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扇央の宅地化

2007-07-07 | 世界地理
アドミールによる宅地開発
JR湖西線が1974年に開通した。近江中庄駅から京都駅まで片道45分で通勤できるようになった。大阪の大手不動産業者アドミールが1972年に扇央の一部0.25k㎡を買い占め、宅地開発を進めた。坪2万円、各区画300坪、800区画を販売した。扇央はふだんは水がないが、地下30mの伏流水を電動ポンプで汲み上げ、各戸に配水している。

百瀬川の扇央は針葉樹林である。秋の紅葉が終わると、落葉。冬の琵琶湖がきれいに見えるが、野坂山地を越えて吹く北西季節風は寒い。降雪量も多い。
アドミールの販売する百瀬川扇状地扇央の住所は、滋賀県高島市マキノ。1990年代のバブルの頃は、「ヴィラマキノ」の看板でよく売れたが、その時に売れ残った宅地は、今も売れ残っている。





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