百醜千拙草

何とかやっています

コロナのあと

2020-04-21 | Weblog
自宅待機が続くと曜日の感覚がなくなってきますね。動物の世話とかを交代でしているので、週に 2-3回は通っていますが、行ったところで、街中も施設もガランとしているので、ずっと週末状態。すると、その2-3回が、まるで週末に働いているかのように感じて、大変、疲れます。普段なら月、火曜日に頑張って、水曜は中だるみして、週末にむけてまた頑張り、金曜の夜に運動して、ビールを飲むというリズムがあるのですけど、今はそのリズムが保てず、メリハリがありません。
Rのコーディングのコースもなかなか進みません。コードを読むのは多少読めるようになってきましたけど、読めるのと書けるのとの間には、深くて暗い河がある、てな感じで、これは本当にやる価値があるのだろうかと絶望感の混じった無気力感を覚える日々です。

この疫病を期に、ちょっとふりかえることが増えました。 物事には始めがあり終わりがありますから、このコロナ騒動もいずれは終わると思います。その後の世界はどうなっているのだろうと思わずにおれません。

多くの人を死亡させ、失業させ、世界的な恐慌をもたらすであろう今回のコロナ騒動が終わったあと、おそらく、高い確率で、人々はコロナ前の世界に回帰しようとするでしょう。過去の戦争や災害の例を思うと、実際、高い確率でコロナ前の世界に戻っていくとは思いますが、今回のはこれまでと異なり、世界的な影響を残します。はやくに収束させて都市封鎖を解いた中国が一人勝ちするとは思えません。その商売相手はアメリカでありロシアでありその他の世界で、そういったところではまだまだ長く都市封鎖が続くと思われるからです。その間にでる大量の失業者の世話をするのは政府しかいません。働きたくても動けないのですから。となると、ひょっとすると資本主義社会、自由主義社会そのものが変化するかも知れません。人の移動が減り、焼け畑農業のようなグローバルビジネスが衰え、世界は再びコミュニティー単位で完結できるように再編されていくかも知れません。今回のような世界的パンデミックに対するリスクヘッジとしては理にかなっていると思います。この状態が続けば、都市は解体されることになるかも知れません。そのうち温暖化で東京もニューヨークも海底に沈むことになるかも知れませんから、社会構造と都市構造のリストラクチャーの機会になるかも知れません。  

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