭脳戦が始まる」）
・「LIAR GAME」（第2話：「話題沸騰の第2話!! 壮絶頭脳戦の結末!?」）
・「LIAR GAME」（第3話：「戦慄の第3話!! 22億争奪戦少数決開始!!」）
・「LIAR GAME」（第4話：「衝撃の展開!! 遂にXの正体が明らかに!!」）
・「LIAR GAME」（第5話：「驚愕の結末!! 21億円奪い取るのは誰だ!?」）
・「LIAR GAME」（第6話：「震撼リストラゲーム 敗者復活戦始まる!!」）
(A)「フクナガが持ちかけたゲームに直が再挑戦した時に、直が実行したイカサマはよくできている！」と思った人
(B)イカサマをしてフクナガのゲームに勝った直と、イカサマを考えた秋山に拍手を送りたい人
(C)直が一気に70票を獲得して1位に浮上したとき、飛び上がって喜んだ人
上の項目(A)～(C)に1つでも当てはまる人は、ココをクリック！
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今回のエピソードの前半で、直（戸田恵梨香）がフクナガ（鈴木浩介）からゲームをやらないかと持ちかけられる。
このゲームは袋に入れた2枚のトランプのカードのうち、1枚を直が引いて、引いたカードを裏返した結果JOKERが出たら直の勝ち、裏が出たらフクナガの勝ち、最初からJOKERが出てしまったら引き分けとするというルールで、先に10勝した方を勝者とする、というものだ。
1戦目で直が負けたとき、私は「もう終わったよ…。」と落胆した。
けれど、このゲームに再挑戦した時にで直が勝ったとわかった時は心の中で「やった！」と叫んでしまった。
それよりも、フクナガが直に持ちかけたゲームのからくりを秋山（松田翔太）が解説していたのはすごく良かったと思う。
私はドラマを見ている時、「フクナガが勝つ確率は1/2で、直が勝つ確率は1/4で、引き分けになる確率は1/4で…。」と考えながら秋山の説明を聞いていたのだけれど、フクナガが必ず勝つ、という説明を聞いたときは「オレも知らずにこのゲームをやったらだまされてたかも…!?」と思った。
私はフクナガが最初にゲームを持ちかけた時に「勝率50％」と言っていたのを聞いた時点で、思考が止まってしまっていたので…。
でも、「直が勝つ確率は圧倒的に低い。」というのを聞いたときはすぐにピンとこなかった。
後で計算してみたところ、フクナガが10連勝する確率は(1/2)10（＝1/1,024）で、直が10連勝する確率は(1/4)10（＝1/1,048,576）になったので、「やっぱり秋山の言うとおりだ！」という気持ちに嫌でもなってしまう。
本当は、上で出した確率に“引き分け”という要素を加味するので、直が先に10勝する確率はこれよりずっと低いのだけど。
いずれにせよ、確率計算でもフクナガが必ず勝つ、ということがわかったので、「直が勝つ確率は圧倒的に低い。」というのを自分の中で納得できたように思う。
そして、フクナガが持ちかけたゲームに直が再挑戦した時に、彼女が実行したイカサマには「お見事！」と言いたい。
ドラマ本編で秋山は「途中までは普通にゲームを進めていく。」、「両面が裏になっているカードに印をつける。」という、このイカサマを実行する上での2つのポイントを解説していたけれど、これらは非常によくできているものだと思う。
さらに、だます側であるフクナガの心理を巧みに利用しているので、このトリックは非常に素晴らしいと思った。
私はこのイカサマを考えた秋山と、それを実行した直に拍手を送りたい。
今回のエピソードのラストでは直が一気に80票まで票を伸ばすのだけれど、これを見たとき私は、飛び上がって喜びたい衝動に駆られてしまった。
今まで、最下位だった直が1位まで浮上してしまったのだから。
次回はいよいよ、リストラゲームに決着がつく。
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(A)「フクナガが持ちかけたゲームに直が再挑戦した時に、直が実行したイカサマはよくできている！」と思った人
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(C)直が一気に70票を獲得して1位に浮上したとき、飛び上がって喜んだ人
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