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「子どもの権利条約」

2005-08-30 23:24:45 | 帰宅部(=雑記)
職場内の回覧で、「子どもの権利条約を知ってますか?」みたいなパンフレットが回ってきました。
いい歳して、時事問題・社会問題に弱い私ですが、目を通しているうちに、かなり読み込んでしまいました。と言っても文としての量はそんなに多くはなかったですけど。なんせパンフレットなんで。

この条約は国連の条約で、4つの柱となる考えから成り立っているそうです。
 「生きる権利」 「育つ権利」 
 「守られる権利」 「参加する権利」
そしてその説明のあと、条約の第○条というのが全部載っていました。

どれも、当たり前といえば当たり前の内容。でも、それをわざわざこんな風に条約として形に残すということは、この当たり前が当たり前になっていない世の中だということなんだろうな・・・と思いました。
条約の一つに、「すべての子どもは武力・紛争の影響から保護される」という内容のものもありました。でも、現実はどうでしょう?犠牲になる子どもはたくさんいる。ちゃんと条約はあるのに・・・条約を作った大人の暴力で、爆弾で、戦争で、犠牲になってしまうなんて・・・

そして、こうして考えてみると、日本という国はとても恵まれた環境の国なんだと改めて感じました。それなら私達は、この日本の子ども達が、大人になったとき、困っている国の子ども達を助けてあげられるような大人に育てていかないといけない、と漠然とだけど思いました。(助けてあげる、と書きましたが、日本の方が立場が有利でえらい、という意味ではないです。。。)

国連の会議のときに、子どもが2名、宣言をするそうです。
「私たちは世界の子どもです。
 みなさんは私たちを未来と呼びます。
 けれども私たちは現在でもあるのです」

まだまだ地球には泣いている子ども達がたくさんいます。笑顔でいっぱいにしたい。子どもも、そしてもちろん大人も。そうなったらいいのに。。。
青く、青く、美しい地球が、外見だけでなく、ほんとに美しい星になりますように・・・

(追記)
つらつらとえらそうなこと書いてしまいましたが、「じゃあこういう風に行動しよう」とか具体的な策があるわけでもないし、現実問題の複雑さもきちんと理解できていません。条約のことも、漠然と「こういう種類の決まり、あるだろうな」と思っていたぐらいで、きちんと捉えて考えたことはありませんでした。なので、世間知らずのきれい事に聞こえたかもしれません。
今回は、私の中で素通りにならず、私なりにだけど考え感じることができたので、書かせていただきました。読んでくださって、ありがとうございました。