私は、小学校で開かれる三河木綿の手織り教室用の織機と部品の準備をする傍らガラ紡機の調整をした。
綿糸も羊毛も同時に紡げないか、
これが今日の調整の課題でした。
分銅の錘の調整と回転引き上げ速度の調整で
紡績機と言うより[自動手紡ぎ機]と言った方が良い機械となって来た
この紡績機は原理はガラ紡機を踏襲しているが、多段階で回転速度を微調整出来るので
ガラ紡実験機として使用する為に製作している
緑色の濃淡の糸はトップ染めの洋綿をガラ紡しています
右端と左端のグレーは羊毛ナチョラル原毛を、
赤濁色は羊毛トップ染めの原毛をガラ紡しています。
試行錯誤しながらも何とか紡ぎ上がったのが今日の課題の結果でした。
先日ガラ紡した糸は追い撚り作業をしながらドラムに巻き取り、
この後、撚り止めの作業をします。
完成したら枷の状態でお見せ出来たらと思っています。