SABUROU NIKKI

大阪のとあるパイロット訓練所での訓練日記です

植松努さんの講演会行ってきました。

2013年07月28日 22時14分23秒 | Weblog

昨日は初めて植松努さんの講演会に行ってきました。
北海道の町工場の経営者で自腹で宇宙開発をしている方です。
宇宙開発の目的は「児童虐待を無くすこと」です。
できるだけ多くの子供や大人に自信を取り戻してもらい、他人の自信を奪わなくても済むようにする、

そのための宇宙開発です。
講演会の目的は「仲間を増やすこと」です。
なぜなら植松さんは一人なので自ずと時間的、物理的限界があるからです。
同じ志をもった仲間がいてくれればより多くの人に植松さんの思いが届きます。
だから日本全国講演会をして回っているそうです。
ただ、最近はいろいろな理由から小中学校の平日の授業時間をメインに講演とロケット教室をされてい

るので、今回のような一般の大人を対象にした講演会は貴重なチャンスでした。
僕自身も夢を潰されて絶望した経験があるので植松さんの仲間になって「どうせ無理」をこの世からな

くしていきます。

講演会の中で特に印象に残ったことを書きます。
○人が生きていくには「自信」を持つことが大切。
○誰もが生まれた時は諦め方を知らない。
○誰かが諦め方を教え、教えられそれが自信剥奪の連鎖を招く。
○その行き着く先は「奪う」つまり「略奪」となる。(自信のない人は新しいことに挑戦できない。つ

まり何も新しく生み出せない、他から盗ってくるしかなくなる)
○その自信剥奪の連鎖を断ち切るには小さな自信を持てば良い。
○自信を持つためには「できなかったことができるようになること」つまりチャレンジが大切。
○そのためには誰もが憧れてかつ諦めている宇宙開発を自腹で実現し、「やればできるよ」と見せるこ

とで「だったらこうしてみたら」と新しいことにチャレンジする人を増やすことができるのではないか

。だから宇宙開発をしている。
○チャレンジを阻むものは「失敗したらどうしよう」で停止してしまう思考にある。
○失敗したら「だったらこうしてみたら」で突破口を見つける。
○突破口の先に本当の仲間がいる。
○自分で考え自分で試したらそれは「世界初」であり「世界一」である。
○失敗に罰を与えてはいけない。罰を恐れて隠蔽を招く。
○失敗をだれかのせいにしてもいけない。
○(僕も嫌というほど言われましたが)「現実をみろ」という言葉に負けてはいけない。その現実とは

「過去」である。変更の聞かない「過去」で未来の可能性を縛ってはいけない。
○努力は報われないことがある。でも努力しなければ絶対に報われない。
○夢を実現したかったら既にやっている人と仲良くなれば良い(僕の場合はよっこさんですね。)
○その人と仲良くなるには困っていることを助けるのが良い。
○そのためにはあこがれの人をよく見て「自分だったらこうする」と考えて助けてあげるといい。これ

は「思いやり」という。夢の実現に必要なものは思いやりである。
○だから思いやりは発明の元となる。
○嫌なこと、苦しいこと、辛いことを我慢しない。なんで嫌なのかを考える。それが人を助ける発明に

なる。
○悲しみや苦しみをうまく人に伝えるには美しい言葉をたくさん知っていると良い。
○そのために本をたくさん読むといい。

この世から自信剥奪の連鎖を無くすためにひとりでも多く仲間が増えることを願ってやみません。