おめでとうの挨拶も終わり、織の日々が始まった。
いよいよ風通織の組織に挑戦の額田のtoshieさんです
糸色は前々から狙っていた糸をゲットして、
整経も終わって織機に糸がかかり筬通しも終わり、
今は綜絖通しの最中だ。
「間違えがないかもう一度確認して」
綜絖通しが終わってホッとする間もなく
師匠からの劇が飛び緊張の検査の作業だ
「たぶん間違えは無いと思います」
多分ではダメだ。
「調べたらここが変でした」
このまま織り始めていたら織物を解き、織り直す時間と
労力は多大な負担になるところであったのだ
確認、確認、また確認
それは自分を確認する作業だ。
toshieさんのサイドの見直しと検査が続いていた。
