海賊日記

子育てと趣味の日記

部活終了!

2007年07月29日 10時06分37秒 | Weblog
県大会初戦。
3対1で惜しくも負けてしまいました。

長男は守備で頑張るものの、チャンスでヒットを打てず。
試合後、抱えた膝に顔を埋めて泣いていました。

春の大会に痛いエラーをしてしまって。
それ以降、チーム内での人間関係が崩れてきて。
その影響もあってか、打撃不振に陥って今日まで続いて。
苦しい部活動だっただろうな、と思います。

夕べ、親だけのご苦労さん会があってね、その時両隣に座ったお母さんたちが、やっぱり同じような思いを持っていて。

「最後のこの時期になって、打てないチームメイトに『なんでおまえは打てないんだ』なんて言ってしまうチームはもうダメだって思ってたよ」と。

昨日も、試合に向かうバスに乗り込む時に、長男に対してそうやって責めてる子が二人いて。
見かねた他の子のお父さんが「もう止せ」って止めてくれたみたいだけど。
隣り合わせたお母さんたちと、「スポーツって何?」って。
違うだろ。そうじゃないよね?
親しすぎて、言いたい事を深く考えもせずに言ってしまうんだろうけど。
確かに打てない長男がもっと努力して打てればいいんだろうけど。
でも、旦那に言わせれば「打てない時は誰にだってある。ここまできて、そんなに簡単に打てるもんじゃない。それを責めるのがおかしい」って。
それでも、昨日の長男はとてもよく頑張っていた。
最後になるかもしれない試合、って意識を強く持って、精一杯声を出して、士気を煽って。
打てなくても腐らずに、次の守備に全力でついていた。炎天下の中、力を尽くしたと思う。
その姿を見て、結果云々でなく、応援してきた親としては満足でした。




長男は、同じ道を歩いて来て、苦しみの分かる父親の言葉があったから、それでも「やめたい」とは一言も言わずに頑張って来たけど。
試合の前には必ずグローブとスパイクの手入れをしていたのが、最近はしなくなってしまって。
相当きついんだろうな、とは思ってたの。
だから、正直言って、負けてほっとしてる。

9人の3年生の中で、そういう「ろくでもない」ヤツは三人。
口汚く人の失敗や、欠点を、周りを巻き込むように大声で騒ぐヤツが二人と、下級生や弱い子を使って意地悪を言わせたり睨み付けたりする子が一人。
おまえらも、エラーするだろ?てゆーか、しょっちゅうしてるだろ?
チャンスに打てなかった時なんていくらでもあったじゃない。
よく人のことが言えるよね・・・。
チームプレイ、してないし。人の球までこれ見よがしに取ったりして・・態度で「おまえらを信じてないよ」って言ってる様な。そりゃ守備範囲が広い、って威張れる問題じゃない、つーの。
おまえのために試合してるんじゃないんだよ!!(吐き出す)



落着け。
まぁ、そう言わせる長男にも、もちろん問題はあると思う。やっかみもあると思う。だから、色々されたことを責める気にはならない、つーか相手にするのがバカらしいと思うし。
他の子は、打ち方のアドバイスしてくれたり、「フォーム良くなってきてるよ」と励ましてくれたりするから。

「ああいう子もいれば、応援してくれてる子もいるんだよ」と話てきた。本人もそれはよく分かってて。
学校の三者面談でも、担任の先生が「Y、野球部でずいぶん我慢してるんじゃない?」と心配してくれた時に、「あいつらは、もうああいうやつらだからしょうがないから・・応援してくれるやつもいるし、大丈夫です」って答えた。
ええ、野球部でない女の先生まで部内のごたごたを知ってるの?とちょっと驚いたけど。

何ていうかね・・・聞いてるこっちのほうがたまんない、つーの。
飲み会の席で、2年生までいじめていた事も知って。
ああ・・・こういう子達は人としてダメだな。
そういうことを隠れてしてる事を知らない親もダメだな。
見てるようで、表面しかみてない。
チームを応援しているようで、自分の子のことしか考えてない。


終わりになって、こんなイヤな思いをさせられるとは思いもよらなくて、夕べはとても悔しい思いをしたけど。
会から帰ってみれば、長男はあっさりしたもので。
今日から始まる選抜の練習をとても楽しみに嬉しそうに話してくるから、旦那と二人、その話に乗ってこれからのことを話し合った。

どんな事があっても、やっぱり受け取る本人次第。
親がその事をどう感じるか、も親次第だけど、その感情を子供にぶつけることだけはしないでいようと思った。

たとえば、人に裏切られることはあっても。
努力は裏切らない、よね。そう信じてこれから進んで行って欲しい。



いやぁ~・・・親子していい勉強させてもらいました(笑)


コメント (2)
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