まず、寒冷地タイプのシャッター式タイフォンカバーが閉じている写真はよしで開いている写真は×だという風潮があることをここ最近薄々は感じていましたが、はっきりとはこの一件で初めて知りました。
そもそもシャッター式タイフォンカバーは開くのは当たり前でしょうに。閉じた状態を維持しようと悪戯行為をする、言語道断です。保安装置に悪戯をしたことに他なりません。非常ボタンに悪戯するのと同じ行為です。しかもシャッター機能は保守が案外手間がかかるという話も聞いたことがあります。雪が詰まるのを防ぎつつ警笛吹鳴機能を維持するための機能なのですから。警笛は列車接近などの危険防止の意味もあるわけです。
そしてタイフォンシャッターが開いた写真はそんなにダメな写真なのでしょうか?私はそうは思いません。線路に近接して鳴らされるなどと言うのは良くないことですがそれでなくとも吹鳴が義務付けられている場所だってありますし我々には分からない何らかの別な用件で鳴らすことだって考えられます。また止む無く不慮にシャッターが開いた状態になってしまうことだってあり得ます。
悪い事するんじゃないぞと言う戒めの意味と、上記のような風潮に一石投じてみたくなり書き込みをしました。