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 さて、ようやく「Might and Magic VII」本編のスタートです。



 ゲーム起動後のアニメーションシーンに登場するのは、前作「Might and Magic VI」で石化から解放された、かのアーチバルド・アイアンフィスト。どうやらゴブリン達の王に納まっているようです。
 領地に侵入してきたエルフの集団を蹴散らしたという部下の自慢話は適当に聞き流すアーチバルドでしたが、海から現れた謎の黒ずくめの集団が現れ、その胸に黒い四角い箱が下げられていたという報告を聞くと、急に目の色が変わります。その集団は翌朝には姿を消しており、後にはその者たちが着ていたスーツが残されているのみ。アーチバルドはカレッグ中尉に、その謎の集団を探し出すよう命じたのです。



 場面変わって、ニューゲーム直後のアニメーションシーン。
 MM VII の冒険は、エラシアの南東に浮かぶ、エメラルド島から始まります。冒険者達が参加しているのは、スカベンジャーハントと呼ばれるコンテスト。これを勝ち抜けば、エラシアでも有数の風光明媚な土地である、ハーモンデイル城とその領地を手にすることができるのです。太っ腹ー。
 コンテストの内容は、島内を探索し、定められた品物を集めてくるというもの。集めなくてはいけないアイテムは、豪華な帽子、赤いポーション、ロングボウ、貝殻、楽器、月の紋章が描かれたフロアタイルの6品。なんかしょぼいものばっかりですね。
 しかしこのエメラルド島、なかなか危険なところでもあります。既にコンテストに参加している三名の冒険者が行方不明になっています。噂では、島内にある洞窟には、ドラゴンが棲みついているとかなんとか……。



 アニメーションシーンも終り、ようやくこちらを主人公とした冒険の開始です。

デラクルーズ レベル1 パラディン
パリデス レベル1 モンク
メディーナ レベル1 レンジャー
パットナム レベル1 アーチャー

 エメラルド島での冒険はチュートリアル的なものなので、まずはガイドのマーガレットの解説で、この島および、このゲームについての基礎知識を学んでいきます。いろいろと忘れていることもあるので、エメラルド島にいる間は、初心者モードでプレイしていこうと思います。

 まずは街を探索。店だの神殿だの魔術ギルドだの、基本的な建物が並んでいます。買い物をするにも、初期状態では所持金が200Gold しかないので、たいしたものも買えません。そこで全額はたいて、「風」「炎」「肉体」「心霊」の各ギルドに加入。なんか金の使い方を間違えた気もしますが、まあ気にしない方向で。
 次いで、コンテストの主催者であるマークハム卿を訪ねます。この人が、元々のハーモンデイルの領主なわけです。マークハム卿はしきりにハーモンデイルの良さを説きますが、ハーモンデイルがあるのは、「HoMM III」でも出てきた、エルフと人間の領地に挟まれた国境地帯。国境争いで紛争の絶えず、マークハム卿も領地経営の大変さに悲鳴をあげ、領主の地位を投げ出したというのが実際のところだったりするわけですが、これはプレイヤーのメタ知識。キャラクターの4人衆は、領地を貰うためにコンテストに全力投球するのです。コンテストとは別に、行方不明になった参加者の情報を得るというクエストを受け、島内の探索を開始します。

 最初に到着した船着場は島の南東部なので、海岸沿いに北へ進んでいくと、島の北部で<非情なる者>モルカラックが棲む、ドラゴンの洞窟を発見。ここは後で訪れなくてはいけないのですが、まだドラゴンの顔を拝むのは早いのでスルーします。
 マップ北西部には、かなり多量のドラゴンフライの群れがいます。遠距離から弓でちくちく倒していくのですが、この段階でデラクルーズとパリデスが弓を持っていないことに気がつきます。しまった、早く弓持たせないと……。
 こちらが死にそうになったこともあるのですが、海岸端で戦っていると、敵の死体が海に落ちて金を回収できなくなってしまうことがあるので、適当なところで切り上げます。

 内陸の方に戻って、「デイオブザゴッド」の台座を発見。「デイオブザゴッド」は全ての能力値を+50する便利呪文。初期能力値が最大30であることを考えれば、いかに凄い値かがわかると思います。これがあれば、大分楽に冒険を進められそうです。
 能力値アップポイントとしては、恒久的に幸運を合計16ポイント上げられる泉があり、そこで全員4ポイントずつ幸運度を向上させます。他にはHP、MPを一定量回復させられる泉と、一過性の効能ながら、耐炎アップの泉、耐炎の台座、「ヘイスト」の台座があります。この辺は効果が切れたらすぐに訪れて、常に効果を持続させる方向で頑張ります。

 今度は島の西部からドラゴンフライの群れを攻撃。雑魚ドラゴンフライは弱いものの、炎を吐くファイアードラゴンフライは結構厄介です。しかしエメラルド島にはそれを見越したように耐炎をアップすることができる泉と台座がありますので、「デイオブザゴッド」の力もあり、先ほどとは見違えるほど楽に倒していくことができます。うひょー。何度か引き返して体力を回復しつつ、海上にまで逃げていった何匹かを残し、ドラゴンフライを掃討しました。追撃してもいいんだけど、海上で倒すと金を回収できないので、また陸地に戻ってきてからでいいや。
 ドラゴンフライのいた辺りに小屋があり、中には宝箱が4つあります。開けてみると、小銭や武器に混じって、クエストアイテムである貝殻が入っていました。ついでに赤いポーションの材料となるウィドウズウィープの実もあったので、体力回復の赤いポーションも練成。ポーションを合成するには錬金術のスキルが必要なのですが、この薬草をひとつ放り込むだけのいちばん簡単なポーションだと、スキルなしでも成功させられるみたいです。これでクエストアイテムのうち2つを入手。



 次は滝の上にある月の神殿。中は洞窟のようになっていて、ネズミだの、コウモリだの、クモだのがわらわらとやってきます。電撃を放ってくるヤツもいたりしますが、基本的には力押しで全部撃退。奥に進むと神殿らしく、人口の広間が現われます。火の玉みたいなのが行き交う通路を抜け、書斎のようなところでたくさんのスクロールとともに月の紋章が描かれたフロアタイルを発見します。あんまり気にしてなかったけど、月の神殿だから月の紋章なのか。それからベッドルームを抜けた先で、豪華な帽子も発見。これでクエストアイテム2つ入手です。
 神殿の奥のほうに、マークハム卿の部下らしきソードマンが何人かうろうろしていたけど、何してたんだろ? 意味ありげに固有名詞のついているヤツもひとりいたし。

 ここで一旦レベルアップ。全員3レベルになりました。
 まずはデラクルーズとパリデスに弓を装備。デラクルーズには肉体魔法、パットナムには炎魔法、メディーナには鑑定、パリデスには解除のスキルを憶えさせ、これでどうにか形が整った感じです。
 トレーニングしている間にドラゴンフライの群れが復活していましたが、スキルアップしたためか、前回よりも容易に撃退。なんか気分いいですなぁ。



 さて、いよいよドラゴンの洞窟へ。中は巨大な広間になっていて、その中央で悠然と羽ばたいているのが、この洞窟の主である、レッドドラゴンのモルカラック。辺りには、無数の骨と財宝が散乱し、ネズミも何匹かうろついてています。
 さすがにレッドドラゴンとまともに対峙することはできないので、洞窟内を走りながら、落ちているものを片っ端から収集します。役に立つものも立たないものもありますが、今重要なのはクエストアイテム。洞窟内で、コンテストに必要なロングボウと、そしてドラゴンに殺されたのであろうコンテスト参加者の盾を発見します。パリデスとメディーナが意識不明に陥りますが、どうにか無事に洞窟から生還します。ふぅ。
 ネット上にはこのドラゴンを頑張って倒す猛者もいるようですが、私は面倒くさいのでやりません。

 コンテストクリアに必要なのは、あとは楽器のみ。楽器ってどこで入手するんだっけ? と、島内をうろうろしていたら、海岸端で手付かずの宝箱を発見しました。中に楽器は入っていないのですが、こういった細かいところをないがしろにしていては、Might and Magic を真に楽しむことはできません。まなじ以前の経験があるだけに、ちょっとプレイが雑になっていたようです。反省。
 楽器は結局、船着場近くにいた女性から、リュートを500Gold で購入しました。ちょっと高くね?

 アイテムを全部収集して、コンテスト本部へ。ドラゴンに倒された参加者の盾を見せたら、マークハム卿は「本当にドラゴンなんていたのか! みんなが言っているドラゴンとは、ドラゴンフライのことだと思っていたよ!」とかのんきなことをほざきますが、とにかくウチらがコンテストの勝者です。さらさらと書類に署名して、正式にハーモンデイルの領有権を手にすることができました。
 ハーモンデイルに向かう前に、料金が安いであろうエメラルド島で4レベルまでレベルアップ。うーん、以前のプレイでは5レベルまで上げたような憶えがあるのですが、気のせいかな……。ま、いいけど。

 この段階で、スクロールに混じって、日誌の一部というアイテムがあることに気がつきました。日誌の内容はこんなかんじです。
「...エメラルド島に到着して1日目。マルウィックと名乗る見知らぬ男が近寄ってきた。彼の申し出は奇妙なものだった。「報酬の前払い」としてワンドをくれるというのだ。我々は彼の申し出を断った。島の北東部に向かって歩き去る我々に、彼は笑いながら「また会うことはわかっている」と大声で言った」
 うーん、いつ入手したんだろ? ドラゴンの洞窟でやられた冒険者たちかな? ま、今はいいか。

 船に乗りこんで、いよいよハーモンデイルへ! ハーモンデイルはエルフの国・トゥラリアの端に位置しているのですが、実はこの周辺はゴブリンの脅威に晒されていたのです。
 といった辺りで、今日はここまで。



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