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羽生くん(北京オリンピック)

2022-02-12 19:22:25 | スケート部
4回転アクセル、オリンピックで現実のものとして挑んだ羽生くん。いやもう。。とにかくとにかく。そもそも。そもそもですよ!

人間が氷上で現実に4回転半回って跳べるのかってこと。そして、仮にできたとして、でもただすーーっと滑って来て一回うりゃっっっっ!!と跳ぶわけではなく、あくまで演技構成の一つとして、プログラムの中に入れて、プログラムの味の一つとして、世界観の一つとして存在させることが、どれだけ凄まじいことなのか・・!って話なのだと思うんです・・!


いろいろな感じ方もあるかと思いますが、ここでは私が感じたことを・・羽生くんへの尊敬を込めて

確実に勝ちを、、、得点を狙うならば、絶対別の構成だったんだろうけど。練習でも一度も跳べていないものを試合で入れること自体があり得ないことなんだろうけど・・。

でもやっぱり、あのフリーは4Aを入れたからこそ、羽生くんのスケート人生だったんだろうなと思います。しかも、羽生くんは勝ちに行くという意識での4Aでした。とんでもない挑戦だけど、その挑戦そのものをできるところまで、できる次元のところまで自分自身をもってきた(それはもう、幼少期の頃からオリンピックフリーで跳んだあの瞬間までのすべての時間をかけて・・)羽生くんの、羽生くんだけの世界だったなぁと。


ものすごくものすごく貴重で、かけがえのないものを見させてもらったんだなぁと、思いました。


そのあとの演技全体も、素晴らしかった・・!生き様や、羽生くんという人が溢れるような、「天と地と」でした。そして今回改めて、スケートってそれぞれのスケーターの人生の物語だなぁとしみじみ思いました。

ネイサンも、4年前の平昌からここまで来て・・。SPの鬼気迫る表情とフリー演技中の笑顔、言葉にならないような胸アツを感じ、ネイサンの物語を垣間見させてもらえたようでした。鍵山くん、宇野くんもメダルおめでとうございます!!!二人ともそれぞれの人生の中で辿り着いた時間だったんだなぁと思いました。ジェイソン君のスケートにも、心癒されました・・。


時間が経つにつれ、いろんな思いも去来しています。コロナ禍でのオリンピック、みんなどれだけ大変でどれだけ神経を遣ったことか・・それでも、本当に悔しいことに陽性となり断念せざるを得ない選手もいて。。。

そんな中、羽生くんは(もちろん他の選手もみんなです)、他の誰でもない「羽生結弦」として羽生くんのスケートを滑ってくれました。そんな姿を見せてくれたこと、どれだけ心に響いたか・・。ありがとうって、月並みですけど、素晴らしいスケートを見せてくれてありがとうと、羽生くんという一人の人を、とてもとても尊敬していますということ、ここに書かせてください。


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