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マッピー

2020年01月02日 23時27分12秒 | ファミコン
 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 今年はネズミ年ということで、ネズミが主人公のゲーム「マッピー」(ナムコ)をプレイしました。





 マッピーはアーケード版が出たのが1983年。その後いろんな機種に移植されており、今回プレイしたファミコン版は1984年11月に発売されています。
 レジェンドゲームで、「いまさらこれ?」感ありありではあるのですが、まあ、お正月ですしね。 



 本作はネズミの警察官マッピーが、ドロボウ猫のニャームコ一味に盗まれた品々を取り返していくゲームです。
 主人公のマッピーは警察官ではあるもののネズミですので、猫であるニャームコやその部下のミューキーズに触れるとやられてしまいます。ニャームコたちをかわしながら、10個の盗品を全て回収すればステージクリアとなります。

 操作はとても簡単で、左右キーによる左右移動と、Aボタンによるドアの開閉だけです。

 上下の移動はトランポリンで行います。トランポリンに載ると上下に移動するので、上昇中に好きな段に飛び移ることができます(下降中は飛び移ることはできません)。また、トランポリンで跳ねている間は、ニャームコたちに触れてもミスにならないので、ある種の安全地帯ともいえます。
 ただ、トランポリンを使用できるのは連続3回までで、4回目に乗ろうとするとトランポリンが破れて落下してしまいます(下にトランポリンがあれば助かりますが、下が床だったり、何も無かったりすればミスになります)。1回フロアに降りれば、トランポリンの回数はまた復活します。

 盗品はスコアの低い順に、ラジカセ、テレビ、マイコン、モナリザの絵、金庫の5種類が、それぞれ2個ずつあります。盗品を回収すると、それと同じ種類の盗品が点滅してスコアが倍増。さらに連続してこの2個セットで回収していくことで、スコアはどんどん増えていきます。



 直接的な戦闘力に欠けるマッピーですが、ニャームコたちに対抗する手段も幾つかあります。
 まずはドアの開閉。ドアの開閉はマッピーのみが行える操作で、ニャームコたちはドアが閉まっていればその先に進むことはできません。さらに、ドアを開いたときにニャームコたちが近くにいれば、吹っ飛ばして一定時間行動不能にすることができます(その間は触れてもミスになりません)。



 さらに強力なのは、普通のドアよりも太いパワードアです。パワードアを開くと衝撃波が発生し、巻き込まれたニャームコやミューキーズはそのまま画面外へと吹き飛ばされます。その際、巻き込まれた敵の数に応じて結構なボーナスポイントも入ります。



 また、ステージが進むとベルを使用することもできます。



 ベルはトランポリンの上に設置されており、これを落とすと、そのときトランポリン上にいたニャームコやミューキーズをまとめて倒してくれます。

 あと、ステージが進むと落とし穴というものも出現するらしいのですが、私はそこまで到達できていないので、未確認です。



 さらに3ステージごとにボーナスステージがあります。



 制限時間以内になるべく多くの風船を回収していきます。そして、回収した風船の個数に応じてスコアが入ります。



 一番最後にはニャームコ印の大風船があります。これは赤い風船よりも高いスコアを得ることができます。



 赤い風船は1個200点。ニャームコ風船は2000点。全ての風船をゲットすると、さらに+5000点。最大で10000点をゲットすることができます。





 このゲームを一言で表現するなら「軽快」。とにかく軽快です。
 まずゲームシステム自体がシンプルなため、操作性がよく、ゲームがテンポよく進んでいきます。トランポリンやドアの開閉は若干くせがあるのですが、まあ大体は直感的にプレイできますので、とりあえず普通にプレイするだけなら大きな問題はないかと思います。ストレス無くプレイできるというのは、良いゲームの条件ですね。
 そしてなんといっても、メインBGM がとても軽快です。弾むようなリズムでテンポもよく、ジャズのようなちょっとおしゃれで小粋な感じもあります。何もないときでも、ついつい口ずさんでしまいますよ。

 ただ、昔のゲームの悲しさで、やや単調になってしまうのは仕方がないところでしょうか。
 ステージが進むと迷路が複雑になり、敵のスピードも速くなっていきます。難易度アップの方法としては適当なんですけど、個人的にはそれが次のステージを目指すためのモチベーションアップには繋がりにくいんですよね。

 プレイしてみれば面白いのは確かなのですが、難易度の高いステージに必死に喰らいついてなんとかクリアできるようにがんばる気はあんまり起こらない。そんなわけで、私にとってマッピーと言うのは、思い出した頃に1、2回プレイしてやめる、というゲームだったりします。
 でもまあ、プレイする頻繁は結構高めだったりするんですけどね、やっぱり楽しいことは楽しいし。




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