先日、手持ちのゲームをレトロフリークにインストールし終わりました。全部で110ちょっと。いくつか読み取りしにくいものもありましたが、何度か抜き差ししていると、ひょっこり正常に読めたりして、無事に全部インストールできたようです。
ファミコン、スーパーファミコンの端子はやっぱり固かったですけど、これも何度か抜き差ししている間に若干スムースになってきたような気がします。接点復活剤とか塗ればいいらしいんですけど、そもそもソフトの数もそんなにないので、今のところはまあいいや、ということにしておきます。
動作チェックを兼ねて、つまみ食い的にいろんなゲームをちょこちょことプレイしていました。ここ数年、プレイしていたのはPC のRPG が多かったので、コンシューマ機のアクションゲームやシューティングゲームなどが新鮮で、なかなか面白かったです。
そんな中でついついのめり込んでしまったのが、ゲームボーイアドバンスの「ふたりはプリキュア ありえな~い! 夢の園は大迷宮」です。

うわ、PCの画面上で見ると、画像小さいな。
ずっとフルスクリーンでプレイしていたので気付かなかったけど、ゲームボーイアドバンスの解像度って、240×160しかなかったんですね。
しかしその画面の小ささを感じさせないくらい、アドバンスのグラフィックはかなり綺麗です。ゲームボーイって初代くらいしかまともに触ったことないんですけど、それと比べると格段の進歩ですね。
ストーリーはゲームオリジナル。ポルンがいたり、プリキュア・レインボー・ストームを撃ったりするので、時期的には無印後半だと思うのですが、アニメ本編との関連はないようです。

キュアブラックとキュアホワイトの2人を操作して、ステージ中にある7つのハートを集めてゴールに向かうという、面クリア型のアクションゲームです。
キャラクターが2人いますが、LRキーで操作するキャラを切り替えながら進んでいきいます。

ブラックとホワイトの操作に違いはないと思いますけど、攻撃方法が、ブラックはキック、ホワイトがパンチになっています。イメージ的には逆じゃないかという気もしますけどね。
いろんなところにあるスイッチを踏むと、床が動いたり、壁が開いたり、脚の踏み場が出現したりします。1人がスイッチを踏んで扉を上げている間にもう1人が先へ進み、その先でスイッチを踏んで床を出現させてもう1人を連れてくるといったように、2人で協力して進んでいかなくてはなりません。
ほかにも、物を落としてスイッチを押しっぱなしにしたり、敵を踏み台にしていったり、様々なギミックを駆使する必要があります。
最初はそうでもないんですけど、途中からどうやって進んでいかなくてはならないのかというパズル部分が、結構難しくなっていきます。
敵に触れたり、池に落ちたり、針に刺されたりすると、ダメージを喰らうのではなく、残り時間が10秒少なくなるという形でペナルティを受けます。ゲームオーバーになるのは、基本的には時間切れのみですね。

ハートを全部集めるとゴールが開くので、2人揃ってゴール地点にたどり着ければクリアです。

ひとつのワールドは10ステージで構成されていて、10ステージ目にはボスが登場します。
ボス戦ではキャラの切り替えはなく、二人揃って移動していきます。
ボスには通常攻撃は効かないので、何かしらの手段を講じなくてはなりません。

このワールド1のボスだったら、スイッチを踏んで敵を天井にあるトゲにぶつければダメージを与えることができます。
それで、一定のダメージを与えれば……





必殺のプリキュア・マーブル・スクリューが炸裂します。
ちなみにボスを倒したとき、プリキュア・マーブル・スクリューと、プリキュア・レインボー・ストームが、どちらかランダムで発動するようです。別に、マーブル・スクリューの方が威力が弱いとかはありません。






どちらが発動するにしろ、表示されるのがアクションパートでボスを倒した後になるんで、ちょっとカタルシスには欠けますかね。
このゲームのもうひとつの要素は、カード集めです。

こんな感じで、各ステージには1つか2つのカードがありますので、それを回収すると……。

ステージクリア後に、カードを入手することができます。


入手したカードは後で図鑑として見られるのですが、コレはさすがに画像が小さいうえ、解像度が低すぎますね。せめて、2枚ワンセットじゃなくて、1枚ずつ拡大して表示してくれれば良かったんですけどね。解像度を上げると、容量的に厳しいんでしょうかね?
あと、2枚セットで表示されるのですが、ブラックとホワイト、ミップルとメップルがそれぞれ別画面に分かれてしまっているのがマイナスポイント。実際に発売されているカードに準拠しているから、仕方ないんですけどね。
で、このカード、上下にバーコードがついていて、それをカードコミューンにスラッシュすることでいろいろな効果が得られるという玩具連動ギミックがあるのですが、それを利用したミニゲームもプレイできます。

手持ちのカードの中から9枚が選ばれ、ポルンが出題する効果を持つカードがどれなのかを答えていくゲームです。
しかしこれ、案外難しいです。
見た目と効果がわりと一致しているヤツ(コレとかコレとか)はまだいいんですけど、何でそれ?っていうヤツ(コレとか)もあったりします。
また、カード1枚につき、バーコードが上下に2つついているのも厄介。キャラのイラストとカード効果が1対1で対応しているならまだ憶えやすいんですけど、2つあるから憶える量が2倍になるうえ、それが上なのか下なのかも憶えなくてはいけません。
一応、2つの内容が関連していたり、逆に反対の内容になっているものも多いのですが(“しかる”と“褒める”とか、“牛乳”と“チーズ”とか)、まるで関係ないものもあったりして、タイムアタック中だと特に混乱しがちになりますね。

「ちゅういする」と、「すごくしかる」。藤P先輩、厳しいな……。

何度も挑戦して、ようやく最高ランクの評価が得られました。
最高ランクには12問の正解が必要。でも、時間制限は60秒なので、1問5秒でクリアしなくてはならず、結構ギリギリのバランスです。多分、間違えられるのは1問くらいが限度で、それ以上間違えると時間が足りなくなってしまうと思います。
ちなみに、カード当てゲームにはキュアブラックはよく出てくるけど、キュアホワイトはぜんぜん出てきません。他にも、出るキャラと出ないキャラがいるみたいです。
ゲームが進めば、出てくるキャラも増えてくるんですかねぇ。もっとも、憶えるのが大変なので、登場するカードの種類が少ないほうが、良いスコアを出すには助かるんですけどね。
このゲーム、難易度はそれほど高くありませんが、パズル性とアクション性のバランスが良く、サクサク進めることができます。
攻略するのにちょっと頭を使う部分もありますけど、ある程度トライアンドエラーで突破していけると思います。
操作性も悪くないので、ストレスを感じる部分もあまりありません。あえて挙げるなら、ジャンプしながら攻撃できないことくらいですかね。離れた島に飛び移ってその先にいる敵を攻撃したり、空中を漂っている敵を攻撃したりするときにジャンプ攻撃をしたくなるのですが、地に足がついた状態でしか攻撃できないので、攻撃できずに敵に激突しがちです。
ま、それはそれでゲームバランスの一部なので、別に欠点というわけでもないんですけど、もともとプリキュアは男の子向けアニメ顔負けのアクションシーンが売りのアニメなわけですから、もう少し派手にアクションができても良かったんじゃないかと思います。
しかしなにより、このゲームの最大の長所は、やはりふたりのプリキュアを魅力的に表現できている点だと思います。ジャンプしたり着地したりするたびに星がきらめいたり、ことあるごとに名乗りシーンの「ふたりはプリキュア!」のときのポーズをとったり、とにかくゲーム中のふたりがとてもかわいく描かれています。
そして、そもそものゲームデザインとして、2人のキャラを切り替えながら協力して進んでいくというシステムが、「ふたりはプリキュア」というアニメとの親和性がとても高いため、尚のことゲーム中のキャラクターの魅力を引き立てています。ブラックを使って、ホワイトを使って、ブラックを使って、ホワイトを使って……。使用キャラを切り替えるたびに、ふたりのやり取りが脳内で聞こえてくるようです。
正直、最初は単なる子供向けのキャラゲームかと思っていました。プリキュアが好きで、お手ごろな値段で売っていたからちょっと買ってみたという程度の意識だったんですけど、ゲームとしてもそれなりに面白く、プリキュアのキャラクター性もしっかりと表現できていて、思わぬ拾い物でした。
ファミコンにしろ、スーパーファミコンにしろ、ゲームボーイにしろ、メガドライブにしろ、これまでほとんどチェックしていなかったので、知らなかったけど面白そうな作品がまだまだ眠っているんだろうと思います。せっかくプレイできる環境ができたので、少しずつでも発掘していきたいですね。
ファミコン、スーパーファミコンの端子はやっぱり固かったですけど、これも何度か抜き差ししている間に若干スムースになってきたような気がします。接点復活剤とか塗ればいいらしいんですけど、そもそもソフトの数もそんなにないので、今のところはまあいいや、ということにしておきます。
動作チェックを兼ねて、つまみ食い的にいろんなゲームをちょこちょことプレイしていました。ここ数年、プレイしていたのはPC のRPG が多かったので、コンシューマ機のアクションゲームやシューティングゲームなどが新鮮で、なかなか面白かったです。
そんな中でついついのめり込んでしまったのが、ゲームボーイアドバンスの「ふたりはプリキュア ありえな~い! 夢の園は大迷宮」です。

ベローネ学院女子中等部に通う
美墨なぎさと雪城ほのかは中学2年生。
カードスラッシュにより、それぞれ
「キュアブラック」「キュアホワイト」に変身した二人は、
「光の園」から、やってきた
超キュートなメップル・ミップル・ポルンとともに、
超強力な悪と戦うのです。
「光の園」を滅ぼそうとするジャアクキングたちが、
「虹の園」の子供たちが持っている
“夢”を作る“夢のちから”を粉々にしてsまいました。
このままでは、「虹の園」は夢をもてない
子供たちでいっぱいになり、やがて滅びてしまいます…。
「光の園」の長老から子供たちの危機を聞かされた二人は、
メップル、ミップルとともに“夢のちから”のパーツを
あつめるため、「夢の園」に向かいました。
「ふたりはプリキュア ありえな~い! 夢の園は大迷宮」マニュアルより
うわ、PCの画面上で見ると、画像小さいな。
ずっとフルスクリーンでプレイしていたので気付かなかったけど、ゲームボーイアドバンスの解像度って、240×160しかなかったんですね。
しかしその画面の小ささを感じさせないくらい、アドバンスのグラフィックはかなり綺麗です。ゲームボーイって初代くらいしかまともに触ったことないんですけど、それと比べると格段の進歩ですね。
ストーリーはゲームオリジナル。ポルンがいたり、プリキュア・レインボー・ストームを撃ったりするので、時期的には無印後半だと思うのですが、アニメ本編との関連はないようです。

キュアブラックとキュアホワイトの2人を操作して、ステージ中にある7つのハートを集めてゴールに向かうという、面クリア型のアクションゲームです。
キャラクターが2人いますが、LRキーで操作するキャラを切り替えながら進んでいきいます。


ブラックとホワイトの操作に違いはないと思いますけど、攻撃方法が、ブラックはキック、ホワイトがパンチになっています。イメージ的には逆じゃないかという気もしますけどね。
いろんなところにあるスイッチを踏むと、床が動いたり、壁が開いたり、脚の踏み場が出現したりします。1人がスイッチを踏んで扉を上げている間にもう1人が先へ進み、その先でスイッチを踏んで床を出現させてもう1人を連れてくるといったように、2人で協力して進んでいかなくてはなりません。
ほかにも、物を落としてスイッチを押しっぱなしにしたり、敵を踏み台にしていったり、様々なギミックを駆使する必要があります。
最初はそうでもないんですけど、途中からどうやって進んでいかなくてはならないのかというパズル部分が、結構難しくなっていきます。
敵に触れたり、池に落ちたり、針に刺されたりすると、ダメージを喰らうのではなく、残り時間が10秒少なくなるという形でペナルティを受けます。ゲームオーバーになるのは、基本的には時間切れのみですね。

ハートを全部集めるとゴールが開くので、2人揃ってゴール地点にたどり着ければクリアです。

ひとつのワールドは10ステージで構成されていて、10ステージ目にはボスが登場します。
ボス戦ではキャラの切り替えはなく、二人揃って移動していきます。
ボスには通常攻撃は効かないので、何かしらの手段を講じなくてはなりません。

このワールド1のボスだったら、スイッチを踏んで敵を天井にあるトゲにぶつければダメージを与えることができます。
それで、一定のダメージを与えれば……





必殺のプリキュア・マーブル・スクリューが炸裂します。
ちなみにボスを倒したとき、プリキュア・マーブル・スクリューと、プリキュア・レインボー・ストームが、どちらかランダムで発動するようです。別に、マーブル・スクリューの方が威力が弱いとかはありません。






どちらが発動するにしろ、表示されるのがアクションパートでボスを倒した後になるんで、ちょっとカタルシスには欠けますかね。
このゲームのもうひとつの要素は、カード集めです。

こんな感じで、各ステージには1つか2つのカードがありますので、それを回収すると……。

ステージクリア後に、カードを入手することができます。




入手したカードは後で図鑑として見られるのですが、コレはさすがに画像が小さいうえ、解像度が低すぎますね。せめて、2枚ワンセットじゃなくて、1枚ずつ拡大して表示してくれれば良かったんですけどね。解像度を上げると、容量的に厳しいんでしょうかね?
あと、2枚セットで表示されるのですが、ブラックとホワイト、ミップルとメップルがそれぞれ別画面に分かれてしまっているのがマイナスポイント。実際に発売されているカードに準拠しているから、仕方ないんですけどね。
で、このカード、上下にバーコードがついていて、それをカードコミューンにスラッシュすることでいろいろな効果が得られるという玩具連動ギミックがあるのですが、それを利用したミニゲームもプレイできます。

手持ちのカードの中から9枚が選ばれ、ポルンが出題する効果を持つカードがどれなのかを答えていくゲームです。
しかしこれ、案外難しいです。
見た目と効果がわりと一致しているヤツ(コレとかコレとか)はまだいいんですけど、何でそれ?っていうヤツ(コレとか)もあったりします。
また、カード1枚につき、バーコードが上下に2つついているのも厄介。キャラのイラストとカード効果が1対1で対応しているならまだ憶えやすいんですけど、2つあるから憶える量が2倍になるうえ、それが上なのか下なのかも憶えなくてはいけません。
一応、2つの内容が関連していたり、逆に反対の内容になっているものも多いのですが(“しかる”と“褒める”とか、“牛乳”と“チーズ”とか)、まるで関係ないものもあったりして、タイムアタック中だと特に混乱しがちになりますね。


「ちゅういする」と、「すごくしかる」。藤P先輩、厳しいな……。

何度も挑戦して、ようやく最高ランクの評価が得られました。
最高ランクには12問の正解が必要。でも、時間制限は60秒なので、1問5秒でクリアしなくてはならず、結構ギリギリのバランスです。多分、間違えられるのは1問くらいが限度で、それ以上間違えると時間が足りなくなってしまうと思います。
ちなみに、カード当てゲームにはキュアブラックはよく出てくるけど、キュアホワイトはぜんぜん出てきません。他にも、出るキャラと出ないキャラがいるみたいです。
ゲームが進めば、出てくるキャラも増えてくるんですかねぇ。もっとも、憶えるのが大変なので、登場するカードの種類が少ないほうが、良いスコアを出すには助かるんですけどね。
このゲーム、難易度はそれほど高くありませんが、パズル性とアクション性のバランスが良く、サクサク進めることができます。
攻略するのにちょっと頭を使う部分もありますけど、ある程度トライアンドエラーで突破していけると思います。
操作性も悪くないので、ストレスを感じる部分もあまりありません。あえて挙げるなら、ジャンプしながら攻撃できないことくらいですかね。離れた島に飛び移ってその先にいる敵を攻撃したり、空中を漂っている敵を攻撃したりするときにジャンプ攻撃をしたくなるのですが、地に足がついた状態でしか攻撃できないので、攻撃できずに敵に激突しがちです。
ま、それはそれでゲームバランスの一部なので、別に欠点というわけでもないんですけど、もともとプリキュアは男の子向けアニメ顔負けのアクションシーンが売りのアニメなわけですから、もう少し派手にアクションができても良かったんじゃないかと思います。
しかしなにより、このゲームの最大の長所は、やはりふたりのプリキュアを魅力的に表現できている点だと思います。ジャンプしたり着地したりするたびに星がきらめいたり、ことあるごとに名乗りシーンの「ふたりはプリキュア!」のときのポーズをとったり、とにかくゲーム中のふたりがとてもかわいく描かれています。
そして、そもそものゲームデザインとして、2人のキャラを切り替えながら協力して進んでいくというシステムが、「ふたりはプリキュア」というアニメとの親和性がとても高いため、尚のことゲーム中のキャラクターの魅力を引き立てています。ブラックを使って、ホワイトを使って、ブラックを使って、ホワイトを使って……。使用キャラを切り替えるたびに、ふたりのやり取りが脳内で聞こえてくるようです。
正直、最初は単なる子供向けのキャラゲームかと思っていました。プリキュアが好きで、お手ごろな値段で売っていたからちょっと買ってみたという程度の意識だったんですけど、ゲームとしてもそれなりに面白く、プリキュアのキャラクター性もしっかりと表現できていて、思わぬ拾い物でした。
ファミコンにしろ、スーパーファミコンにしろ、ゲームボーイにしろ、メガドライブにしろ、これまでほとんどチェックしていなかったので、知らなかったけど面白そうな作品がまだまだ眠っているんだろうと思います。せっかくプレイできる環境ができたので、少しずつでも発掘していきたいですね。
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