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TAKE-LOG 竹ログ

三河木綿の手織体験 フルコースを選びました

「手織体験の綿から作るフルコースを学びたいのですが」
以前に予約を頂いたお客様がご来店です。

早速、綿繰り機が登場、
古くからある道具だが優れ物で、現代でも綿の種を取る
メカニズムは変わっていない

「不思議ですね、私が綿から種だけ取り除く作業は大変でしたのに」
ローラーの回転すると綿と糸が分離して綿を得ることが出来る機械だ。

綿繰り作業が終わると次は弓の登場である
弓の弦を綿に接触して弦を振動させるとその振動で綿の繊維が解れるのだ。
「不思議ですね」
「誰が発見したのでしょう」

以上の作業の写真は私が実演なので写真が無いのである。


次の作業は糸紡ぎで紡ぎ車が登場します
「私、この機械は見たことがあります」
「これは紡錘車です、つまり綿を糸に紡ぐ道具です」
「私。これをやってみたかったのです」

と、いう事で実際に紡いでいただきました。
「ハンドルを少し回して、そーっと綿を引いて」
「ハンドルを少し回して、綿をそーっと引いて」

「あら!、糸になるわ 不思議です」
「私でも糸が出来るわ、うれしい!」


6m程紡いだ糸を持って織機に座ると機織り開始だ。
「ドキドキします。いよいよ機織りですね」

50色程に染め分けられた糸の中から好きな色糸を選び
それをシャトルに巻くと織機に向かい機織りがはじまる


スタッフの指導で織物が出来るメカニズムと織機の操作法を学びながら
機織りが始まった。
「凄いわ織物が織れるなんて」
正確に織り進めて自分の紡いだ糸も織り込まれると
機織り作業の感激も最高潮だ。

「わー!綺麗に出来て嬉しい!」


最後に房を作るとコースターが完成、
「凄く楽しかったです」
「出来上がったコースターは最高の竹島土産ですわ」

織り上がった作品を掲げて素敵な笑顔で記念撮影
おめでとうございます!








蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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