打線の不振は深刻ですなぁ

　行ってきました、神宮球場。風も寒かったけど、試合内容も寒かった……。
　打線が弱いとはいえ、前田健太の勝ち運があれば1、2点くらいでも勝てるんじゃないかと思っていたのですが、流石に0点では勝てませんね。

チーム	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
カープ	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
スワローズ	0	1	0	0	0	0	0	0	x	1

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　打てなかった。とにかく打てなかった。今日は3安打2四球での完封負け。スワローズ先発の由規の出来が良かったとはいえ、もう少し何とかして欲しかったですね。
　唯一のチャンスは5回表。嶋と喜田のヒットで作った1死1、3塁の場面でしたが、天谷と前田健太が連続三振でした。この場面で、嶋のヒットの後ゲッツー崩れで残ったシーボルに梵を、喜田に赤松を代走に送ったのですが、この采配はちょっと疑問でしたね。
　梵を代走に送るのは、まず1点をもぎ取るということで理解できます。で、赤松を代走に送るということは、2点目を取りに行っているわけで、それも作戦としてはわからなくはありません。実際、シーボルだったら喜田のヒットで3塁まで進めなかったでしょうし、喜田のままなら前田健太のときの2盗もなかったでしょう。ですが、そこまでして2点を奪いにいくなら、赤松の盗塁は天谷のときにやるべきだったし、天谷三振の後に前田健太にも代打を送るべきだったでしょう。逆に、ここでの得点がそこまで重要でないのなら、既にシーボルが引っ込んでいたこともあって、喜田に代走を送るのは打線がちょっと迫力不足になるので拙かったと思います。
　ま、そこしかポイントが無かったので、こんな細かいツッコミをしているわけですが、そんなことより、そもそもほとんど打てなかったのが問題なんですけどね。由規は最速155km/hの速球が素晴らしく、ボール球も多かったのですが、見逃し三振が多かったことからもわかるように、勝負球がいいところに決まっていましたね。6回途中、由規がアクシデントで降板したので流れが変わるかとも期待しましたが、後を継いだ松岡、押本、五十嵐、林と、見事に押さえ込まれてしまいました。これで今週の得点は、1、3、1、1、0。昨日こそ2桁11安打でしたが、打線の不振は深刻です。栗原の調子が上がってくるのを待つしかないですかね。

　先発の前田健太は7回を投げて115球、5安打1四球5奪三振で1失点。序盤は制球に苦しみ、ボールカウントを悪くするケースが多かったのです。宮本に浴びたホームランもそうでしたが、ファールで粘られて球数がかさみ、根負けしたところを打たれるというシーンも目立ちました。結局ソロホームランの1点のみに凌いだのですが、その1点が命取りになってしまいました。
　それでも尻上がりに調子を上げて、4回から7回まではパーフェクト。今日の前田健太は責められませんね。せめて、なんとか1点をもぎ取って、前田健太の負けを消すくらいはして欲しかったのですが。前田健太には、こんなこともあるというとこで、今後の糧にしてもらいたいと思います。

　マエケンなら勝てると思って観戦に行ったのですが、あんまり盛り上がるポイントもありませんでした。むー。
　明日の先発は篠田でしょうか。今のカープが勝つにはロースコアのゲームに持ち込むしかなさそうです。頑張っておくれよう。

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　そうそう、たまたまだったんですけど、神宮球場にWBCの優勝トロフィーが来ていました。

　

　

　それから試合開始前には、球場前の特設ステージで、スワローズOBの内藤尚行、岡林洋一、伊東昭光の3氏によるトークショーが開催されていました。ギャオス内藤のトークなんて、テレビで観るとウザイなぁという印象なのですが、生で聞いているとやっぱり面白いですね。
　明日は栗山英樹、伊東昭光、八重樫幸雄の3氏のトークショーが開催されます。興味のある方は、どうぞ足を運んでみてください。

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　さーて、「Burning of Tatalia」の続きでもやろうかな。