SABUROU NIKKI

大阪のとあるパイロット訓練所での訓練日記です

航空身体検査

2007年02月22日 09時17分38秒 | Weblog
2月17日
 今日はクールで自習と明日のシミュレータ、明後日のフライトの準備です
 
 いよいよ始まります

 前回の日記からもいろいろありました
 
 10日には伊丹のクリニックに航空身体検査に行きました
 第一種身体検査はプロになるのに必要なもので、これまでの第二種に比べて厳しくなります
 でも、無事にクリアーできました
 

 15日に同期の訓練仲間が事業用の実地試験にごうかくしました
 良かった良かった
 あの強風の中よくやったと思います(前日に春一番が吹きました)
 大したもんです

 この日は何年かぶりにバレンタインのチョコレートをもらいました(もちろん義理ですが)

 アメリカでの訓練に比べ日本の訓練を通して思うことは「本当に計算が多い」ということです
 たとえば旋回をするタイミングも、アメリカでは、VORの針が近づいてきたら曲がる、なのですが日本では、旋回半径が何ぼでそのために何マイル手前からバンク角何度で何秒間、ターンする、ロールアウトも風に対する修正角を考慮するといった感じです

 飛行機が(以前のセスナ172に比べて)大きく複雑になってくるため手順も増えて、覚えなくてはならないことが一段と増えました
 ドラえもんの「暗記パン」があったら絶対に手に入れるでしょう

 本当にめんどくさいです
 これがやりたいことでなければとっくに投げ出しているのではないかと思います
 
 やりたいことをやらせてもらえることに感謝です
 そして早くパイロットになって恩返しをしたいです
  

計器課程訓練開始

2007年02月03日 22時28分33秒 | Weblog
2月1日
 
 早いものでもう二月です
 計器飛行課程の訓練が始まって半月が経ちました
 現在は地上での座学です
 
 やることは結構たくさんあります
 特に飛行機のチェックリスト(手順書)は「なんでやねん」と思うほど多いです
 これを殆ど頭に叩き込んで「リストを見ないで」操縦しなくてはなりません
 本当はリストを見ながら一つずつ確認して飛ばすのですが、それを素人の自分たちがやっていると諸元が狂い時間がなくなるので記憶に頼ることになります
 事業用の担当教官が「パイロットは記憶力の勝負や」と言って見えたのがよくわかります

 現在の心境は「事業用実地試験前」のような感じです


 なんせ、計器飛行用のフライト訓練費用は「一時間12万5千円(消費税コミで13万円)!!」という高額なものですからね

 
 今日、A-NETで訓練していた訓練仲間が正式にコーパイロット(副操縦士)になりました
 良かった良かった
 
2月3日
 今日授業が無くは一日アパートで休みでした
 最近風邪でしんどかったので助かりました
 先日、やっと事業用操縦士の免許証を受け取ってきました
 来週の休みの日には八尾に映画館があるそうなので、「硫黄島からの手紙」でも見に行こうと思います
 伊丹空港に飛行機を見に行くのもいいですね
 
 夕食は手作りチャーハンでした
 とき卵とご飯だけの簡単なものですが、テレビで見た作り方を真似して、前より少しはましなものが出来ました