軽井沢高校 校長日記 2012・2013

軽井沢高校の様子を校長の視点から伝えたいと思います。ご愛読願います。

10月29日(火)つくばでの校長研修のこと 2013-149

2013-10-29 20:03:52 | 日記

 先週の校長研修のことを、今日は少し書きたいと思います。

 私としても、この「校長日記」で研修の成果を明らかにすると、事前に申告していたからでもあります。

  

研修センター食堂前

朝・昼・晩とお世話になりました。

研修センター内部

講堂

講義をここで受けました。

KJ法を利用しての学校改革演習

班別に「学校改革」演習中

「学校改革」演習中

「リスクマネジメント」班別研修中

法規演習中

法規演習中

 今回の5日間の研修内容は、「校長マネジメント研修」というものでした。

 学校で「マネジメント」が必要と言われるようになったのは、それほど昔のことではありません。

 この10年くらいだと思います。

 なぜ、「マネジメント」なのかといった「そもそも論」から始まり、「新しい時代の教育」、「学校ビジョンと戦略」、「学校評価」、「新しい時代の学校マネジメント実践」、「リスクマネジメントに関する講義と演習」、「教職員のメンタルヘルス」、「スクールコンプライアンス(学校運営演習)」、「マネジメントの実践に向けての講義と演習」、「リーダーシップとマネジメント(民間に学ぶ)」といった講義と演習を5日間、行いました。

 とりあえず、今回の研修のまとめをしっかり作成し、本校で研修としてできるものは、職員研修会を実施し、校長会等で研修報告を行おうと思っています。

 講義の中で、「教師は、変化を受け入れ、自分なりに対応方法を変革する」ことが重要だという話をお聞きしました。変化に対応できない教師、すなわち、新しい教育内容、教育技術についていけない教師であってはならないし、変化に押しつぶされたり、変化を受け入れられず、今までの自分を頑なに押し通そうとしたり、変化を漠然と受け入れたが、自分なりの対応方法での変革をしない場合は、今、とても「つらい教師」になっているかもしれないとうことです。

 その講義の中では、「教職のやりがい感」についてのお話もありました。

 この日記をお読みの先生方、自分のやりがいはどこにあるのか、自分なりに考えてみてみませんか。「教職のやりがい感」を実感するのはどんな時かということです。もし思いつかないようならば、今、自分が欲しているものを追求することから始めてみませんか。そんな話もありました。

 自分自身ハッとされられた言葉も紹介します。

 「校長になり成長が止まってしまう人がいる」とのお言葉です。「校長になることが目的」であると、それ以後の成長が止まってしまうということでしょうか。自分なりにきちんとこのへんは整理しながら、日々、自分を鍛えていかなければなりません。

 最後に、校長として、在職高校でのビジョンの立て方についてです。

 この演習が大変参考になりました。

 一人で考えてもダメです。職場のみんなで、どんな学校を作っていくかを考える。もちろんそこには校長としての意思は反映されますが、「皆で作り上げる(協働)」意識がないと学校は回っていかないということでしょうか。

 5日間の研修で、これだけしか学んでこなかったのかと、読者の皆様に思われても困りますが、書けないこともありますので、今回の研修についてはこのくらいにします。

 そうそう、大事なことを書き忘れるところでした。今回の研修で知り合いとなりました全国各地の校長先生方には大変お世話になりました。また、今後も様々な面でお世話になることもあろうかと思います。その節はよろしくお願いします。

 また、講義の中で紹介していただいた参考図書も早速、日曜日に注文しました。

 本日午前中、注文した本が届きました。これから読み始めます。

注文した本の一部ですが、こんな感じです。

 学校では、本日、ストーブの試し焚きを行いました。

 つくばから戻ってきたら、軽井沢は毎朝冷え込んでいました。昨日は最低気温が2℃でした。

 明日は水曜日ですので、職員会議の予定日だったのですが、軽井沢中学校との職員交流会を予定していますので、本日、職員会議を前倒しで行いました。

 話は変わり、本日の信濃毎日新聞の朝刊に、70周年記念式典の模様が掲載されました。ありがとうございました。許諾許可がおりしだい、本校のHP上にアップします。


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