10月28日から、
来春に行われる関東大会の東京都地区予選が始まる。
いわゆる新人戦。
関東大会自体はもちろん全国大会はない。
代表の試合で言ったら、
アジアカップというイメージだろうか。
去年の新人戦で敗退してから、
今のチームとして新しくスタートを切った。
前回の新人戦敗退後、
高2のほとんどがサッカー部を引退した。
サッカー部を卒業した、
という表現の方が適切だろうか。
その時、残った高2も
春のインターハイの都大会でサッカー部を卒業した。
関東大会予選(新人戦)と後期リーグ戦で
ほとんどの高2がサッカー部から卒業し、
受験勉強に専念する、
というのが今のチームの慣例になっている様子。
この大会にかける選手達の思いは、
軽くはないだろう、
ということは推測するにあまるものがある。
個人的には全員を試合に出場させたいが
大会自体が一発勝負のトーナメントであり、
チーム自体も勝つために練習してきている以上、
現実的には全員を試合に出すことは難しい。
チーム自体の人数が11人でなければ
競争原理が働く以上、
試合に出る選手出ない選手がどうしても出てきてしまう。
それでも、
選手達は試合に出ることを考えて
テスト期間中も真剣に練習していた。
選手達のこのような必死な様子を見る度に
サッカーというスポーツの本質を意識する。
よく言われることであるが
『サッカー(フットボール)では
ボールに触る時間は2分もない』
『ボールに触る時間で何ができるか?
というのも大切だが
それと同じ位に、
ボールのない時に何ができるのか?
ということも極めて大切なこと』
シュートを決めたFWが王様だとか、
ボールを持っている選手が主役だとか、
プレーの経験が少ない方や、
試合を見る機会の少ない方は
そう思うのかもしれない。
でも、
プレーするにしても、
見るにしても、
ある程度、経験のある方には
「ボールのないところの動きが試合を決める」
ということを知っている。
【オフ・ザ・ボール】の重要性は
チームの活動でも同じように考えられる。
チームの強さは、
試合に出る選手だけで測られるものではない。
試合に出れなかった選手が
どのような意識で
普段から練習しているのか?
試合を見ているのか?
試合に出場できなかった選手の悔しさは
その本人にしかわからないし、
最後の大会であれば
なおさら悔しいとは思う。
それでも、
悔しさをかみ締めている選手がどういう気持ちで
試合を見ているか?
気持ちの上で試合に参加しているのか?
普段から練習しているのか?
試合に出ていない選手の気持ちこそが
そのチームの強さのバロメーター。
確かに、試合に出れない選手に心の中に、
悔しさがなくなることはないし、
場合によっては
嫉妬等の後ろめたい気持ちもあるのかもしれない。
でも、悔しさや嫉妬心よりも
味方を応援する気持ちが
少しでもいいから上回ってほしい。
Jリーグやいろいろな国々で
クラブチームを応援しているサポーター、
また国の代表を応援するサポーターは
試合に出れなくても、
何かできることがあるのではないか。
応援はできるのではないか。
そう考えてグランドに行き、応援する。
そのサポーターの気持ちが
試合に出ている選手を支え、鼓舞する。
試合に出ている選手は
自分の持っているものを全て出し、
気持ちを入れて、
責任感をもって、
プレーすることが求められる。
試合に出ている選手が主役で
出ていない選手が脇役ということではない。
【オフ・ザ・ボール】の重要性から考えると
ボールのないプレーこそにサッカーの本質がある。
個人的な解釈ではあるが、
「チームの為にプレーする」
「人を助ける」
「人を助けて、自分も活きる」
というメッセージこそが
サッカーもしくはフットボールの本質だと考えている。
そのようなメッセージを
練習や試合を通じて、
選手達に伝えていきたいと思っている。
「チームを支える」という気持ちこそが
チームの強さを支える原動力になる。
チームが強くなるために、
一人一人が頑張って練習し、
たとえ、試合に出れなくても
純粋に試合に出ている選手を応援し、
チームを支える気持ちを持ち続ける。
理想かもしれないが、
その理想に少しでも近づけるように
今日も練習に臨みたいと思う。
来春に行われる関東大会の東京都地区予選が始まる。
いわゆる新人戦。
関東大会自体はもちろん全国大会はない。
代表の試合で言ったら、
アジアカップというイメージだろうか。
去年の新人戦で敗退してから、
今のチームとして新しくスタートを切った。
前回の新人戦敗退後、
高2のほとんどがサッカー部を引退した。
サッカー部を卒業した、
という表現の方が適切だろうか。
その時、残った高2も
春のインターハイの都大会でサッカー部を卒業した。
関東大会予選(新人戦)と後期リーグ戦で
ほとんどの高2がサッカー部から卒業し、
受験勉強に専念する、
というのが今のチームの慣例になっている様子。
この大会にかける選手達の思いは、
軽くはないだろう、
ということは推測するにあまるものがある。
個人的には全員を試合に出場させたいが
大会自体が一発勝負のトーナメントであり、
チーム自体も勝つために練習してきている以上、
現実的には全員を試合に出すことは難しい。
チーム自体の人数が11人でなければ
競争原理が働く以上、
試合に出る選手出ない選手がどうしても出てきてしまう。
それでも、
選手達は試合に出ることを考えて
テスト期間中も真剣に練習していた。
選手達のこのような必死な様子を見る度に
サッカーというスポーツの本質を意識する。
よく言われることであるが
『サッカー(フットボール)では
ボールに触る時間は2分もない』
『ボールに触る時間で何ができるか?
というのも大切だが
それと同じ位に、
ボールのない時に何ができるのか?
ということも極めて大切なこと』
シュートを決めたFWが王様だとか、
ボールを持っている選手が主役だとか、
プレーの経験が少ない方や、
試合を見る機会の少ない方は
そう思うのかもしれない。
でも、
プレーするにしても、
見るにしても、
ある程度、経験のある方には
「ボールのないところの動きが試合を決める」
ということを知っている。
【オフ・ザ・ボール】の重要性は
チームの活動でも同じように考えられる。
チームの強さは、
試合に出る選手だけで測られるものではない。
試合に出れなかった選手が
どのような意識で
普段から練習しているのか?
試合を見ているのか?
試合に出場できなかった選手の悔しさは
その本人にしかわからないし、
最後の大会であれば
なおさら悔しいとは思う。
それでも、
悔しさをかみ締めている選手がどういう気持ちで
試合を見ているか?
気持ちの上で試合に参加しているのか?
普段から練習しているのか?
試合に出ていない選手の気持ちこそが
そのチームの強さのバロメーター。
確かに、試合に出れない選手に心の中に、
悔しさがなくなることはないし、
場合によっては
嫉妬等の後ろめたい気持ちもあるのかもしれない。
でも、悔しさや嫉妬心よりも
味方を応援する気持ちが
少しでもいいから上回ってほしい。
Jリーグやいろいろな国々で
クラブチームを応援しているサポーター、
また国の代表を応援するサポーターは
試合に出れなくても、
何かできることがあるのではないか。
応援はできるのではないか。
そう考えてグランドに行き、応援する。
そのサポーターの気持ちが
試合に出ている選手を支え、鼓舞する。
試合に出ている選手は
自分の持っているものを全て出し、
気持ちを入れて、
責任感をもって、
プレーすることが求められる。
試合に出ている選手が主役で
出ていない選手が脇役ということではない。
【オフ・ザ・ボール】の重要性から考えると
ボールのないプレーこそにサッカーの本質がある。
個人的な解釈ではあるが、
「チームの為にプレーする」
「人を助ける」
「人を助けて、自分も活きる」
というメッセージこそが
サッカーもしくはフットボールの本質だと考えている。
そのようなメッセージを
練習や試合を通じて、
選手達に伝えていきたいと思っている。
「チームを支える」という気持ちこそが
チームの強さを支える原動力になる。
チームが強くなるために、
一人一人が頑張って練習し、
たとえ、試合に出れなくても
純粋に試合に出ている選手を応援し、
チームを支える気持ちを持ち続ける。
理想かもしれないが、
その理想に少しでも近づけるように
今日も練習に臨みたいと思う。