八十八ヶ所巡礼を目指して、の第14回です。
今回は、三鷹市の“千代乃湯”さんへ行ってきました。
東京都浴場組合では、三鷹駅からバス停下車の案内となっていますが、
直線の分かり易い所で、武蔵境駅から紹介しようと思います。
武蔵境駅はEmio武蔵境なる駅ビルになっていて、JRと西武線が乗り入れています。
まず、南口に出ます。
正面にイトーヨーカドー武蔵境店西館、その左手に東館が立っていますので、その間を進みます。
この道は、“かえで通り”です。
約400m進んだ交差点3つ目の所に、案内板がありました。
現在地から徒歩15分とか書いてあります。まだ、そんなにあるんかいな。
そのまま約800m直進。東野住宅交差点を、
長崎ちゃんぽんリンガーハット三鷹井口店を左手に見ながら左折です。
約500m直進して山中交差点を右折です。
さらに約300m進むと、
ジョナサン三鷹井口店(2012年4月27日オープン予定)が右手に見えます。
そこを右折しますと、デッカイ看板が出現しました。経営者様の顔写真のようです。
反対方面からの沿道にも違う看板があります。看板裏には、同じ経営者様の顔写真。
ここは3F建てのマンション風呂となっていて、1Fが銭湯エリアのようです。
よく見ると、そのまま“千代乃湯ビル”のプレートがありました。
マンション手前の駐車場には、車が20台余り停められます。
マンション横にも10台程の駐車スペースがあるので、概ね30台は駐車可能です。
バイク、自転車の駐車エリアは駐車場の一角にあります。
郊外の広い土地にある大型銭湯といった感じです。駐車スペースは、結構埋まっています。
無断駐車は、ナンバープレートが没収され罰金5万円です。
奥まって気付きにくいですが、マンション右手横にはランドリーが併設されています。
入口横には、また違う看板があります。こちらはスーツバージョン。
案内板or看板がどんだけあるんかいな。って感じです。
お店入口は、銭湯と云うより小料理屋にあるような暖簾。
入口を入ると左手には、灰皿&椅子を備えた喫煙エリアとなっています。
そして、右手には見慣れた傘立て&靴箱。
靴を仕舞って、クネクネと廊下を進んで行くとフロントがあります。
料金は、自販機で入浴券を購入するシステムです。
自販機には提供されている飲食物が、たくさんあります。
店員さんは、お揃いのユニフォームを着ていて、
酎ハイやらお摘みやらの品出しに大忙しです。
フロント前の休憩スペースが、ほとんど居酒屋状態と化しています。
こちらの銭湯、1日と16日に男女が入れ替わると書いてあります。
入口右手が「一茶乃湯」、左手が「すいれん乃湯」と命名されています。
今回は、「一茶乃湯」へ入湯です。
脱衣所には、洗面台にドライヤーが各2台完備。電子体重計もあります。
ロッカーは100円のリターン式です。
では、浴室へ。
左手に立ちシャワー1基。カラン横4列が縦に6列に並んでいる構図です。
なのでカラン数は、24。
右手にサウナ室、機能風呂が並びます。
こちらの据え付けシャワーは、ホース付の物です。押しボタン1回で約10秒後にお湯が止まる仕組みです。
スーパー銭湯でよく見かけるタイプです。
こちら全て軟水使用との事。軟水って感触がとても柔らかく気に入ってます。
【一言解説】
軟水とは地下水の成分中、マグネシウム、カルシウムといった硬度分を除去した水が、
使われています。
桶はお馴染みケロリン。椅子もケロリン色と合わせたものです。
黄色って何故だか落ち着きます。
上を見上げると単なるタイル画と思いきや、白鳩のオブジェです。
浴室内は通常曇っているので気付く人は少ないと思います。たまたま気付きました。
機能風呂を紹介します。
サウナ室の隣が、水風呂。
仕切りを挟んでL字型になっているメイン浴槽にボディマッサージ、ジェットエステ、フィットエステ、
やや大きめなバイブラ、デンキ風呂の並びとなっています。
その隣に独立する形で薬風呂があります。
水風呂は、大きさ的に広いですが出入口が狭いので、皆さん1人仕様で順番に利用されているようです。
温風呂と水風呂を繰り返すと風邪ひかないって言いますけど、
水風呂に入った時のブルッとくる感じがどうも苦手です。
ボディマッサージは、円形型でスポッと入るスタイルです。
円の中心だとジェットの湯当たりが物足りないので、噴射口を周りながらジェットを体に当てていきます。
ジェットエステは、強烈パワーの1カ所噴射スタイルです。
腰から背中、肩にかけてほぐします。腿や足裏も気持ちいいです。
フィットエステは、寝風呂スタイルでジェット圧も弱く、
手足を伸ばしてゆったりくつろぐ感じで入ります。
体の力を抜くとジェット圧でプカプカと浮くような感じになります。
以上の3つは共に、1人仕様となっています。
バイブラは、ゆったりと5人程度くつろげる大きさです。
壁にお湯が流れている所があり、立って背中にお湯を当てる感じで、
立湯とも云うのでしょうか。余り見かけない機能です。
デンキ風呂は、ピリピリゾクゾクです。感電感覚を体験出来ます。
最後は薬風呂(低温湯)です。とてもクリーミーで肌がスベスベになる感じです。
横並びに2人、ゆったりと並んで入れる大きさで、ここが一番落ち着きました。
では、露天エリアに行ってみます。
ドアを開けると、正面に1人用の寝風呂があります。
半身浴か全身浴するかの微妙な深さになっているので、どちらのスタイルでも楽しめます。
お湯がチョロチョロと出ているので、その音を聴いていると、とても落ち着きます。
右手に、円形タイプの露天です。
広々と足を伸ばして入るには、3人位がいい感じです。
円形の場合、自然と円の内側に足を伸ばす格好となるので、
他人同士で目が合うのは、バツが悪い感じがします。
そんな時は、目を閉じて瞑想するに限ります。
露天エリアは、吹き抜けの中庭になっていて、架け橋があります。
その下に広がる広大な池。橋の先には渡り廊下に障子部屋が見えます。
地方温泉に来たような感覚に陥る風景です。
円形露天はなんだか落ち着かなかったので、
寝風呂露天でボンヤリと中庭を眺めながら、頭の中をリフレッシュさせました。
マンション風呂は、一戸建風呂と違ってマンションの大きさに依存してコンパクトな銭湯が
多いのですが、さすがに郊外の広い土地に建っているせいか、中も広々でした。
単なる銭湯と云うより、居酒屋を兼業している銭湯酒場みたいな所でした。
休憩スペースでのお客さんと店員さんのやり取りがとても家庭的で、
ほのぼのした雰囲気を感じました。
リピーターさんが多そうです。
多くの方は車で来店されているようなので、
アルコールの提供は大丈夫なのかと心配してしまいます。
くれぐれも飲酒運転はしないよう、お願いします。
ついに、銭湯ファン待望?の映画が公開されます。
最新の1010誌の表紙にもなった、『テルマエ・ロマエ』が2012年4月28日に公開です。
原作は累計500万部の驚異的な売上を誇っている漫画待望の映画化。
はたして、銭湯ブームは到来するのでしょうか?
少しでも銭湯が身近なものになって、活性化して欲しいものです。
映画のヒットに期待します。
では、第14回レポートを終わります。
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