今日は朝一番にニュースが飛び込んできた
竹島の潮干狩りが日延べとなって4月17日まで中止となった。
潮干狩りの無い春の竹島なんて考えられないが現実である。
がっかりの気分で始まった今日の竹島クラフトセンターだが
午後には豊橋から通うHiramatuさんが緑綿の手紡ぎの作業を始めた
手紡ぎには白黒写真が似合う
何か時代を彷彿とさせて良い!
糸車の車輪の回転が表現出来たぞ
緑綿のグリーンも見えるだろう な?
(この写真だと、止まって見えて働く感が見えない)
働く、働く、糸車が回る
江戸時代には日本中で当たり前にやっていた作業だが
現代の歴史資料館などでは蝋人形が置いてあったりする、
そんな時代に逆らって竹島では手紡ぎ車が回るのだ。
白黒写真の時代と言えば私の子供時代にはカラー写真はなかった。
そんな時代よりもっと昔は母親の暮らした大正昭和の時代で
このたび同年代の橋田壽賀子さんがお亡くなりになりました
ご冥福をお祈りします。
ドラマ[おしん]を我が事のように見続け、
橋田壽賀子さんと同じ時代を生きた我が母が
”今は何か変だよ”
と98歳になる母が言う、
スペイン風邪流行が収束して
関東大震災の年に生まれた母、
盧溝橋事件から始まった日華事変、太平洋戦争へ、
そして結婚してすぐ夫を兵役に取られ
中国大陸へ出兵中に長男の私が生まれ、
数年後復員した夫は結核を患い
戦後の政治経済大混乱の中で子育てをした母が言うのだ
”今の時世は何か変だ”
(おかげさまで母はまだ痴呆では無い)