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空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

アクアマリン福島・復興日記のひとのこと +

2012-07-24 17:05:00 | Weblog



 そんなわけで当該記事を見てみたのだ:

アクアマリンふくしまの復興日記 がんばろう、ふくしま! 復興ブログの終了について 2012/7/23(月) 午後 6:37
淡水棲生物は河川ごとに遺伝子の違いが見られる場合もあり、むやみに放流をすると遺伝子の拡散が起こり、「生物の多様性」を破壊することになってしまいます。
生物多様性の保全は「種の多様性」、「遺伝子の多様性」、「生態系の多様性」の3つの柱があります。
「遺伝子の多様性」とはそれぞれの地域個体群の遺伝子を保全する(他地域の個体群との雑種化を防ぐ)ということです。
復興のためのプロジェクトの主旨は理解できますが、生物の「遺伝子の多様性」の保全のために今回のホタルの放流自体には私は反対です。
なぜなら、この放流地点5キロ圏内に最低3カ所以上のホタルの生息地があるからです。


 真っ当な理性の人のようではないか。
 ということは生き辛いだろうな。



 精神の健康のために(自己検閲)なものは見ないこととする。
 ファンタジー小説を書く方が生産速度は速いし,人が思いこみたい物語のほうが売れるものだろう。悲しいことだが。

 私も多少なりと一般(とは言い切れないが,アカデミック外の)社会と関わりつつ仕事をしているが,この場合,相手方に理性が通じるのはありがたい。出来るだけ学術に誠実な方向に向けていこうと試みているところだ,実は。

 一般とふれあう最前線で戦った当該の彼に敬意を表しつつ,メモ。


 まあ問題の人についてちょっと見てみようと思ったよ!

 …まずはCiniiにいって,問題の人の名前で検索をかけようか。…雑文含めて筆頭著者10件の総計15件ってなんだよどこの文系だ。いや分野によるけど。

 あと「参考文献」の欄があるが,見てみるといい。自分で自分の論文に言及して引用回数を増やしている気配,なきにしもあらず。…いるんだよ,そーゆーひと。ファンタジーの好きな二人で組んで相互に引用し合ったりするの。

ホタルのホンネ(本音) ホタル再生支援、在来種マルハナバチの繁殖 放射性物質をナノ純銀が減らす!! 2011/11/26(土)

放射性物質は下がらないと言うのが世界的に定説ですが、ナノ純銀の作用で半減期だと思われる様に速やかに実行出来るのです

 ともかく冒頭から日本語が壊れているのでどーしたものか。
 …「放射性物質の半減期は,それは物理的な過程を経るものであり,変化しないというのが世界的常識であるが,ナノ純銀の作用ですぐさま半減期が来たかの如く思われるほど,”中和”することができるのです(改定案)」という程度の意味だろうか。
具体的に話しますと、ナノ純銀自体プラス800ミリボルト、マイナス800ミリボルト、計1600ミリボルトを一秒間に100万回入れ替わっています。放射線もエネルギーですので、エネルギーの強弱はあるものの、短期間で、ナノ純銀エネルギーに打ち消されます」というので,ナノのレベルに細かくした純銀の発するエネルギーが丁度近場に存在する放射性物質の放射線をうちけすのだ―というわけ

 だ

 が。

。眉唾、ウソと疑う人は是非とも板橋区ホタル生態環境観に来て下さい。実際にその眼で見て感じて頂ければ幸です。ホタルには「本物」が存在します。国の研究所や大企業も出来ないから所詮無理と言う認識は捨て去るべきです。放射性物質は元の原子に戻ろうとし、その際に悪い放射性を出しています。そのお手伝いをするのがナノ純銀です。放射能等の専門の先生に是非とも立証して頂きたいです

 純銀の魔術的なほどの機能を高らかに歌い上げるところでなんでホタルが出てくるのか。
 …「私のホタル研には本物の業績があります」といいたいのだろうか。

 で,Kakenで調べると,…一件も出てこない。
 そんなわけで再び調べる気を失ったさっきのこと。
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Unknown (teiresias)
2012-07-25 22:24:58
…そうか,直前の文章の「板橋区ホタル生態環境」を受けて「ホタルには」とするのか。
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