海賊日記

子育てと趣味の日記

呼び出し

2011年07月04日 23時57分20秒 | Weblog
夜8時頃、実家の父の携帯から着信。
父は今はもう自力で歩くことが出来ず、一日ベッドで過ごしてます。大きな声もあまり出せないので、何かの時の為に常に手元に携帯をおいてあるんですね。
で、電話。夜に来るのは珍しく、何事かと思って出たら、か細い声で「お母さんと喧嘩した・・もう世話してくれないって。どうしたらいいか分からない。○ちゃん(あたし)来てくれない?」

あー・・・・そろそろかなぁとは思ったけど。
元々仲のいい夫婦ではありません。自由の効かない身になったから、母も色々我慢して父の言うなりに献身的に世話をしてきたんですが、父の方もそれに甘え過ぎてしまって、つい言い過ぎてしまった、と。
堪忍袋の緒が切れた母が「もう世話しない!」と啖呵切って二階に上がってしまったそうで。

まー2人の性格は分かってるのでとりあえず行きましたよ。介護疲れの場合は2人を離した方がいいと思うので、父をうちに一時引き取ることも考えたんですが。

父の一通りの世話(夕食、清拭、シーツの取り換え)をしたあと、母の話を聞きました。
父はとにかく母の一日を全て自分に奉仕するように使って欲しいらしい。ちょっと離れると、急ぎでもないようで母を呼び、遅いと文句を言うらしく、それが積み重なって母が爆発した、と。
でも、父には母を縛ってる自覚がないようです。自分は自分なりに母に気を使ってる、って言うんですから。2人の言う事が違ってる部分が多かった。思えば昔から会話のない夫婦でした。素直に気持ちを言いあえなければ、分かってあげよう、という気持ちで聞かなければ、伝わるもんじゃないですよね。人の気持ちなんて。

それ以上に人の身体的な痛みというのは、理解出来ないもんだなぁと思います。見た目や訴えで判断するしかなく、どれが本当なのか、甘えなのか、我慢してるのかすら、本当のところは分かりません。
父にもっと出来る機能を使って頑張って欲しいと思う反面、もしかしたら我慢してるだけで、もうギリギリに大変なのかもしれない。

色々話してるうちに母も落ち着いたようなので、引き取らずに帰ってきましたが。

これからどうしたもんかなぁ、と・・・うーん。

コメント
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