ヤマノイモ(山の芋) (ヤマノイモ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年09月13日 07時14分02秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

この、ヤマノイモは、「植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001発行別冊発行」の植物目録にはありません。新しく出た品種です

 

ヤマノイモ緒言:雌雄異株。ツル性の多年草で。

地中には食用になる円柱形の多肉根がある。茎は右まき。

葉は対生し、長卵形で先は尖り、基部は心形で、全体としては三角形で先端は長く伸びて尖る。基部は耳状にやや広がる場合が多い。両面無毛。

葉の脇に珠芽(ムカゴ)をつける。

葉の脇に2~5個の穂状花序をだし、白色の小さな花を開く。

ヤマノイモの実は特徴があり、3稜があって軍配を組み合わせた感じになる。熟すと縦に割れ、中から種子が散布される。種子は直径5mmほどで大変薄く、周囲には見事な幕(翼)がある。梢に登ったツルの先端でこのような種子が散布される。花期7~9月。

 

01.11年10月19日 ヤマノイモ 風の松原内では道路添えに多いようです。いろいろなものに巻き付いたり絡みついたりで伸びています。

 

02.11年10月19日 ヤマノイモ 一部を切り取ってみました。複雑に伸びています。

 

03.11年10月19日 ヤマノイモ 蔓は捻れ伸びているようです。蔓は無毛です。

 

04.11年10月19日 ヤマノイモ 蔓の断面ですが、何個も中空があるようです。

 

05.10年08月26日 ヤマノイモ 巻きひげ。

 

06.11年10月19日 ヤマノイモ 蔓の曲がっているところが太くなっています。虫えいのようです。

 

07.11年10月19日 ヤマノイモ ツルは虫えいで穴だらけです。ウロコタマバエの虫えいでしょうか?。

 

08.11年10月19日 ヤマノイモ 葉が対生の所。

 

09.11年10月19日 ヤマノイモ 葉は互生もあれば対生の所もある。

 

10.11年10月19日 ヤマノイモ 葉の形。

 

11.11年10月19日 ヤマノイモ 標準的な葉の形です。表裏です。葉の縁は全縁です。

 

12.11年10月19日 ヤマノイモ 葉の表側無毛。

 

13.11年10月19日 ヤマノイモ 葉の先は尖り、尾状形突起。

 

14.11年10月19日 ヤマノイモ 葉の基部は耳形。

 

15.11年10月19日 ヤマノイモ 葉柄は長く長く無毛です。

 

16.11年10月19日 ヤマノイモ 葉の裏側無毛。

 

17.10年08月26日 ヤマノイモ ムカゴ。

 

18.09年08月19日 ヤマノイモ 葉は対生です。葉腋から出る雄花序。

 

19-1.09年08月19日 ヤマノイモ 雄花序。開きそうで開かない花です。

 

19-2.12年08月12日 ヤマノイモ 雄花。

 

19-3.12年08月12日 ヤマノイモ 雄花を半分に切断してみました。矢印が雄しべのようです?。

 

20.11年10月19日 ヤマノイモ 雄花の枯れたものでしょうか。

 

21.11年11月05日 ナガイモ 左側ナガイモの葉の裏側です。右側がヤマノイモの葉です。ナガイモの葉は基部に近い部分が横に大きく張り出すていますが、ヤマノイモはスマートな感じがします。

 

22.11年11月05日 ナガイモ 上の葉が標準的なヤマノイモの葉です。下が長芋の葉です。これでナガイモノ基部が広いことが解り判定の材料になると思います。

 

23.12年03月06日 ヤマノイモ この時期でも果実下げていたがツルは切れていました。

 

24.12年03月06日 ヤマノイモ 下から見た果実ですが口が開いていて種子が飛んだあとだった。

 

25.12年03月06日 ヤマノイモ 1個の果実。

 

26.12年03月06日 ヤマノイモ 下から見た果実ですが、種子が入っていませんでした。落ちた後でした。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、ドシロウトも、大ドシロウです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヤマニガナ(山苦菜) (キ... | トップ | ヤマハギ(山萩) (マメ科... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事