雑居空間
趣味のあれこれを、やたらめったらフットスタンプ




 最近は「Ultima IV」の記事ばかりですが、裏でこっそりと「アリス イン ナイトメア」もプレイしていました。でも、普段は録画したテレビ番組を観ながらPCを触ることが多いので、BGMや音声を聴きながらプレイしたい「アリス イン ナイトメア」よりも、ビープ音しか鳴らないので“ながら見”プレイをやり易い「Ultima IV」の方を優先的にプレイしてしまっているのです。最近は新番組が沢山始まったりしている関係で“ながら見”時間が長くなっており、「アリス イン ナイトメア」はなかなか進まないんですけどね。






ようこそ、ゆがんだ不思議の国へ。

アリスは、呼び求められる声のままに、
再び不思議の国を訪れました。
しかし、もうそこは、かつての冒険の日々をすごした、
あのワクワクするような世界ではありません。

何かがおかしくなっている?
怪しい気配と混沌…徘徊する醜い生き物…
危険におおいつくされた不思議の国…

変わり果てた世界の中、アリスは恐る恐る小さな一歩を踏み出します。
美しい“ワンダーランド”を再び取り戻すために。

『アリス イン ナイトメア』マニュアルより




 このゲームは『ふしぎの国のアリス』の後日譚という体裁をとっています。
 明確には語られていないものの、オープニングムービーから伺える事実として、アリスは火災によって家族を失い、天涯孤独の身となっているようです。



 その火事以来、アリスは心を閉ざしてしまいました。唯一手元に残ったのは、ウサギのぬいぐるみ。しかしそのぬいぐるみも、けしてアリスの心を解かしてくれることはありません。



 しかしある夜、左腕に抱くウサギのぬいぐるみが、アリスに話しかけてきました。



「助けて、アリス」

 その言葉とともに、アリスの身体は奇妙な空間へと落下していきました。そこはかつて冒険をくりひろげた、ふしぎの国だったのです。





 ふしぎの国にやってきたアリスを迎えるのは、見覚えのある白ウサギと、にやにや笑いが印象的なチェシャ猫です。
 後を付いてくるよう促しながら、ウサギは一人でさっさと走り去ってしまいました。慌ててアリスはウサギを追いかけます。
 その先にあったのはガス鉱山の村。しかしそこにいる人々は、なぜかみんな疲れた表情をしていてます。







 そこに突如現れたカードの兵隊。有無を言わさずにアリスに襲い掛かってきます。



 ナイフでこれを迎撃するアリス。妙にバイオレンスなアリスによって、カード兵は鮮血を噴出し、真っ二つにされてしまいました。無残なり……。



 ウサギは一人で小さくなって、小さな穴の中に入っていってしまいました。これでは後を付いていくことができません。
 やむなくアリスは、身体を小さくする方法を探すために、ガス鉱山の奥へと踏み込んでいきます。

 こうして、ふしぎの国に何が起こっているのかよくわからないままに、アリスは血塗られた冒険に足を踏み入れていくのでありました。



 ゲーム開始前に、「簡単」「普通」「困難」「悪夢」の4種類から、難易度を選択します。へタレゲーマーの私は、迷うことなく「簡単」を選択します。

 システムは一人称視点のアクションゲーム。前後左右の移動と、ジャンプ、武器による攻撃が基本動作です。それに加えて、地形によっては、



ロープをよじ登ったり、



崖っぷちに捕まったり、



水中を泳いだりすることもできます。

 操作自体はそれほど複雑ではありません。初めはマウスによる視線移動と、アリス自身の移動とを混同してしまうこともありましたが、少し慣れてくればなんとかなります。視線を仰角にすると視点がアリスに近づき、俯瞰にすると視点がアリスから離れるので、その辺りを使いこなせるようになれば割とサクサク勧めるようになります。
 難しいのは操作そのものよりも、地形をよく観察して、飛んだり跳ねたりよじ登ったり、どうすれば進んでいけるのかをみつけなくてはならない点ですね。ステージ構成はほぼ一本道なのですが、意外なところにルートがあったりして、どこに行けばいいのか迷ってしまうこともしばしばありました。

 戦闘はちょっと大味かもしれません。私が下手なせいもありますけど、敵が攻撃を仕掛けるタイミングを測って上手くそれをかわすということが難しいので、ある程度は攻撃を喰らうことを前提として、体力の削り合いになりがちです。敵を倒すと体力回復アイテムを置いていくので、普通はそれで体力の減少を賄えますしね。
 それでも、一人だけを相手にするのならある程度は上手に戦えるのですが、敵の集団に取り囲まれたりすると、あっという間に死んでしまいます。基本的には、そういった不利な状況を作らないように行動するという部分を含めて戦闘である、ということになるんでしょうね。





 「呪われし旅立ちの村」からスタートして、「扉の要塞」、「涙の谷」と通過して、現在は第4章の「不思議の国の森」まで進んでいます。しかし黒いエリアを見る限り、まだ半分も進んでいないようですね。先は長い。

 ここまでプレイしてきた中で、印象的なシーンを少々。



 怒りの箱というアイテムを取ると、アリスは猛烈にパワーアップしますが、凶悪な外見に変貌してしまいます。



 幻想的でちょっとステキな風景。



 学校にいた、脳みそむきだし少年。怖いよ。



 公爵夫人に甲羅を取られてしまったという、偽ウミガメ。
 キモイこと、この上なし。なんだそのブリーフは!



 そして遠くに見えるのは、アリスっぽい巨像。なんだろ、これ?



 ロブスター。こいつが結構強いのよ。



 公爵夫人。御御足が無駄にセクシー。でも、この人もかなり強いです。



 ようやく白ウサギに追いついたアリス。しかし、小さくなっていたウサギは巨大な人影に……、



哀れ、無残に踏み潰されてしまい、ぺしゃんこに。

 しかし何と言っても強烈な印象を残すのは、水中でのアリスの死亡シーンです。



水中に落ちて、もたもたしていると……、



水中から巨大魚が出てきて、パックンチョ。
 この身も蓋もない死にっぷりは、何度遭遇しても、胃の辺りが締め付けられるような恐怖を覚えます。



 序盤はそこそこ楽に進めたので、もっと難易度を上げても良かったかとも思ったのですが、「扉の要塞」の途中からだんだん難しくなってきて、こまめにセーブをして少しずつ進めないといけなくなってきました。
 セーブデータの管理が面倒なのが難点ですが(ステージ名とスクリーンショット、セーブした日時しか参照できないのに、自動セーブと手動セーブのデータがごちゃごちゃに保存されてしまい、ソートもできないので、どれがどのセーブデータなのかわかりにくいのです。せめてデータに名前をつけられればいいのですが)、まあ、どこでもセーブできるので、少しずつでも進んでいくことはできます。ちょこちょことマイペースで進めていきたいと思います。



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