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気まぐれ更新のブログ

鉄は「温故知新」をモットーに古いものから新しいものまでいけます。でも特には旧型国電や機関車ものです。

L6その後。

2016-03-05 23:41:06 | 鉄道模型

実物は昨年暮れに廃車になってしまいましたが、この115系ニイ車L6は4連でコンパクトながらも加工メニューがそこそこあり、「週末工場」にとってはやりがいのあるモデルです。

まず屋根上の片方のSIV配管を施しました。線材は硬度を考慮しφ0.3mmのステンレス材(SUS304)です。加工性を考えると真鍮線が望ましいところですが完成後に変な形に曲がったら、と変な心配をしてしまいSUSにしました。ただ曲げ加工はやはり大変で割ピン位置も微妙に曲がってしまった個所もあり

その後もう一方の配管も行いました。なお種車のクハは当然ボディも流用しますが何故か側面の板サボ受けのモールドがなく(実車にはあり)過去に購入していた旧国用箱サボパーツに付属していて遊休化していたパーツを取り付けました。また中間のモハユニットの側面方向幕は穴あけを行いましたが所定の大きさにするためにはヤスリを用いて拡大し仕上げる必要があります。その次に屋根とボディを固定した上で妻面の配線を行います。なおパンタグラフからの母線や作用管などは「バランスが悪くなる」懸念はあるもののSIV配管で骨が折れたので既存のモールドを使います。

さてクハの乗務員扉下部の取っ手をどのタイミングでつけるか・・・。

 103系の側面幕ですが、非冷房車に搭載された実績はなく、101系改造サハ103で冷房改造された車両に側面幕がない車両はあったと思います。また冷房改造でもJR化後のAU712や西日本のWAU何とか搭載車で側面方向幕が搭載されなかった車両があったような気がします。違っていたらすみません。


数年越しの製作。

2016-02-25 21:24:15 | 鉄道模型

週末工場では只今こういうのを製造しております。

 

タネ車は入手しやすさと価格の関係でK社の113系(数年前に入手)、但し113系にはなりません。ほぼ種明かしですがモハユニット車体は115系初期車、種車の下回りとパンタを流用します。一方クハは屋根加工はありますがまるまる使います。クハは一体モールドの冷房機と通風器を撤去、別物の冷房機器類用の台と配線用ベースを貼り付けました。通風器は別パにします。トイレのないクハは助手席後ろの戸袋窓を拡大、これはクモハ115を種車にすれば屋根の改造と床板の入換は必要ですが車体は雪切室を削るのみで済みます。暖かくなったら他の車両も含めて塗装に入れるように塗装前までの作業を行います。配管及びランボード設置がこれからのヤマ場となります。ハンドメイド改造で大量生産感を出すのはなかなか難しい。

次はこの辺か。

 


消息確認?

2016-01-21 00:33:27 | 鉄道模型

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年明け更新が随分と遅くなってしまいまして消息確認?です。

年明け早々テレビでは色々なことが起きているようですが、その話は我々トーシロでは分からない世界の話でありコメント不能なので割愛、もし後日にコメントができるようならします。

それとバス事故が相次いでいるようですが安さを追求する風潮はそろそろ考え直し、適正な価格とは何ぞやということを考えた方がいいと思いますね。そして夜行列車というものを再評価してもいいのではないでしょうか。

で、年明け以降は鉄は一切しておらず、なのでこんな状況です。

でも春になり気温が上がってきたら模型の塗装作業をやりたいと思っております。数年越しの旧型国電や新潟管内をこの前まで走っていた編成とか、仙石線の幻編成とか、はたまた手持ちの余剰キットやスクラッチで何かできないかと画策中。春までに塗装前作業を完了できるのが条件です。果たしてどこまでできることか。

 

 

 

 


配給とまたまた仙石73系・103系。

2014-02-02 23:42:20 | 鉄道模型

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SL銀河用PDC配給を先日撮影してきました。午前中用事があったので近くでは撮影できなかったため一ノ関まで行きました。前の日は視界が利かないほどの吹雪だったとのことでしたが当日は雨。もっともこの場所は晴れるとこの時間帯は逆光になるので仕方がないところです。

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仙石線の73系や103系の進捗状況です。パーツ取付がだいぶ進んできました。初めての試みとして、正面は組み立て式箱サボとワイパー、側面は車票差しとタブレット保護網の取付を行ってみました。

パーツの取付ですが、主にピンセットを用いております。ところがピンセットだと「飛んで」しまうほどの形状のパーツもあります。現に今回も何度か「あ゛ー」という声とともにパーツを弾丸のように飛ばして紛失してしまいました。そんな時、最近うちの下の子がアクセサリーの自作に興味を持つようになり、その材料購入でユで始まる東京が本社の某大手手芸店に行ったときに「マジカルピック」という、吸着式ピンセットなるものを発見。細い棒の先端にゴムみたいな吸着体があり、この吸着力でストーンやパーツなどを保持するものです。これを使ったところ非常に便利です。「マジカルピック」で検索してみて下さい。この他にも何種類かあるようですが未確認です。

103系ですが、GMのevoシリーズのは塗装を自分でやるってことは、混色編成も作ることだって可能。むむむっ、悪夢の平成6年だったけどその時の助っ人編成も可能か・・・。



PS11など。

2014-01-25 23:38:02 | 鉄道模型

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仙石線Aタイプ様よりPS11の話があったので、論より証拠ではありませんが写真を見ていたいた方がお分かりいただけると思いましてコメントではなく写真つき記事にて失礼いたします。

PS11というパンタグラフですが、上記2枚の写真のとおりの、上下の枠の補強材がX字に入っているものです。戦前型電気機関車やEF5861なども搭載しているPS14に似ています。PS11は戦前型の電車に搭載されておりました。PS13はロクサン型から登場したパンタグラフで、PS11よりも若干新しいです。但し戦前型でも後でPS13に換装された車両もあります。仙石線のクモハ54はPS13になっていたようです。本山支線に最後まで残っていたクモハ42に至ってはPS11→PS13→PS16と換装されました。逆に1枚目の写真のクモニ13ですが、PS13が本来だと思ったのですがPS11になっております。豊橋区に80系になる前にいた戦前型に仕様を合わせたのかもしれません。

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PS14を搭載しているそのロクイチです。形状はPS11に似ておりますが機構が異なりますし大きさも異なるように見えます。PS11は電車用なのでバネ上昇・空気下降方式ですが一方のPS14は電気機関車用なので空気上昇・バネ下降式です。なのでNゲージでは近年までPS11が製品化されていなかった時代はPS14で代用していたことが多々あったようです。現に私もそうしようとしていた矢先でした。今ではK社のASSY及びT社からも鉄コレ用に出ておりますので苦労はしなくなったと思います。

クモハ53の合の子は自作するとしたら本当に大変ですもん、本当に完成品が登場してよかったです。

キニ55ですがボナの金属キットです。スユ15の後期型、ボナから出ているようです。ちなみにキングスは最近廃業したらしいです。レイルロードは聞いたことがありますが言われてみると最近全く聞きません。金属キットパーツ関係メーカーだと他にはKitcheN、トレジャータウン、レボリューションファクトリーなどもあります。

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クハ79900、製作中。前面の屋根カーブなどまだまだ調整する必要があります。実は床下に問題がありまして種車がクモハ73の近代化改造車であり、一方製作するのはクハなもんですからT社純正の下回りのストックが現時点では一切ありません。G社のを流用するしかなさそうです。屋根はクモハ73の近代化改造車のが余るので加工して流用します。


遅ればせながら本年最初の記事。

2014-01-22 01:31:53 | 鉄道模型

本年もどうぞよろしくお願いいたします。
実は年が明けてからというもの、何だかんだで本格的な鉄をやっておりません。外業はそんな案配ですが内業の方をやっておりまして、「仙石線プロジェクト?」を再始動させております。今は寒いので塗装は厳しいため塗装の前段である、くみ直しやパーツ取付などを行っております。

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屋根の通風器を台座+押し込み型に交換する車両もあります。この写真のクハ79369は押し込みにします。ちなみにこの車両、製品では三段窓でしたが79369はA更新のアルミ二段窓(上下1:1のタイプ)なので元の窓桟を削りアルミ窓が入るようにしたのですが戸袋窓は前のパーツを使わなければなりません。窓ガラスがつぎはぎになりそうです。

全金編成ですが、動力の問題が一応解決しましてあとは連結器改造が難題かと。パーツ取付も徐々にやっています。

一方新性能車両103系も着々と。RM144編成を作ろうとしておりまして、クハ103-586の乗務員ドアと客室ドアとの間の窓埋めを行いました。また両先頭車には標識灯掛けを設置しました。但し冷房装置が製品に入っているのだとステンレスのキセでないタイプなのでステンレスキセのタイプ(横断方向にリブが入っているタイプ)を別途購入しなければなりません。

とにかく、作業をやっていくと、ひょんなことからうまくいったり、一方で思わぬ落とし穴があったり、さーどうすうるの連続です。

なお今回の車両について、標識灯掛けは先頭車両のみ取付、車票は原則旧性能車両のみ取付、押し込み通風器は台座を介して改造対象車両に取り付け、正面板サボは設置、ジャンパ栓は下り方先頭車に原則設置、手すりは原則別パーツ化しない(私のような使い方では別パーツにした手すりは耐久性に難ありと判断しました)、ワイパーを設置。洗浄→金属部プライマー→サフ吹き→本塗装という考えというか仕様でやっております。

まぁすぐにできるもんでないし気長にやっていきます。なおこの後は飯田線、常磐荷物気動車・・・と続く予定です。


さて、塗装をどうするか?

2013-02-22 00:08:11 | 鉄道模型

例の仙石線の旧型国電ですが、隠ぺい力が強いと言われるF-Model(ガイアノーツのOEM)の塗料を使うことにしました。金属キットはプライマーのみならずサフを吹くことは決定している(昔サフ吹きしないで金属地が隠ぺいせず苦労した経験あり。赤色ですが)のですが、既存品を塗り替える車両について、プラスチックは黒色で塗装が茶色ですのでこのまま黄緑を塗ったらいくら隠ぺい力の強い塗料とはいえ厳しいのではないかと(現に仙石線Aタイプ様のアドバイスもありましたので。この前はお世話になりました)。そこで表面に「足付け」をした上でサフ吹こうかと。サフは白?灰色?何となく白い方が黄緑の発色がよさそうなイメージもあるし・・・。もっともまだエアブラシを購入していないし塗装に適した気温になっていないしパーツ取付も残っているのでもう少しゆっくり考えます。

サフ(サーフェイサーの略)ですが、白や灰色だけではなくてフィギュアに適した肌色とか、黒、さび止め色、シルバーまであるようです。

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黄緑6号はそのままでなく白を少しブレンドすると当時の仙石線っぽくなると聞きました。そうすれば隠ぺい力も少し向上するようです。但し塗料は色を混合することで彩度は多少犠牲になるようです。

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この色はセオリーどおりクリーム色から吹きますよ。シルヘッダーがガイドにもなりますし。予定では当時の辰野から中央東線茅野までの朝の列車を想定した

クモハ51200+クハ47009+クハ68418+クモハ61004+クハ68400+クモハ53007

の6両を当面は予定しておりますが鉄コレ活用でさらに

クモハ54002+クハ47069+クハ68414+クモハ43015

あたりも検討中。クハユニやクモハユニあたりも考えたのですがまだ先ですね。

旧国は大糸線あたりも興味がわきます。特にサハ57改造のクハ55。乗務員室が狭く乗務員から評判が悪かったみたいですがあの中間車のような貫通ドアむき出しの前面は強烈な印象を持っております。


今年初鉄。長い文章失礼します。

2013-02-12 00:45:11 | 鉄道模型

11日今年初めて鉄しました。DE10貨物でしたがうまく撮影できず。あと利府の新幹線車両センターにE6系の量産先行車S12編成が撮影しやすい場所にいたので撮影しました。S12は側面にまだロゴが入っておりません。

実はここ最近、模型を作り始めております。現在手掛けているのは仙石線の73系で今の所T社の車両をネタに、一部G社とB社のも入れます。アコモ車以外では希少であった両端クハ編成を2つ、うち1編成はオール全金属車編成とします。今手掛けているのは全金属編成でない両端クハ編成、石巻方から79369+72582+72562+79900です。79369は仙石線では唯一の300番台(借入車を除く)で、その昔は常磐線も走っていたらしく、常磐無線の撤去跡が残っていたそうです。通風器は押し込み型に改造されております。72582、72562はモハの500番台、モハ72系では多かった500番台でも仙石線ではこの2両だけ。72582は宮城県沖地震で地震時に台検を受けていた72132が被災し台枠が曲がり廃車となったために、南武線でさよなら運転を行った編成中に組み込まれていた当車が急遽転入したものです。但し仙石線での活躍は僅か1年余りでした。A更新を受けていたモハ72も仙石線ではこの582だけでした。72562はその前から活躍をしていましてB更新ながら通風器がグロベンのままです。79900は元ジュラ電改造車で全金属試作車です。横は79300番台のA更新車に似ていますが乗務員扉が新性能電車と同じタイプです。正面窓が独特で傾斜がなく一段引っ込んだような形です。そのうち両方のクハを手掛けており、間もなくモハを手掛ける予定です。クハ79900の種車は実は鶴見線セットに組み込まれていたクモハ73の近代化改造車で、横にウィンドシルヘッダーを接着し、正面窓を作りこもうとしているところですが壁にぶち当たり、正面をイチから作り変えるかギリギリ使うか再検討中。79369は昔購入していたT社の300番台で、側面の三段窓を削り1:1の二段窓をはめ込むための鑢掛けまで終わりました。こちらは屋根の加工がありますが前面の箱サボとステップを取り付ければ塗装に入れるような段階までたどり着けました。モハ車はB社の金属キットを組み立てます。モハの台車は鉄コレで余剰となったものを流用し、動力も鉄コレ用を使う予定です。

仙石線の旧型国電は他にも個性的な面々がいるので全車両とはいかないまでも作っていきたいと思います。なお飯田線の戦前型も仕掛品があるので恐らく仙石線の後になるかもしれませんが組んでいきます。

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72・73系鶴見線全金属編成。

2012-09-03 00:03:09 | 鉄道模型

入手しました。噂ではこれまでのT社としての旧型国電シリーズとは異なり大人気商品となっているようです。「バカヤロウ、勿体ない」と言われそうですがこのままの姿で使いません。塗装を変更し動力を組み替えます。何色かは今までの流れから皆様御存知かと思います。最も身近な某路線の、幻の全金4連を再現するのです。余剰車が出ますがこれは動力を別な車両用に転用します。余剰車の車体は試験塗装用とガラスを別な車両に転用します。昔ある超有名料理人が言っていましたが「素材は成仏させなければならない」・・・100%そうすることは残念ながら無理ですがまさにそれに近づけようとしております。作業は気温がもっと下がってから行う予定です。

 

ちなみに私は原型至上主義ではありません。特にその土地の実情に合うように改造された姿も好きです。特に旧型国電は。

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クハ79920、やはりこの車両は最高です。特にアコモ車以外はレアだった石巻方クハの1両だった943番はよかった。特別快速運用に入ると喜んだものです。仙台方の926番は全金車で唯一通風器が押し込み型に改造された車両で、仙石線での活躍も長く気動車色時代からいてしかも気動車色の当時は誰が書いたんだろうみたいな立派な毛筆体の方向幕を活用していたみたいです。やばい、旧型国電の話になると止まらなくなってしまいそうです。165系の話もありますがここは腰を据えて旧型国電関連の棚上げになっている車両を含めて進めていきたいと思います。


模型の話。

2012-08-15 00:24:49 | 鉄道模型

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上記写真のタイプを本日引き取ってきました。

今月末?に73系全金属編成鶴見線が発売になりますがこれを塗り替えて幻の全金4連に仕立てようと画策中。色は無論あの色です。目が肥えてしまいGMキットでは満足できなくなってしまいました。私は悪い子です。余った車両はボディは塗装し直しと塗装剥離試験(剥離した方がいいか、上塗りでやった方がいいかこれで判断します)に、ガラスは車両改造用に、動力は1つは台車を強引にチェンジしてモハ車に流用、残は以前購入していたある車両へ流用します。なおこれが現時点では最後の予約車両で、購入した後は車両増備を当分ストップする予定です。但しよほどの車両が発売予告されれば別ですが。オロハネ10とクモヤ495系、予約していなかった・・・。

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