スパイ疑惑事件!世界モータースポーツ評議会が裁定。

2007-09-14 23:36:29 | Formula One
GP外のゴダゴダ話題は取り上げたくないのですが、事が大き過ぎるので…採り上げることとしました。

マクラーレンとフェラーリの間に巻き起こったスパイ疑惑に関して、フランスのパリで行われた世界モータースポーツ評議会で裁定が下りました。
前回は無罪が言い渡されていましたが、今回はマクラーレン・メルセデスに対して今シーズンの全コンストラクターズポイント剥奪、1億ドル(約115~120億円)の罰金を科される決定が下されました。
ドライバーズポイントについては剥奪されないようで。少しホットしました。
なおFIAは、マクラーレンの2008年型マシンに関するレポートを受け取り、これを単独で調査するとのことです。これはフェラーリの知的財産が来シーズンのマシンに使用されていないかどうかを確認するためだそうで、もしその使用が発覚した場合には今年12月に再び行われる審議の中で、2008年のコンストラクターズチャンピオンシップからマクラーレンを除外するとのことです。
マクラーレンはこの裁定に対して控訴することを検討しているそうです。

これに裁定に対してコンストラクターズ選手権の暫定トップに立ったフェラーリの声明は、「マクラーレン・メルセデスが国際スポーツ法典第151c条に違反したとして、処罰を科すとのFIAの決定を、フェラーリは受け入れる。新証拠により、極めて重大な性格を持ち、このスポーツの利益を著しく害する事実と言動がさらに証明された。フェラーリは、ようやく真実が明るみに出たことに満足している」とのことです。
フェルナンド・アロンソのコメントです。「僕はパドックの外で起こっていることについては気にしていないよ。今日パリで起こっていることに関してはコメントしないよ。そこで何が起こるか、あるいは何が起こらないかについては考えていない。僕は関係ないんだ」とのことです。関係ないって!やっぱり移籍か…?
メルセデスのノルベルト・ハウグは、「2007年コンストラクターズ・ポイントの剥奪と1億ドルの罰金は、我々にとって最大限のショックだ」とコメントしています。
ロン・デニスは何を思っているのでしょうね。普通にスパのことかな?

非常に厳しい裁定が下されましたね~。コンストラクターズポイントの剥奪と言うことは、分配金はどうなるのでしょう?貰えないのかな?それ以外にも信用が無いと言うことでスポンサーの離脱の可能もありますね。金銭面だけでも損害は計り知れないものになりそうです。
マクラーレンは控訴するとのことですが、決着はコース上で決着をつけてくれると嬉しいです。まだドライバーズ選手権が残っています。ガチンコのバトルを期待しますよ!!
ベルギーGPのフリー走行1回目は、キミ・ライコネンがトップタイム。フリー走行2回目はフェルナンド・アロンソがトップタイム。2番手にルイス・ハミルトンとなり、マクラーレン1-2となりました。

オイラがチョット気になったのが、来シーズンのマクラーレンのカーナンバーは何番?もちろんこのままドライバーズ・タイトルを獲得すればNo.1&2です。
でもフェラーリがキミのサポートをマッサにさせ、なんとしてもドライバーズを獲得しようとしたマクラーレンの2台が接触!リタイヤ!なんてことになったら…No.24&25?でも優勝回数が多いから0pの中でトップと言う扱いで、スパイカー&プロドライブの前のNo.19&20?
ま~どーでも良いって言ちゃ。どーでも良い話なのですが、気になります。