2月27日
今日は2回目のフライトトレーニングです
飛行機の基本操作を身に付けるためのローカルフライトです
課題は前回のフライトで出来なかったことを出来るようにすることと、上空で片方のエンジンを完全に止めて空中で再始動することです
今日は朝のうち滑走路がいつもと反対側の09(東向き)でした
ここはランナップをするとき気を使います
ランナップエリアから歩道や道路まで近く、プロペラ後流で石などを人や車にぶつけることがありえるからです
ランナップを済ませると滑走路に入り離陸します
座学で離陸時機首を左に持っていかれるので気をつける用に習っていたのですが、やはり左にぶれました
直ぐにセンターラインに戻して加速します
ローテーションスピードに達すると機首を引き起こします
素直にスーッと浮いてくれました
今回は一週間イメージトレーニングをする時間があったからでしょうか、一回目のフライトより大分ましに出来ました
あとで聞いた話ですが、地上で見ていた訓練仲間が「上手かった」と言ってくれました
とりあえずは良かった良かった
パターンワークが終わると奈良盆地の上空に行ってエアワーク(マニューバ)の練習です
まずはまっすぐ飛ばすこと
「何だ、そんなことか」と思うかもしれませんが、これが意外に難しくかつ一番大事な科目です
なぜかというと、ナビゲーション(クロスカントリー)では決められたルートのうえをぴったり飛ばなくてはならないからです
また、ILSという精密誘導による着陸でも、針路と高度をずらさないようにしないと、所定のコースに乗れません
それで暫く、奈良盆地でずーっとまっすぐ飛ぶ練習をしました
前回は「計器飛行をするんやから」と計器ばかりみて姿勢が安定しなかったので、今回は外を見るように心がけたところ、結構上手く行ってくれました
次に、片方のエンジンのパワーを絞って飛ぶ練習をしました
生きているエンジンの側にラダ―を踏むのですが、結構足に力が要ります
教官から「限界まで踏んでみろ」と言われたので踏み込んで見たのですが、意外にたくさん踏めました
足が短いので半分くらい踏み込んだところで届かなくなりましたが
その次は、じっさいに片方のエンジンを上空で停める練習です
教官が燃料の流量を調節するミクスチャーというレバーを左だけ「0」にします
当然エンジンは右だけ回っているので機首が左にずれようとするのを右のラダ―を踏んでこらえます
そして「どっちのエンジンが停まったか」を判断してから(これが大変重要! 過去に生きているエンジンを止めて旅客機が墜落した例があります)止まったエンジンのスロットル、プロペラ、ミクスチャーのレバーを「カットオフ」位置にします
一息つくと、チェックリストで確認
ここまでは何とかできました
次は止めたエンジンを上空で再スタートです
座学では「チェックリストを見て実施」と習ったのでリストをみながら一つずつやっていると教官から注意されました
やはり暗記しなくてはならんようです
以前旅客機の機長さんから、「緊急事態だからこそ落ち着いてチェックリストを読みながら一つずつ処理するべきだ」と教わったのですけどね
今の訓練は教官に言われたようにするべきなのでしょう
エンジンを再始動すると次の人に空中で交代しました
地上に帰ってから「飛行機のコントロールはまぁ、これくらい出来ればいい、次はナビゲーション(クロスカントリー)」と言ってもらえたのでよかったです
今日は2回目のフライトトレーニングです
飛行機の基本操作を身に付けるためのローカルフライトです
課題は前回のフライトで出来なかったことを出来るようにすることと、上空で片方のエンジンを完全に止めて空中で再始動することです
今日は朝のうち滑走路がいつもと反対側の09(東向き)でした
ここはランナップをするとき気を使います
ランナップエリアから歩道や道路まで近く、プロペラ後流で石などを人や車にぶつけることがありえるからです
ランナップを済ませると滑走路に入り離陸します
座学で離陸時機首を左に持っていかれるので気をつける用に習っていたのですが、やはり左にぶれました
直ぐにセンターラインに戻して加速します
ローテーションスピードに達すると機首を引き起こします
素直にスーッと浮いてくれました
今回は一週間イメージトレーニングをする時間があったからでしょうか、一回目のフライトより大分ましに出来ました
あとで聞いた話ですが、地上で見ていた訓練仲間が「上手かった」と言ってくれました
とりあえずは良かった良かった
パターンワークが終わると奈良盆地の上空に行ってエアワーク(マニューバ)の練習です
まずはまっすぐ飛ばすこと
「何だ、そんなことか」と思うかもしれませんが、これが意外に難しくかつ一番大事な科目です
なぜかというと、ナビゲーション(クロスカントリー)では決められたルートのうえをぴったり飛ばなくてはならないからです
また、ILSという精密誘導による着陸でも、針路と高度をずらさないようにしないと、所定のコースに乗れません
それで暫く、奈良盆地でずーっとまっすぐ飛ぶ練習をしました
前回は「計器飛行をするんやから」と計器ばかりみて姿勢が安定しなかったので、今回は外を見るように心がけたところ、結構上手く行ってくれました
次に、片方のエンジンのパワーを絞って飛ぶ練習をしました
生きているエンジンの側にラダ―を踏むのですが、結構足に力が要ります
教官から「限界まで踏んでみろ」と言われたので踏み込んで見たのですが、意外にたくさん踏めました
足が短いので半分くらい踏み込んだところで届かなくなりましたが
その次は、じっさいに片方のエンジンを上空で停める練習です
教官が燃料の流量を調節するミクスチャーというレバーを左だけ「0」にします
当然エンジンは右だけ回っているので機首が左にずれようとするのを右のラダ―を踏んでこらえます
そして「どっちのエンジンが停まったか」を判断してから(これが大変重要! 過去に生きているエンジンを止めて旅客機が墜落した例があります)止まったエンジンのスロットル、プロペラ、ミクスチャーのレバーを「カットオフ」位置にします
一息つくと、チェックリストで確認
ここまでは何とかできました
次は止めたエンジンを上空で再スタートです
座学では「チェックリストを見て実施」と習ったのでリストをみながら一つずつやっていると教官から注意されました
やはり暗記しなくてはならんようです
以前旅客機の機長さんから、「緊急事態だからこそ落ち着いてチェックリストを読みながら一つずつ処理するべきだ」と教わったのですけどね
今の訓練は教官に言われたようにするべきなのでしょう
エンジンを再始動すると次の人に空中で交代しました
地上に帰ってから「飛行機のコントロールはまぁ、これくらい出来ればいい、次はナビゲーション(クロスカントリー)」と言ってもらえたのでよかったです
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