SABUROU NIKKI

大阪のとあるパイロット訓練所での訓練日記です

高取城

2011年11月13日 09時33分25秒 | Weblog
13日日曜日にご近所のパイロットの大先輩と奈良県は高取
城に行ってきました。
高取城は日本三大山城の一つです。
当然登山です。
近鉄で麓町の壺阪山に行きました。
観光案内所でガイド用のビデオを見せてもらいました。
CGで再現された高取城はかなり立派なお城でした。
 (実際の敷地は単なる登山道でした。初めにビデオを見て
正解でした。)

解説によると、高取城の特徴の一つに城の敷地が殆ど残っ
ていることだそうです。
不便な山の上にあるから当然なんでしょうね。
案内所を出て、山道に入ろうかというとき、アクシデント
発生!
大先輩の靴の下に〇〇〇が。。。(何があったかはご想像
にお任せします。)
多難な前途を予感させるスタートです(こういう時は宝く
じでも買いましょう)。

気を取り直して山道に入ります。
 飴玉で糖分補給しながら登ります。
節目毎に門があったことを記した看板がある以外単なる登
山道です。
初めにビデオを見ていなければお城の敷地に居るとは思え
ないでしょう。
大先輩に教えて頂いて道の脇に石垣があるのがわかりまし
た。
自分のくせで視野が狭くなってきがつかなかったんですね

 室町時代からあったお城なので戦国時代など戦乱の時代も
生き残ってきたんですね。
 建造物は全てなくなっていて残るは石垣のみ。
 兵(つわもの)どもが夢のあと、まさにそんな感じです。
 道幅は狭いところで50センチ~60センチほど。
 こんなところは攻め込むのも大変だったでしょう。 
 狭い道の両側から弓矢や鉄砲で撃たれるんですからね。 
 城に立てこもる篭城戦にはもってこいでしょう。
 この日は曇りでしたが思った以上に気温が高く、約20度
ありました。
 当然汗だくになりました。
 大先輩によると汗をかかない程度の速度で登るのが良いそ
うです。
 寒い季節は汗が冷えたり凍ったりして体力を失うからだそ
うです。
 一時間半ほど登ってようやく頂上の天守閣跡に着きました

 日曜日だったこともあり僕の想像以上にたくさん登山客が
来ていました。
 
 見晴らしの良い場所で座って弁当を食べました。
 大先輩の人生経験談を聞きました。
 以前、恋愛結婚は好きで結婚するから結婚後にギャップで
喧嘩が多くなると聞いていました。
 それでお見合いで結婚された大先輩に、お見合い結婚はそ
のあたりどうなのかをおたずねすると、やはり他人だからけ
んかはある、とのこと。
 だから、喧嘩をしないため、喧嘩したときのためにルール
を決めるんだ、とのことでした。
 家族はひとつの国というより、国が寄り集まった連邦国家
みたいだな、と思いました。
 
 一段落してから下山です。
 大先輩のお話で、山登りは降りるときのほうが要注意との
こと。 疲れてひざが上がらなくなり、小さな段差に躓くか
らだそうです。
 ホントに疲れてひざが上がらなくなってしまいました。
 行きと同じく飴ちゃんで糖分補給しながら降りていきます

 なんとかふもとに到着。
 ○○○も無事にクリアー。
 駅に着いたときは午後4時半でした。
 2時ころには終わると思っていましたがほぼ一日掛りの登
山になりました。
 大先輩に感謝です。
 また近場の史跡に出かけてみたいですね。
 では