先日、仮面ライダーカブトが最終回を迎えました。それに関してつらつら書いていたのですが、微妙にまとまりが悪くなってしまったので、細かいことはうっちゃって、大雑把に書いてみます。
1年間を振り返ってみると、結局未解決な謎がいろいろと残ってしまったり、刹那的なウケ狙いに走りがちで方向性がブレまくったり、話によってキャラ描写が違いすぎたり、結局何がやりたかったのかよくわからない、評価がしづらい作品だったと思います。
最終回も、やって欲しかったカブトとガタックのWライダーキックがあったことと、それなりに平和な様子が描写されたことで最低限のレベルはクリアしたと思いますが、最終回ならではのカタルシスには欠けていました。だってゴローちゃん、じゃなかった三島って、あんまりラスボスっぽいオーラ出してなかったんだもん。
それでも魅力的な登場人物が多く、キャラレベルとか、シーンレベルとか、刹那的には楽しめるポイントもありました。週1ペースで過度な期待をせずに観ている分には、それなりに面白かったと思います。
好きか嫌いかと言われれば好き、面白いか面白くないかといわれればやや面白い、出来が良いか悪いかと言われればやや悪い。そんなところでしょうかね。雰囲気が似ていたブレイドよりは良かったと思いますよ。最終回だけなら断然ブレイドですけれども。
でもやっぱり、せっかく1年間のシリーズなんだから、1年という期間を有効利用した作品作りをして欲しいんですよね。この際、2クールぐらいで回転早くしちゃえば? アマゾンは傑作でしたよ?
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