お気の毒です・・

連日ニュースになってる口蹄疫。
朝のニュースで、県知事がやつれた顔で「寝ないで頑張ってるんです！」と反論していましたが。ほんとにそうなんでしょう。役目とは言え、殺処分を言い渡さなければならない辛さが表情と口調から伝わってきました。
なんでもいいですが、こういう時の報道記者の横柄な、上げ足とりな態度、非常にむかつきます。国民の代表とでも思ってるんでしょうか。ほんとに当事者の親身になって代弁してるかどうか、自問自答すべきだと思います。

話は逸れましたが、今朝の地元新聞に、長年畜産農家をしてきた父親を見て、息子さんが送った投書が載っていました。
「命で命を繋ぐ、という気持ちで仕事をしているので、出荷の為に命を絶つのは何とも思わないが、こうして殺されるのはいたたまれない」と言っている、と。
処分を待つ間の餌を止めていたけど、「せめて最後の時までおいしい餌をお腹いっぱい食べさせてやりたい」と餌を再びあげはじめたって。
家業を終えるしかない、というケースも多いでしょう。どんなに辛いかと思うと、遣る瀬ない気持ちで一杯になります。

今まで心血を注いできたものをいきなり失ってしまって、生きる気力まで失わないように、と祈るばかりです。