1勝1敗1分のタイで迎えた、日本シリーズ第4戦。先発の野村が2本のホームランを浴び、打線も今いち繋がらず、カープは連敗してしまいました。
うーん、どうも歯車がかみ合わない試合でしたね。レギュラーシーズンの1試合だったら、「まあこんな日もあるよね」と思えるくらい、全然ダメと言うほど悪いわけでもなかったんですけど、日本シリーズの舞台ではそうも言っていられないんですよねー。
先発の野村は4回1/3、76球を投げて5安打無四球3失点。昨日の九里と同様に、立ち上がりは本当にすばらしかったのですが、初めてランナーを出した後、上林にホームランを打たれた球が、メチャクチャ甘いところに入っちゃったんですよね。この1球が本当に悔やまれる。続く4回にもデスパイネにソロホームランを打たれるのですが、こちらはけして悪い球ではなく、打ったデスパイネが上手かったという感じでしたけどね。
投球内容はそこまで悪くなかったと思いますが、それでも失投が致命的な1発に結びついてしまった。この辺りが、短期決戦の怖さですね。
2番手ヘルウェグの後は、今村、アドゥワ、中村祐太と、シリーズ初登板のピッチャーが3人登板しました。
今村は3安打を浴びて1失点。流れを考えるとかなりキツイ失点となりました。ただ、柳田に打たれた球は甘かったですけど、中村のは明らかなボール球を無理やり打たれたものですし、長谷川のタイムリーもそれほど綺麗な当たりではありませんでした。内容自体はそこまで悪くはなかったけど、結果的に失点してしまった。野村もそうですけど、日本シリーズはやっぱり、内容より結果、なんですよねぇ。
アドゥワと中村祐太は、ランナーは出したものの、共に1回を無失点。この二人は良かったですね。この大舞台でも、自分のピッチングが出来ていたと思います。ランナーを背負った状況では怖くもありますけど、明日以降、それなりに出番があるんじゃないかと思います。
打線は4安打4四球で、鈴木誠也のホームランによる1点に封じ込まれてしまいました。
試合が終わった後で振り返ってみれば、最大のチャンスは1回の表だったんですよね。1死1塁から、不調の丸が左中間を破る2ベースヒット。しかし1塁ランナーの菊池がホームを狙ってタッチアウト。続く鈴木誠也は三振に倒れ、絶好の先制機をつぶしてしまいました。
このシーン、観ているときは、「カープらしい積極的な走塁だから、まあ良し」と思っていました。しかし、1死2、3塁で鈴木誠也に任せて、何らかの形で先制できていれば、また違った試合展開になっていた可能性もあります。ここはもう、結果論としか言いようが無いんですけど、いつの間にか勝負のポイントを逃していて、そのまま巻き返すことが出来なかった、という感じですかね。
あと、今日も安部が盗塁を試みたものの、甲斐に刺されるという結果になってしまいました。
アウトになってもいいからどんどん走ってプレッシャーをかけるというのは、まあアリだと思うんですよ。でも、ここまで刺されまくって、一回も成功できないとなると、逆に相手を楽にさせちゃうんですよね。せめて1回でも成功していれば、勝負どころで相手に意識させることもできると思うのですが、走られても簡単に刺せるなら、ランナーをそれほど気にする必要がなくなりますからね。実際、ゆるい変化球だったけど刺されたり、ワンバウンドするような球だったけど刺されたりしたケースもありましたしね。
シリーズも折り返し点を回ってきましたので、そろそろギャンブルもしにくくなってきました。これまではカープが積極的に走って、相手にプレッシャーをかけようとしてきたのですが、失敗が続いたことで、逆にカープの方が足を使いにくいという状況になりつつあります。これに関しては、カープにとっては大変まずいと言わざるを得ないでしょうね。
これで1勝2敗1分と、ホークスにリードを許してしまいました。明日の第5戦は、何としても勝たなければいけない試合となりましたね。
ホークスが勝てば日本一に王手をかけることになり、もちろん圧倒的に有利な状況。カープが勝てばまだタイですけど、8戦目までもつれ込む可能性も含めて考えれば、マツダスタジアムでの3連戦ということで、ホームのカープの方が戦いやすくなるはずです。
明日の先発は、第1戦と同じく、大瀬良と千賀の激突です。両投手とも前回は内容が良かったので、またロースコアで、中継ぎ勝負になるかもしれません。ここはもう、エースの大瀬良に全てを託すしかありません。この大一番、死力を尽くしてもぎ取ってもらいたいです。
たのむよー、マジ、たのむよー。
うーん、どうも歯車がかみ合わない試合でしたね。レギュラーシーズンの1試合だったら、「まあこんな日もあるよね」と思えるくらい、全然ダメと言うほど悪いわけでもなかったんですけど、日本シリーズの舞台ではそうも言っていられないんですよねー。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
カープ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ホークス | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | x | 4 |
先発の野村は4回1/3、76球を投げて5安打無四球3失点。昨日の九里と同様に、立ち上がりは本当にすばらしかったのですが、初めてランナーを出した後、上林にホームランを打たれた球が、メチャクチャ甘いところに入っちゃったんですよね。この1球が本当に悔やまれる。続く4回にもデスパイネにソロホームランを打たれるのですが、こちらはけして悪い球ではなく、打ったデスパイネが上手かったという感じでしたけどね。
投球内容はそこまで悪くなかったと思いますが、それでも失投が致命的な1発に結びついてしまった。この辺りが、短期決戦の怖さですね。
2番手ヘルウェグの後は、今村、アドゥワ、中村祐太と、シリーズ初登板のピッチャーが3人登板しました。
今村は3安打を浴びて1失点。流れを考えるとかなりキツイ失点となりました。ただ、柳田に打たれた球は甘かったですけど、中村のは明らかなボール球を無理やり打たれたものですし、長谷川のタイムリーもそれほど綺麗な当たりではありませんでした。内容自体はそこまで悪くはなかったけど、結果的に失点してしまった。野村もそうですけど、日本シリーズはやっぱり、内容より結果、なんですよねぇ。
アドゥワと中村祐太は、ランナーは出したものの、共に1回を無失点。この二人は良かったですね。この大舞台でも、自分のピッチングが出来ていたと思います。ランナーを背負った状況では怖くもありますけど、明日以降、それなりに出番があるんじゃないかと思います。
打線は4安打4四球で、鈴木誠也のホームランによる1点に封じ込まれてしまいました。
試合が終わった後で振り返ってみれば、最大のチャンスは1回の表だったんですよね。1死1塁から、不調の丸が左中間を破る2ベースヒット。しかし1塁ランナーの菊池がホームを狙ってタッチアウト。続く鈴木誠也は三振に倒れ、絶好の先制機をつぶしてしまいました。
このシーン、観ているときは、「カープらしい積極的な走塁だから、まあ良し」と思っていました。しかし、1死2、3塁で鈴木誠也に任せて、何らかの形で先制できていれば、また違った試合展開になっていた可能性もあります。ここはもう、結果論としか言いようが無いんですけど、いつの間にか勝負のポイントを逃していて、そのまま巻き返すことが出来なかった、という感じですかね。
あと、今日も安部が盗塁を試みたものの、甲斐に刺されるという結果になってしまいました。
アウトになってもいいからどんどん走ってプレッシャーをかけるというのは、まあアリだと思うんですよ。でも、ここまで刺されまくって、一回も成功できないとなると、逆に相手を楽にさせちゃうんですよね。せめて1回でも成功していれば、勝負どころで相手に意識させることもできると思うのですが、走られても簡単に刺せるなら、ランナーをそれほど気にする必要がなくなりますからね。実際、ゆるい変化球だったけど刺されたり、ワンバウンドするような球だったけど刺されたりしたケースもありましたしね。
シリーズも折り返し点を回ってきましたので、そろそろギャンブルもしにくくなってきました。これまではカープが積極的に走って、相手にプレッシャーをかけようとしてきたのですが、失敗が続いたことで、逆にカープの方が足を使いにくいという状況になりつつあります。これに関しては、カープにとっては大変まずいと言わざるを得ないでしょうね。
これで1勝2敗1分と、ホークスにリードを許してしまいました。明日の第5戦は、何としても勝たなければいけない試合となりましたね。
ホークスが勝てば日本一に王手をかけることになり、もちろん圧倒的に有利な状況。カープが勝てばまだタイですけど、8戦目までもつれ込む可能性も含めて考えれば、マツダスタジアムでの3連戦ということで、ホームのカープの方が戦いやすくなるはずです。
明日の先発は、第1戦と同じく、大瀬良と千賀の激突です。両投手とも前回は内容が良かったので、またロースコアで、中継ぎ勝負になるかもしれません。ここはもう、エースの大瀬良に全てを託すしかありません。この大一番、死力を尽くしてもぎ取ってもらいたいです。
たのむよー、マジ、たのむよー。
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