雑居空間
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 有言実行三姉妹シュシュトリアンの24年越しの追っかけ視聴。1993年9月26日放送の第37話は「恐竜の卵」です。



「カラッと白亜紀 おいしさジュラ紀 恐竜の唐揚げ」
 なんとなく語呂は良いけど、言葉の意味はよくわからない。そんな看板を掲げて、フライドチキン男が商店街の路上で店を開いています。草食恐竜の肉を使っていて、低カロリー、低脂肪、なのだとか。
 フライドチキン男が怪しい商売を展開するのも、なんだか久しぶりですね。意外にも、試食した主婦たちには結構好評価で、そこそこ売れているようです。

 そこへ通りがかった雪子が、怪訝そうな表情で近づいてきます。「恐竜の唐揚げなんて売っていいの?」と質問しますが、じつはこれはニセモノ。知り合いのニワトリから、安くブロイラーを仕入れているのだとか。相変わらず、鶏食に対するこいつの倫理観がよくわかりませんね。
 フライドチキン男は、シュシュトリアンに恐竜の唐揚げのキャンペーンガールを頼もうとしていました。それを聞いた雪子は、三人でチアガールみたいなことをするのかと想像して、満更でもない様子です。山吹家の三姉妹って、みんな自意識高いんですよね。しかしフライドチキン男のイメージでは、恐竜の着ぐるみを着て「ガオー」とか吼えるというもの。映像では着ぐるみと言うより、顔出し看板ですけどね。怒った雪子は、フライドチキン男を追い掛け回すのでありました。

 雪子に追われてフライドチキン男がいなくなった後、恐竜の唐揚げを試食する人物がいました。誰あろう、ETおばさんです。唐揚げを食べたETおばさんは、「こりゃいける!」と、大絶賛。宇宙の田舎にいるET父ちゃんのビールのつまみにぴったりだと、そこにおいてあった唐揚げのパックを全部持っていってしまいました。あーあ。
 ETおばさんが登場するエピソードは、基本的にサブタイトルに「ETおばさん」が入っているのですが、今回だけは入っていないんですよね。なんでだろう? まあ、ETおばさんに限らず、シュシュトリアンのサブタイトルにはその回に登場する怪人や妖怪の名前が含まれているケースが多いんですけどね。

 早速、宇宙の田舎で、恐竜の唐揚げをつまみに晩酌するET父ちゃん。やはりビールのつまみにぴったりなようです。つーか、唐揚げ食いたくなってきなぁ……。
 子供たちにも唐揚げを勧めるETおばさんですが、子供たちはいつも頑張っているET父ちゃんに食べさせたいからいらないと、けなげに主張します。泣かせますなぁ。
 しかし、かっぱらってきた唐揚げはまだまだたくさんあります。新たに取り出された唐揚げのパックを前に、子供たちも唐揚げをほおばるのでありました。ホント、これが盗品じゃなかったらいいシーンなのになぁ。
 唐揚げを食べながら、地球で恐竜ブームが起きているのなら、恐竜の卵を売ったら儲かるだろうねぇ、と、ET父ちゃんがポツリとつぶやきます。当時って、恐竜ブームだったんだっけ? と思って調べてみたら、大ヒットした映画「ジュラシックパーク」の公開が1993年でした。確かにその辺りは恐竜ブームっぽい感じでしたね。他にも「REX 恐竜物語」とか、「恐竜惑星」とか、恐竜をテーマにした作品も多かった気がします。「恐竜戦隊ジュウレンジャー」は、その前の年でしたけどね。

 その頃、山吹家では、パジャマ姿でうつらうつらとしている月子、花子を前に、篠山、加納、荒木の三人組が、「モデルになってください」と土下座しています。その様子を見て、月子と花子はにんまり。雪子もそうだけど、この二人もちやほやされるの好きなんだよね。
 さっそく公園で撮影大会。「いいよ、いいよ、いいよ」、「まるでプロのモデルみたいだ」などとおだてられ、二人とも上機嫌です。普段着だけではなく、おしゃれ系の服にもいくつか着替えたり、チャイナドレスなんかも着ちゃっています。バッチリメイクまでしているんですけど、こういう衣装とかは誰が用意しているんだろう?

 撮影が終わった三人組は、ゲームショップの前にたむろしている男子たちに、月子と花子の写真を買わないかと持ちかけます。しかもこれ、結構売れているのです。芸能人ならともかく、クラスメイトとその姉の写真が、そこまで売れるもんなんですかねぇ。写真が売れるくらいには、美人姉妹として認識されているんですね。
 ちなみに、限定26枚で、1枚100円。全部売れると2600円か。まあ、小学生にしてはいい小遣いですかね。フィルム代とかもあるから、できればもっと焼き増しして、効率よく稼ぎたいところですけどね。
 しかしその様子を、月子と花子に見つかってしまいます。二人は怒り心頭に発し、逃げる三人組を追いかけていきます。金儲けのネタにされるのが嫌なんですかね。よく売れていること自体は、喜ばしいような気もしますけど。
 そして、その様子をぽかんとした表情で見送る、写真を購入した少年たち。子役たちの演技できていない感がほほえましいですね。ドラマでも、名前のある役をもらえる人たちとの違いを感じさせます。

 山吹家では、パジャマ姿の雪子が眠たそうにキッチンへと入ってきます。のどが乾いたと流しに近づいていくと、炊飯器のふたが勝手に開きました。中を覗き込んでみると、フライドチキン男の顔が浮かび上がります。
 お酉様からの指令を伝えようとしますが、雪子は眠くて話を聞いていません。炊飯器から手を出して、パチンパチンと平手打ちし、ようやく雪子も目覚めます。たまにある、謎の通信方法ですね。
「ETおばさんがニセモノの恐竜の卵を造って売っています。なにか悪いことをたくらんでいるに違いありません。すぐにやめさせなさい」
 フライドチキン男だって、ニセモノの恐竜の唐揚げを売っていたじゃない、と雪子にツッコまれると、フライドチキン男は返す言葉をなくし、炊飯器のふたが閉じてしまいました。
 フライドチキン男の態度に呆れる雪子ですが、とりあえず、調査しないわけにはいきません。

 商店街の路上で、恐竜の卵を売りさばくETおばさんと、恐竜の着ぐるみを着てビラ配りをするET父ちゃん。フライドチキン男が恐竜の卵を売っていたのと同じ場所ですね。立て看板には、「なぜか新鮮 恐竜の卵」の文字。「なぜか」って、何だ?
 卵は小ぶりなスイカくらいの大きさで、白と黒のぶち模様だったり、オレンジ一色だったり、いろんな色のまだら模様だったり、様々な種類があります。精力抜群、卵焼きにすると20人前。しかも卵を三日三晩抱いて寝ると、可愛い赤ちゃん恐竜が生まれちゃうのです。って、有精卵なの? 卵焼きを作ろうと卵を割ったら、中からグロいものが出てきたりしないの?
 必死に売り込むETおばさんですが、恐竜の卵を買っていこうかと言う人は、なかなか現れません。まあねえ、ちょっと怪しいしねぇ。

 そこへ雪子がやってきます。ニセモノの恐竜の卵を売るのはやめなさいと命じるのですが、ETおばさんは、これは本物だと反論します。この広い宇宙には、まだ恐竜が生きている星もあるのだそうです。この卵は、そんな星で恐竜牧場を経営しているET父ちゃんの従兄弟から仕入れていたものだったのです。
 誤りに気付いた雪子は謝罪しますが、ニセモノ扱いを受けたETおばさんは、雪子に臭い息を吐きかけようとします。しかしそれを止めたのはET父ちゃん。ETおばさんと、なにやら内緒話を始めます。
「あんた、お見合いしてみる気ない?」
 突然猫なで声になったETおばさんは、雪子に恐竜牧場を経営しているET父ちゃんの従兄弟とのお見合いを提案してきたのです。
 いきなりすぎて返事に困る雪子ですが、しないと臭い気をかけるとETおばさんに脅されて、ついつい承諾してしまうのでありました。



「ET父ちゃんの従兄弟って、どんな人だろう?」
 広い池のある庭園のあずま屋にたたずみながら、どことなく楽しそうな雪子。無理やり組まれたお見合いですけど、案外前向きに考えているんですかね。一応、牧場を経営している青年実業家ということで、雪子の中でも結構いいイメージが出来上がっているみたいです。雪子って、以前にも宇宙の王子ハインリヒと結婚目前まで行っていましたけど、ちょっと結婚に対するハードルが低すぎない?

 そこへ、ETおばさんとET父ちゃんに連れられて、従兄弟がやってきました。一応スーツに蝶ネクタイをしてはいますが、あきらかにおっさんです。しかも、腕を大きく振り回しながら、「うがー」と一声。これには雪子も、「はじめまして」と挨拶をしながらも、かなり引いているようです。
 ここは若い者に任せて、と、ETおばさんとET父ちゃんはさっさと退場してしまいます。悪いETじゃなさそうだと、なんとかコミュニケーションをとろうとする雪子ですが、とにかくこの従兄弟はうなり声しか上げないので、意思の疎通がまったくできません。これもう、良いETとか悪いETとか、そういう問題じゃないよね。
 ジュースの自販機に走る従兄弟。ジュースを買ってくれるのかとちょっとときめく雪子ですが、ボタンをポチポチ押すばかりで、ジュースは出てきません。そりゃ、お金入れてないからね。業を煮やした従兄弟が自販機叩くと、大量のジュースがあふれ出てくるのでありました。野蛮人っぽさの表現かもしれないけど、一応、牧場を経営するくらいの知能はあるんじゃないの?

 とりあえずお見合いをセッティングするところまでは漕ぎつけたET父ちゃんとETおばさんは、真昼間からビールを一杯やっています。どうやらこのお見合いがうまくいけば、ET父ちゃんが従兄弟に借りている莫大な借金を帳消しにしてもらえるようです。そりゃ、頑張るよなぁ。ま、最終的に、うまくいくとは思えませんけどね。
 二人はお見合いがうまくいくよう、ピンクレディーのUFOの振り付けで祈ります。ETおばさんはよくその振り付けやってるけど、あれって、祈りのポーズだったんだ。

「あのー、ご趣味は?」
 さっき出てきたジュースの缶をテーブルの上に山積みにしながら、雪子はなんとかお見合いを進行しようとします。まだお見合いを続けようとするのは凄いけど、そこにあるジュースは不当に入手したものだというものを、正義の味方としては少しは気にした方がいいんじゃないかなぁ。
 しかし、何を聞かれても、従兄弟はただ吼えるばかり。これじゃあ、どうしようもありません。遂には雪子まで一緒に吠え出す始末。さらには立ち上がり、椅子の上に乗って大暴れ。隣のテーブルでデートしている2組のカップルも、その様子を見て逃げ出してしまいます。本当に、気の毒で仕方がありませんね。

 そこへ戻ってきたETおばさんとET父ちゃん。ET父ちゃんが従兄弟に雪子の印象を尋ねると、「雪子さん、あなたはチャーミングで美しい。とっても気に入った」とのこと。従兄弟はこのときもうなり声をあげているだけだったのですが、ET父ちゃんは従兄弟が何を言っているのか、ちゃんと理解できているようですね。
 さらには、「きっと、いい恐竜のエサになるでしょう」と。これには流石の雪子も驚きを隠せません。さらにはETおばさんまでが飛び出してきて、「見合いの相手を恐竜のエサにするなんて、場合によっては許さないよ!」と、啖呵を切ります。雪子も、「頼もしい~」と、ETおばさんにすがりつきます。あ、これ、次回予告で見たシーンだ。
 しかしながら、ETおばさんのかっこいいシーンはここまで。雪子を捕まえたら、これまで借金を棒引きにすると言う従兄弟の言葉に、「ホント、いい恐竜のエサになりますよ」と、雪子を捕らえにかかります。ま、そんなもんだよね。
 ET父ちゃんも加わり、雪子はあっさりと取り押さえられてしまいました。ああ、雪子の運命や、いかに。

 公園の池のそばに、ペットのワニが逃げ出したという注意書きが書かれています。それを見ていた篠山、加納、荒木の三人組は、雪子がETおばさんたちに連行されようとしているのを発見します。
 ETおばさんたちを追跡して、三人は郊外にある工場のようなところへと侵入していきます。その工場内では、雪子が縛られ、台の上に寝かされています。エスニック風の味付けに、とのことで、なにやら調味料を上から振り掛けられますが、恐竜たちもそれなりに味付けされたエサを好むものなんですかね?
 その様子を撮影した三人組ですが、写真を撮ったときの音で、ETおばさんたちに見つかりそうになり、慌てて外へ飛び出します。
 工場の外で撮影した写真を見て、雪子が犯罪に巻き込まれていると確信する三人。しかしちょうどそこへ、「誰が犯罪に巻き込まれているって?」と、月子と花子が現れます。あ、まだ追いかけていたのか。でも、ここで二人が登場するのは、ちょっとご都合主義っぽすぎると思いますけどね。
 三人は慌てて逃げ出しますが、月子と花子は、三人が落としていった写真を発見。雪子がピンチに陥っていることを知ります。そしてそのとき、「助けてー!」という雪子の悲鳴が響き渡ります。
 工場に乱入した月子と花子は、今まさにミンチにされようとしていた雪子を間一髪のところで救出。ここでシュシュトリアンに変身です。

「乙女盛りに命をかけて」
「風に逆らう三姉妹」
「花と散ろうか、咲かせよか」
「「「有言実行三姉妹、シュシュトリアン!」」」

 シュシュトリアンの名乗りに、ETおばさんは、「そんなことわかってる。さっさと故事を言え」と、お約束を催促。流石にシュシュトリアンと、最も多く対決しているだけのことはありますね。

「古人曰く、『イタチの最後っ屁』」
「それとあたしたちと、どういう関係があるんだよ?」
「すいません。『従兄弟』と『イタチ』が似ていたもので」
 えー!? もうちょっと、何か無いの? 何か、もっと……、と思ったのですが、実は今回のストーリーって、結構ヨレヨレなんですよね。最初は恐竜の卵で一儲けしようという話だったのですが、それが従兄弟とのお見合いの話になり、最後は雪子を恐竜のエサにしようという話に変わっているのです。ETおばさんたちの目的が一貫していないから、ジャストフィットした諺も、なかなか見つけにくいんですよね。
 しかしこの物言いには、従兄弟も「どこが似てるんだ!? 『イ』しか合ってないじゃないか!!」とご立腹。シュシュトリアンを捕まえてくれたら、借金を帳消しにすると、ETおばさんとET父ちゃんを焚きつけます。

 俄然やる気を出したETおばさん。いきなり雪子に掴みかかります。しかし月子と花子に引き剥がされ、あっさりと反撃を食らってしまいます。反撃を食らったETおばさんを、ET父ちゃんと従兄弟がまた送り出すのですが、それも月子と花子にあっさりと撃退。ET父ちゃんと従兄弟、ETおばさんにばかり戦わせていないで、自分たちも何かしろよ。

 ここでETおばさん「私は暴力が嫌いなんです」と、タイムを要求。スポーツで勝負しましょう、と提案します。
 一堂はどこぞのグラウンドへ移動し、ETおばさんとシュシュトリアンは、サッカーボールを挟んで対峙します。そして、「スポーツマン精神に則り、正々堂々と戦うことを誓います」と、従兄弟が選手宣誓。ET父ちゃんの通訳つきですけどね。
 準備運動をしてやる気満々のシュシュトリアン。しかしETおばさんは、3人vs3人で戦うには、グランドが広すぎると言い出します。まあ、サッカーをするには、ちょっと人数が足りないですかね。

 そこで、急遽種目を変更。3vs3 にふさわしい競技ということで、ストリートバスケで勝負をつけることになりました。うん、まあ、バスケならちょうど良いスポーツですけど、そもそも、何故最初にサッカーをしようなんて言い出したんだろう?
 そしてここで、審判役として突然登場するのが第4話「妖怪ヘリクツ、現わる」に登場した、妖怪ヘリクツ。いやホント、何の説明もなしに出てくるから、何事かと思いましたよ。封印されていたんじゃないの?
 しかも今回の妖怪ヘリクツは、特に悪さをするわけでもなく、本当にただ審判役を務めるのみなのです。時間無制限、20点先取の勝負が、今始まりました。
 戦闘シーン、っていうか、普通にバスケをするシーンがしばらく続きます。意外にも、ETおばさん、ET父ちゃん、そして従兄弟も、普通にバスケをプレーしています。結構シュートも入ったりしていますしね。妖怪ヘリクツも、雪子の従兄弟に対するプッシングを取ったり、ちゃんとジャッジしています。

 そんなこんなで試合は進み、ETチーム18点に対し、シュシュトリアンチームは14点。あと1本でシュシュトリアンが負けてしまいます。そこで雪子が月子と花子に耳打ちし、何か作戦を授けます。まあ、作戦と言っても、ボールを持ったら高くジャンプして、ダンクで決めるということなんですけどね。まあ、シュシュトリアンくらいのジャンプ力があれば、ダンクも余裕で決められますよね。
 月子と雪子が立て続けにダンクを決め、18-18の同点。次の1本を決めたほうが勝利です。
 勝利へ執念を見せるETおばさんがシュートを放ちます。しかし、シュシュトリアンが紅のバトンを組むと、ゴールに入るかと思われたボールがリング周辺で不自然にバウンドし、シュシュトリアンのほうへと跳ね返ってきました。そしてそのボールをバトンで受けると、そのままシュートしてゴール。見事、シュシュトリアンの逆転勝利となったのでありました。

「魔法使うなんて、フェアじゃないよ!」
 ETおばさんが当然の猛抗議。これは、私もまったくの同感。さすがにこれはいけませんわ。正義の味方として、あるまじき勝ち方でしょう。
 しかし妖怪ヘリクツはこの抗議を「ヘリクツゆうても、あきまへん。何言うても、おまはんらの負けや、負け」と却下。いや、これはヘリクツじゃないだろ!
 しかし、勝利は勝利。喜ぶシュシュトリアンに対して、ETおばさんたちはとぼとぼと立ち去るのでありました。勝負に関しては気の毒でしたけど、まあ、元々を考えれば雪子を恐竜のエサにしようというのがムチャクチャだったんだし、仕方がありませんかね。

「地球の女なんて、もうコリゴリだー!」
 去り際の従兄弟の台詞にカチンときたシュシュトリアンは、こっちだって、と、変顔をしつつアカンベー。しかしその様子を、篠山、加納、荒木の三人組に撮影されてしまいます。あ、こいつら、まだいたんだ。もしかして、バスケしていたときの写真も撮っていたりするのかな?
 しかしすぐにカメラを取り上げられてしまう三人組。そして紅のバトンの力で、三人はパンツ一丁にされてしまいます。そんな三人を、取り上げたカメラで撮影するシュシュトリアン。三人は恥ずかしそうに逃げ出すのでありました。
 元々自業自得な部分があるのは確かですけれども、今回はちょっと、シュシュトリアンのタガが外れ気味でしたね。ETおばさんたちに対しても、三人組に対しても。



[次回予告]

 みんなは満月から、何を連想する? ウサギの餅つき、かぐや姫、目玉焼きに、月見そば。それとも、大きなチーズ!
 本気で月をチーズにしようとする人が現れたもんだから、もう、大変。月より綺麗な月子、がんばる。
 次回、有言実行三姉妹シュシュトリアンは、「チーズになった月」。お楽しみに。



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