トリーシャツ


今日のトリーさんのシャツ・・・。



なんか、模様がカビっぽい・・・。





<トリーさんシャツ>




これも事故米の影響かな。




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イチロー

イチロー、8年連続200安打…世紀またぐ大リーグタイ記録(読売新聞) - goo ニュース

~引用 

 【カンザスシティー(米ミズーリ州)=臼田雄一】米大リーグ、マリナーズのイチロー(本名・鈴木一朗)外野手(34)は17日、カンザスシティーで行われたロイヤルズ戦の八回に遊撃に内野安打を放ち、8年連続200安打を達成した。

 大リーグ史上、100年以上前に活躍したウィリー・キーラー(オリオールズなど、1894~1901年)と並ぶ最長記録。1901年に確立した近代野球以降では、ウエード・ボッグス(レッドソックス、1983~89年)が持つ7年を更新する初の快挙。新人の年からの連続年数では自らの記録を更新した。シーズン200安打の最多記録は、ピート・ローズの10度。

 イチローは2004年には262安打をマーク、大リーグの年間最多安打記録を84年ぶりに更新している。

引用~



イチローが8年連続のシーズン200本安打を達成したようですね。

怪我もなく、コンスタントに打ち続けるってのは凄いですね。
今年の成績だけ見れば、物足りないようにも感じますけど。
チームの成績もパッとしないしですしね。

まあ、来年も怪我さえなければ、200本は打つでしょう。
どこまで、記録が伸びるのやら・・・。


せいぜい、がんばって。ってところでしょうか。


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ギリギリ探偵白書・238


 ギリギリ探偵白書
 「メシが美味いという事・第4話」


 
 依頼者の家は超高級マンションだった。
 依頼は指紋を採って欲しいとのことだった。
 金庫から何者かが金銭を抜き取ったらしい。
 




阿部   「・・・いや、ダイヤル番号と同じだったので」

依頼者さん「・・・あれだ。金田一、明智くんの世界だ。すごいぞ。
      お~い、この人ただもんじゃないぞ。こっちに来なさい」


すると、奥さんがから揚げを持って、居間にやってきた。


奥さん  「あら、ヤダ。もう、腹ペコ君が全部食べちゃうから、今の内にどうぞ」

阿部   「あっ、すみません。うちの腹ペコが失礼しているみたいで・・」

田中   「うまいなぁ~。しょうゆ味に、塩味。・・・う~ん、うまいなぁ」

(コイツは、突撃となりの晩御飯でここにいるのか?)

阿部   「開けるはずのない息子さんの指紋があるのは不自然ですね」

依頼者さん「しかし、小遣いは毎月やっているし、車だって買ってやったし」

阿部   「なくなったのは、現金の数万円だけですか?」

奥さん  「いいえ、数万じゃなくて2本よ。2本」

田中   「焼き鳥ですか?」

阿部   「バカ。200万ということですか?」

依頼者さん「お恥ずかしい。実はそうです」

阿部   「もしかして、頻繁に?」

依頼者さん「・・・お恥ずかしい」

阿部   「どうしますか?犯人はハッキリしてきたみたいですが・・・」

依頼者さん「・・・しかし・・」


その時、依頼者さんの部屋の玄関が開いた音がした。

そして、居間の騒ぎをおかまいなしに、今風の若者が冷蔵庫に歩いていった。


息子さん 「うわっ!!誰!!」

田中   「ガルルぅ。コーラはわしのじゃ」

息子さん 「えっ?」

阿部   「コラッ、ブー!!やめなさい。コーラはここの家のものだぞ」

田中   「うぅぅ、じゃあ、半分だけちょうだい」

息子さん 「いいですけど・・・。誰?」

阿部   「・・・金庫の中身の盗難で、指紋を鑑定しに来たんだけど・・・」

息子さん 「えっ?鑑定?・・・・」


いい反応だ。
明らかに動揺している。


阿部   「君の指紋しか出てこないんだよ。どうしてだい?」

息子さん 「ぼ、ぼくは、200万なんか取ってないよ」

阿部   「200万?君は簡単な男だね」

息子さん 「・・・僕じゃないですよ」

阿部   「誰も200万なんて言ってないでしょ?」

息子さん 「ヤベッ、バレてんじゃん」

阿部   「認めるのか?」

息子さん 「はいはい、でも気にする額じゃないでしょ。200万ぐらい」

阿部   「・・・・田中、200万あったら、何日暮らせる?」

田中   「1年と8ヶ月はいけます」

息子さん 「マジ?3日ともたねぇーぞ」

田中   「・・・・・」

阿部   「・・・・・」

依頼者さん「小遣いがほしいなら、ちゃんと言いなさい。泥棒かと思っただろ」

息子さん 「ごめん、足りなかったから、つい」

阿部   「・・・・」

田中   「・・・・あっ!!夕飯!!そろそろ夕飯ですね。」

奥さん  「それじゃ、夕飯にしますよ。腹ペコ君もお腹を空かせているし」

(そんなんで、いいのか・・・。いいのか・・・本当に)

というわけで、なぜか私まで夕飯をご馳走になった。
田中は帰りにお土産までもらっていた。

帰りの車の中。


阿部   「・・・あれで、良かったのか・・・。どう思う?田中」

田中   「いいんですよ。ご飯うまかったし」

阿部   「お前、それだけだろ?」

田中   「いや、僕は貧乏でしたし、贅沢もあんまりしたことないですし
      でも、いいんですよ。飯がうまいという事を感じられますから」

阿部   「・・・何か深い事いうなぁ。どうした?」

田中   「あの子は、恵まれているように見えて可哀想ですよ。
      だって、ご飯残していたでしょ。舌が肥えすぎて、食べ物の有難味とか
      おいしいって言う事が、わからなくなっているんですよ」

阿部   「そうかもしれんな」

田中   「あ~あ、でも、いいよなぁ~。
      僕も毎日、うまいもの食いたいなぁ~。
      麻痺してみたいなぁ~、旨い物に麻痺!!」




        完



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池尻大橋


電車の乗客8人搬送=満員状態、体調不良訴え-東京(時事通信) - goo ニュース

~引用 

16日午前9時15分ごろ、東京都世田谷区池尻の東急田園都市線池尻大橋駅で、乗客16人が体調不良を訴えた。東京消防庁によると、うち16~72歳の女性8人が搬送された。いずれも軽症という。

 東急電鉄によると、同6時50分ごろ、信号トラブルにより同線は約15分間運転を見合わせた。この影響などで、渋谷駅に向かう車内は満員状態で、同駅への到着時間も通常より長くなっていたという。 

引用~



東急田園都市線の池尻大橋駅と言えば
言わずと知れた我がT.Ⅰ.U.の最寄り駅。

そんな駅で、16人もの人が体調不良を訴えたとか・・・。



<池尻大橋駅改札>


その内、8人の方が病院に運ばれたそうですが、軽症のようです。


テロとか、人為的なものではないみたいですね。
ただ11時くらいまで、警察官がたくさん居たそうです。


まあ、何事もなくて良かったって感じですが
田園都市線って混んでるんですよね。
すごく。


朝なんて、すし詰め状態らしいです。

今日なんて、特に運転見合わせとかあってダイヤが乱れてたみたいですし。


さらに、今朝は雨が降ってましたからね。
車内は最悪のコンディションだったのではないでしょうか。


それでも、その電車に乗らなきゃ、会社や学校に行けないのですから大変ですよね。
電車の混雑を緩和する良い策はないんですかね?



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里親詐欺


里親詐欺


(上記はイメージです。)

里親詐欺とは、主にペットの飼い主が、増えすぎた飼い猫や犬を代わりに育ててくれる里親を募集した際に、昔飼っていた猫に似ているなど、いかにも大切に育てるフリをして引き取っておきながら、すぐにどこかへ売り飛ばしたり、好き勝手に虐待するなど、ペットを介して人の善意を踏みにじる詐欺である。


ペットは飼い主にとっては家族ですが、法律上「物」として扱われるため、裁判で懲役刑になってもほとんど執行猶予がついたり、慰謝料の金額も数万~十万円ほど場合がほとんどのようです。

なかなか、里親希望の方を詐欺師かどうか判断するのは難しいと思いますが、実際に会って、その人のペットに対する愛情を確認することが大事なのだと思います。



詐欺解決方法に関心があればこちらへ
     ↓
詐欺解決WEB


(調査員トリー)


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敬老

今日は敬老の日ですね。

身近なお年寄りといえば、ウチはばあちゃんぐらいなんですが
そのばあちゃんも1週間前に79歳になりました。


「79歳だから79(亡く)なる年だね」


とお祝いの言葉を述べたところ


「他の人が聞いたら、なんて酷い家族だって思われるよ」


なんて言ってましたが
きっと自分から言いふらすのでしょう。
孫にこんな風に言われたと。嬉しそうに。


こうして孫のイメージが低下するのです。



さて、今年79歳と言えば、来年はいよいよ80歳。

傘寿ですね。

来年の話をすると鬼が笑うと言いますが
ウチの家族の話題は

「108歳は何寿だったっけ・・・」

という話題に。
鬼を笑い死にさせる気ですね。。。



んで、108歳のお祝いは「茶寿」というらしいですね。

「茶」の字の草冠が「十」が二つで20、その下で88、たして108と言う事みたいです。



って、あと30年はさすがに厳しいだろ。




さて、この「○寿」ってヤツですが、調べてみると結構ありますね。

60歳が還暦。
70歳が古希。

ってのはよく知られてますけど

77歳が喜寿。
80歳が傘寿。
81歳が半寿(盤寿)
88歳が米寿。
90歳が卒寿。
99歳が白寿。
108歳が茶寿。
111歳が皇寿(川寿)
120歳が2度目の還暦


誰が考えたのかは、わかりませんけど、よく思いつきますよね。
まあ、そんぐらいの年齢になれば、毎年がメデタイわけですけどね。



さてさて、ウチのばあさんは、何寿まで祝えるのやら。。。





と、ここまで書いてきて気が付いたのですが
これらのお祝いは全て数え年で祝うそうです。

還暦は60歳ではなく、数え年61歳のお祝いらしいです。
↑で書いたのは間違いってことになりますね。
正しくは数え年で

61歳が還暦。
70歳が古希。
77歳が喜寿。
80歳が傘寿。
81歳が半寿(盤寿)
88歳が米寿。
90歳が卒寿。
99歳が白寿。
108歳が茶寿。
111歳が皇寿(川寿)
121歳が2度目の還暦


となり、満年齢に直すと


60歳が還暦。
69歳が古希。
76歳が喜寿。
79歳が傘寿。
80歳が半寿(盤寿)
87歳が米寿。
89歳が卒寿。
98歳が白寿。
107歳が茶寿。
110歳が皇寿(川寿)
120歳が2度目の還暦


といった感じになるのでしょうか。
なんともパッとしない感じになってしまいましたが・・・。


さて、これを踏まえて考えると、ウチのばあちゃんの場合
数え年80歳の傘寿のお祝いは、79歳の今年に行うべきものだったのでは?






まあいいか。。。



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本当に儲かる話?(ETF編⑤)

本当に儲かる話?(ETF編⑤)



(上記はイメージです。)


「ACWI」


前回は、「世界平均のETFなら年利6~7%」でした。


前回は、その国ごとでも、それなりに浮き沈みが激しく、最も安定してリターンを狙うなら、世界平均のETFという選択肢もあるという話でした。


しかし、そんな世界中の株式市場に連動するETFが存在するのでしょうか?


そんな世界中の株式市場の指数に連動するETFが、iシェアーズMSCI ACWI・インデックス・ファンド(通称ACWI)です。
http://finance.yahoo.com/q?s=ACWI


このETFは先進国と新興国含め、全世界48ヶ国(先進国23ヶ国、新興国25ヶ国)を対象にしたインデックスになっています。信託報酬はたったの0.35%です。


残念ながら、まだ日本の証券会社では購入できないのですが、これが販売を開始すれば、これだけで世界株式市場に連動するETFに投資することができるようになります。


しかし、現時点では日本では購入できないので、販売されるまで待つか、代替えのETFを探すことになります。



次回へ続く。


(調査員トリー)
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ギリギリ探偵白書・237

 ギリギリ探偵白書
 「メシが美味いという事・第3話」


 
 相談の電話を受け、調査に出向く事になった。
 私はホテルの食べ放題に出かけた田中を連れ戻すためホテルに向かった。
 そこでは、田中とおばちゃん連中の壮絶な戦いが繰り広げられていた。
 なんとか田中を連れ出し、依頼者の元へ向かった。





調査現地は、超高層ビルの高級マンションであった。


阿部   「え~と、この辺でいいだろ。来客用って書いてあるし」

田中   「はい。ここら辺ですね」

阿部   「しかし、すげぇーマンションだな。月いくらするんだ?」

田中   「カレーですね。うん、多分”こくまろ”ですよ」

阿部   「な、なんだ?」

田中   「カレーの匂いがしますよ。ホラッ、多分、2階の角部屋」

阿部   「カレーの匂い?・・・そんなのしないけどな・・・」

田中   「代表。大丈夫ですか?ホラッ、五感をフル活用すれば・・・
      う~ん、やっぱり”こくまろ”だ」

阿部   「こくまろってなんだよ?彦麻呂の仲間か?」

田中   「味の宝石箱やぁ~、じゃなくて、カレールーの種類ですよ」

阿部   「・・・おれは、カレーより彦麻呂の二重顎が気になるけどな。
      ネタにつまってきたとか・・・。」

田中   「僕は、こくまろが気になりますよ。
      僕的には、やっぱり、しょうゆを隠し味にして、一味唐辛子ですかね」

阿部   「ケチャプにあめ色たまねぎだろ」

田中   「しょうゆに一味唐辛子ですよ。ケチャップは反則です」

阿部   「しょうゆは聞いたことあるけど、唐辛子はないだろ」

田中   「いやあ、これが効くんですよ」

(ハッ!!言い争いをしている場合ではない。約束の時間だ!!)

阿部   「・・・わかったから、時間だ。調査の時間」

田中   「一味唐辛子は譲りませんよ」

(はいはい、わかったよ)


我々は5機もあるエレベーターの内、「高速」と書いてあるエレベーターで
依頼者さんの住む階へ向かった。


田中   「このエレベーターって、シンドラー製じゃないですよね」

阿部   「三菱って書いてあるぜ」

田中   「異常に速いですよね」

阿部   「高速って書いてあるだろ」


確かにこのエレベーターの速さは異常だった。体に若干のG(重力)を感じた。

目的の階に着くと、豪華なエレベーターホールのソファに依頼者さんが腰掛けていた。


依頼者さん「探偵さん?」

阿部   「○×さん?」

依頼者さん「早速、お願いします。案内します」

阿部   「ええ。じゃあ、むかいながらお話を。調査の発端は何ですか?」

依頼者さん「・・・強盗ですよ」

阿部   「強盗?」

(そんな強盗とは!!普通、警察だろ・・・。)

よく依頼者さんの話を聞くと、強盗ではなかった。

しかし、盗難の被害は受けたようだ。

そして、その盗難被害は金庫に保管していた数千万の現金の内の一部で
残されていた証券などは手付かずだった。

依頼者さんは、事を大事にする前に自分で解決しようと思ったらしい。
その解決方法が指紋鑑定だった。


阿部   「○×さん、とりあえずなんですが、強盗じゃなくて窃盗ですよ」

依頼者さん「窃盗ですか・・。もしかして、阿部さんは元刑事さんとか?」

阿部   「違いますよ。では、調査を開始します。田中、まずはパタパタしてくれ」

※パタパタ・・・埃を取る作業。

田中   「はい。え~と、この粉末は・・・」

阿部   「これは、このハケにつけて、じゃなくて、こっちのスプレーを
      まず振り掛けるんだろ」

田中   「・・・そうでした。ん?」

阿部   「今度は何だ?」

田中   「今日はビーフストロガノフですね?」

依頼者さん「・・・よくわかりましたね」

田中   「赤ワインと肉の匂い、ん?肉は前沢牛では?」

依頼者さん「・・・すごい!!肉の種類までわかるんですか?」

田中   「まあ。(満面の笑み)」

阿部   「田中、田中く~ん、そろそろ、仕事しようか」

田中   「・・・・匂いが気になって仕事に集中・・・」

阿部   「・・・もし、よろしければなんですが、残りがあれば・・・」

依頼者さん「あっ、お~い、夕飯、一緒に大丈夫か?」

奥さん  「大丈夫よ。それじゃあ、たくさん作るね」

阿部   「すみません。田中、良かったな。さっ、集中、集中!」

田中   「あっ!!タッパを忘れた!!」

阿部   「・・・おいっ、食欲の前に仕事しろ!!」

田中   「はいはい・・・、わかりましたよ」


指紋の採取は無事終了した。確かに金庫周辺には、家族の指紋だけが多く残されていた。


阿部   「ご家族の誰かということか、それともプロの窃盗犯か
      ありきたりですが、そんな結果ですね」

依頼者さん「・・・プロですかね?」

阿部   「息子さんは?」

依頼者さん「一人います」

阿部   「今は?」

依頼者さん「予備校に行っていますが、うちの息子に限って・・・」

阿部   「田中、金庫のダイヤルとキーの指紋は?ん?田中?」


田中がいない。

そう思ったが、田中は夕飯をつまみ食いしていたらしい。
台所で依頼者さんの奥さんが作ったから揚げを頬張りながら、めんどくさそうに
居間へやってきた。


田中   「・・・なんですか・・。え~と、ダイヤルの指紋は二つ
      キーの指紋は二つ、旦那さんと多分、息子さんです」

阿部   「息子さんが金庫に触れる事は?」

依頼者さん「ないです。そもそも、番号も知らないはず・・・」

阿部   「あれは、百万変換ダイヤルですよね?」

依頼者さん「百万円もしませんよ」

(そういうことじゃなくて・・・・)

阿部   「・・・え~と、番号は4つですよね」

依頼者さん「えっ?なぜそれを」

阿部   「私は鍵師なんですよ。探偵であると同時に鍵の専門家なんです」

依頼者さん「・・・」

阿部   「もしかして、息子さんの誕生日は、○月○○日じゃないですか?」

依頼者さん「・・・なぜそれを!!鍵師だからか!!」



        続く



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本当に儲かる話?(ETF編④)

本当に儲かる話?(ETF編④)



(上記はイメージです。)


「世界平均のETFなら年利6~7%」


前回は、個別株や投資信託よりも、ETFが良い理由でした。


前回、成長著しいBricsの中国、インド、ブラジル、ロシアといった国のETFが人気だといいました。

しかし、アメリカのサブプライム問題以降、どれも急激な値下がりが見受けられます。HSBCブラジルETFなどは、絶頂期の3分の2に下がりました。


やはり、その時期によって、新興国は上がり下がりが激しいということです。


そこでどこが、上がる下がるを気にしないためには、世界平均のETFが良いという話になります。今まで、世界平均でも年間6~7%の成長をずっと続けてきているからです。なので、そんな世界の株式市場の指数に連動するETFを購入するのも1つの手だというわけです。



次回へ続く。


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盗みは盗み

駅コンセントで携帯充電の女子大生摘発、被害「3銭」(朝日新聞) - goo ニュース

~引用 

 携帯電話充電のために駅構内のコンセントから3銭分の電気を盗んだとして、神奈川県警相模原署が女子大生(20)を窃盗容疑で摘発した。

 調べでは、8月19日未明、JR相模原駅構内でコンセントに充電器を差し込み電気0.015ワット時を盗んだ疑いがある。通行人が110番。女子大生は友人と待ち合わせをしていたという。

引用~



盗電といって、電気を盗むのも犯罪なんですね。
たとえ、それが1円に満たない金額でも。。。

まあ、上の件は書類送検もされずに微罪処分として処理されたそうですが
この女子大生、「悪いことだと分かりました」と反省してたそうです。

ってことは、それまでは悪い事とも知らずに電気をパクってたんですね。
コンセントがあれば、勝手に使って良いモノ。とでも思ってたのでしょうか?

みんな、やってるじゃん的な考えだったんですかね。

悪いことは悪い事ですし。
たかだが3銭かもしれないですけど。


ただ、まあ、そういう人を見かけても
なかなか注意できないですよね。
ましてや通報なんて・・・。

自分の家の電気を盗られてる訳でもないし
そんなんで、逆恨みされたりするかもしれない世の中ですし。。。
う~ん、なんともかんとも。



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ギリギリ探偵白書・236


 ギリギリ探偵白書
 「メシが美味いという事・第2話」


 
 事務所でのドーナッツ騒動が一段落し、気が付くと私一人になっていた。
 そんな時に、一本の電話がかかってきた。
 そして、意味のわからないうちに電話が切れてしまった。




なぜだろう。依頼者の中には、緊張しているためか妙な言動をする人がいる。

(ルルルルルルルッ)←電話の呼び鈴


阿部   「はい、T.I.U.です」

相談者  「先ほど電話した○×ですが、住所を言ってなかった」

阿部   「指紋の人ですね」

相談者  「ええ、住所は東京都○△区・・・・・です。では」

阿部   「待った!!」

相談者  「・・・ん?なんでしょう?」

阿部   「調査の日時とか、調査料金とかは、いいんですか?」

相談者  「・・・そうでした。今日お願いします。いくらですか?」

阿部   「今日は・・・・」


私は調査の日程表とスタッフの出勤表を見た。
この日であれば、午後4時過ぎにはスタッフを派遣できるはずだ。


阿部   「今日でしたら、午後4時半頃からの調査となりますが、いかがでしょう?」

相談者  「それで、よろしく。では」

阿部   「待った!!まだ、待ってください」

相談者  「今度は何ですか?」

阿部   「料金です。鑑定料金。範囲はどのくらいですか?」

相談者  「居間だから、20畳ぐらいかな」

阿部   「・・・○十万円かかりますよ。大丈夫ですか?」

相談者  「ん。それは大丈夫だよ」

阿部   「では、スタッフを向かわせますので、お名前と連絡先をお願いします」

相談者  「名前は○×○男、連絡先は090-・・・・です」

阿部   「それから、指紋鑑定は、その先に照合が必要ですが?」

相談者  「照合?」

阿部   「ええ、指紋を採取した後、誰の指紋か特定が必要ですよね」

相談者  「ああ、そうか!そうだった」

阿部   「サンプルを採取すれば、照合もできますが?」

相談者  「それも頼む。今、忙しいから、調査のときに、君も来てくれ」

(・・・・俺も行くのか・・・。まっ、仕方ないな)

阿部   「わかりました。詳しい事情は、そのときにお願いします」


私は時計を見た。

(12時半か・・・田中のヤツ、呼び戻したら怒るかな・・・)

私は指紋鑑定に必要な鑑定剤やハケ、白手袋などのセットを用意し、田中が向かった
都内某所のホテルに向かった。

ホテルのバイキングチケットは、3,800円の飲み物・食べ物食べ放題のプランである。
私はとりあえず、コーヒーチケットを買い、バイキングが行われているレストランに入った。

レストランに入った瞬間、田中の居場所がはっきりとわかる。

テーブルに大量の皿を重ね、物凄い勢いで食べている奴がいる。
しかも、食べながら新しい料理が出てくるのをチェックしているようで、異常に目つきが鋭い。

(・・・わかりやすいヤツだな)

私が田中の席に向かう時、田中に向けられた鋭い視線を感じた。

(殺気・・・何者だ・・・)

私は視線の方向に目を向けた。
そこには、関西弁のおばちゃん3人組がいた。
おばちゃんたちは、口の周りを油でいっぱいにしながら、田中に殺気にも近い
視線を向けながら、鳥モモに喰らいついている。

そして、御寿司コーナーに新しい御寿司が運ばれてきた瞬間
田中とおばちゃん達の勝負が始まった。

まず、田中が中トロを先に奪うと、おばちゃんは、大アナゴを口に入れた。
慌てた様子で、田中が赤貝を取ると、おばちゃんは、赤身(まぐろ)を一気に取った。

・・・・まるでガメラVSメカゴジラ・ゴジラ・ゴジラ松井連合の争いだ・・・。

他の客が彼らの後に待っているが、その後は「兵どもの夢の後・・」何も残ってはいない。

かっぱ巻きすら、残っていないとは、困った客である・・・。

店員も困り顔でこの争いを見ていた。


田中   「おばちゃんの中でも大阪のおばちゃんが一番手強いっすよ」

阿部   「・・・お前らはここにある食べ物を全部食べるつもりか?」

田中   「そんな食えないっすよ。(笑)」

阿部   「お前が食べているのを見てると、俺までお腹いっぱいだぞ」

田中   「まだ、僕はお腹いっぱいじゃないですよ」

阿部   「・・・まっ、いい。今から仕事だ」

田中   「えっ?あっ・・・いってらいっしゃい」

阿部   「お前も行くんだよ」

田中   「・・・あと5分、せめて5分」

阿部   「時間数えるぞ。5分だな」

田中   「おっし!!あと5分で食うだけ食うぞ!!うおおおお!!」


田中は残り5分で、スープを1リットル、カレーライスを2杯、焼き鳥を12本食べた。

(大食い大会にでも出れるんじゃないか・・・)


阿部   「食ったか?」

田中   「ええ、まだ食えますけど・・・。大体全種類食べたので」

阿部   「そうか、良かったな。ところで、お前、今日は車か?」

田中   「はい、駐車場に停めてますけど」

阿部   「じゃあ、すぐ向かうぞ」


私は田中を連れて、駐車場に向かった。
おばちゃん軍団の視線と、ホッとした表情の店員に見送られながら・・・。

田中の車に着くと、私は調査機材と指紋鑑定セットをトランクに積んだ。
その時、田中もトランクの中に、トートバックを積んでいた。
何やらいい匂いがする。


阿部   「田中、このトートは、なんだ?」

田中   「戦利品です」

阿部   「ん?戦利品?」

田中   「ダメですよ。これは、僕のおやつですから」


もしかして、バイキングの料理をタッパに詰めていたとか・・・。

その通りであった。田中の車には常にタッパと保冷庫が用意されているらしく、
調査で行った場所や依頼者さんの夕食をもらうらしい。


阿部   「お前は、そんなに腹が減ってるのか?」

田中   「いやー、それほどでもないっすよ」

阿部   「・・・・もしかして、まいうーって言うのか?」

田中   「当然ですよ。僕らの間では・・・」

阿部   「・・・・デブまっしぐらだな」

田中   「・・・ネコまっしぐら?あれはちょっと・・・」

 (食ったの??)


そんな会話をしながら、調査現地に向かった。




        続く



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 また、同作品に登場する人物名は全て仮名です。


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パチンコ必勝法

「パチンコ必勝法」で1億円脱税、元社長を告発…国税(読売新聞) - goo ニュース

~引用 

 「パチンコ必勝法」をインターネットなどで販売して稼いでいた男が、2006年までの2年間で約2億8000万円の所得を隠して脱税していたとして、東京国税局から所得税法違反の容疑で東京地検に告発されたことがわかった。

 告発されたのは、興信所を経営していた向井秀樹元会社社長(31)(東京都新宿区)で、脱税額は1億円近いという。

 パチンコ業界関係者によると、向井元社長は「株式会社EMUZU」の名前で、「パチンコ裏攻略法教えます!」などとサイト上で宣伝してマニュアル本を販売。さらに購入者にダイレクトメールを送りつけ、連絡してきた人に、どこのパチンコホールのどの台で玉が出るか指南して報酬を得ていたが、全く申告していなかった。同国税局は、会社には実体がないとして、元社長に課税した。

 数百万円をつぎ込んだ顧客もいたが、ほとんどがいい加減な情報だったため、元社長との間でトラブルになることもあったという。


引用~



パチンコに必勝法があるなら知りたいですが・・・
まあ、デタラメですよね。

でも、デタラメだと思いつつも手を出してしまう人がいるんですね。
溺れる者、藁をも掴むって状態でしょうか。

マニュアル本を売った上に、どこの店のどの台が出ると指南していたそうです。

ってか、こんな詐欺っぽい商売からもキチンと税金を取るんですね。
今回は、その税金が払われていないと言う事で問題になったみたいですね。

2年間で2億8千万の所得とは・・・。

ってか、興信所を経営していた・・・
っていうくだりは必要なくないですか?
ただのパチンコ必勝法の会社でしょ?

わざわざ、探偵業界のイメージを悪くしないでも、ねぇ。

でも、こういうやつが実際に興信所とかやってたんでしょうからね。
まあ、悪い探偵社や悪い興信所が排除されていくのは良いことです。
探偵興信所のイメージを良くするには、まだまだ時間が必要ですね。




(代表代理サザビー)

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本当に儲かる話?(ETF編③)

本当に儲かる話?(ETF編③)



(上記はイメージです。)


「日経平均はボロボロでもETF」


前回は、個別株や投資信託よりも、ETFが良い理由でした。


個別株や投資信託よりも、株式市場全体に投資できるインデックスファンドが良い。

インデックスファンドよりも、さらに機能は同じでコストが安いETFが良いという話でした。

しかし、日本の株式市場はバブル崩壊後8000円割るところまで下げ、その後18000円まで行きましたが、また、13000円あたりまで落ち込んでいます。こんな状況でもETFが良いのでしょうか?


やはりどうも人気のETFは、日本国内のものではなく、海外のETFのようです。

成長著しいBricsの中国、インド、ブラジル、ロシアといった国のETFです。


日本はバブル崩壊後毎年の成長率も1%程度など低かったわけですが、中国やインドなら8~10%近くも成長率があり、毎年株価も高騰していたわけです。


世界平均でさえ、日本のバブル崩壊後でも毎年6~7%の成長を繰り返し、世界の株式に連動するETFに、もしもその頃から投資していれば今頃3倍になっていたのです。


次回へ続く。


(調査員トリー)
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理事長辞任

北の湖理事長が辞任、2力士解雇 新理事長に武蔵川親方(共同通信) - goo ニュース

~引用 

 日本相撲協会は8日、ロシア出身の幕内露鵬(28)=大嶽部屋=と十両白露山(26)=北の湖部屋=が専門の検査機関でも大麻の陽性反応を示したことを受け、東京・両国国技館で緊急理事会を開き、北の湖理事長(55)が辞任した。新理事長には武蔵川親方(60)が決まった。理事会は両力士の解雇を決定した。関係者が明らかにした。協会によると、理事長が任期途中で引責辞任するのは初めて。

引用~



大麻疑惑の相撲界。

いよいよ理事長が辞任して、力士の解雇が決定したみたいですね。

まあ、力士本人らはやっていないと言ってるそうですが
知らない、やったことない、見たことない。
なんて本人の言い分が通るんだったら、検査機関は要らないわけで・・・。

検査結果が出てしまった以上、やってない証拠を出してもらわないと
って所でしょうね。

大麻は、使用するだけじゃ法に触れないみたいですね。
だから、原物が出てない以上、力士らは逮捕されないみたいですが
そんな疑いのある人間が”神聖”?な土俵に上がるのはねぇ。

解雇も仕方ないかなと思いますね。


しかし、白露山が私より年下だったとは・・・。
26歳で、あの頭・・・。



(代表代理サザビー)

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ギリギリ探偵白書・235

 ギリギリ探偵白書
 「メシが美味いという事・第1話」



その日、私は定時より5時間早く出勤し、ホームページなどの作成をしていた。

(T.I.U.総合探偵社の定時は、午前10時から午後8時です)

なぜか私はクリエイティブな作業をしていると、甘いものが食べたくなる。

そんなわけで、事務所にある小さな冷蔵庫を開けると・・・・。

現像液や精液鑑定剤の他に、大量のドーナッツが所狭しと入っている。


(誰だ!!ドーナッツをこんなに入れたヤツは!!)


とりあえず、私は手ごろなドーナッツを手に取り、それを食べながら作業を続けた。


通常の出勤時間である午前10時に近付くと、まずは、代表代理のサザビーが
スポーツ新聞を片手に普段着で出勤してきた。


サザビー 「おう!!あべちゃん!!今日も早いね」

阿部   「おう!!」

サザビー 「さてと、・・・おっ!!ドーナッツじゃん。これ?食べていいの?」

阿部   「名前書いてないからいいだろう」

サザビー 「んじゃ、早速!!」


サザビーはココア風味のドーナッツを数個取り、食べながらパソコンで昨日の
横浜戦(ベイスターズ)をチェックし始めた。

続いて、調査主任のワタボンと新人の藤吉郎がやってきた。

この二人は、何の断りもなく、ドーナッツをほおばり始めた。


ワタボン 「おおぅ、これは中がイチゴだぜ」

藤吉郎  「んだ、こりゃ、ウマイッス」

ワタボン 「おう、どんどん食え。多分、代表に送られてきた差し入れだ」

藤吉郎  「代表さん、イタダキマッス」

(藤吉郎、拝まないでくれ。オレは神様でも仏様でもないから・・・)

藤吉郎は東北出身の新人探偵で、T.I.U.探偵養成学校の卒業生である。
地元の探偵社に就職していたが、その探偵社が倒産してしまったため
T.I.U.総合探偵社に契約社員として入社した。

なまりが抜けないためか、顔がサルっぽいからなのか「藤吉郎」と呼ばれている。

そして、老年中途採用探偵チョーさんと調査主任の田中がギリギリの時間にやってきた。

田中   「いえーい!!オレの勝ち!!」

チョーさん「なんじゃい!!バカにしおって!このブーが!!」

田中   「ブーとは、何ですか!!僕はただ太っているだけです。ブー」

チョーさん「内山君って名付けるぞ!!」

田中   「じゃあ、チョーさんは老いぼれって名付けますよ」

チョーさん「むむむっ!!電車で会ったが百年目!!いざ勝負じゃ!!」

田中   「受けてたちますよ!!何ですか!DSトレーニング勝負ですか!」

チョーさん「あっち向いてホイッ!!じゃ。DSトレーニングは好かん」

サザビー 「まぁまぁ、喧嘩しないで、これでも仲良く食いなよ。ホラッ、ドーナッツ!!」

チョーさん「おお、すまんね」

田中   「あっ!!誰が食っていいって言ったんですか!!それは、僕のですよ」

サザビー 「えっ?あべちゃんに来た差し入れじゃないの?」

阿部   「いや、冷蔵庫に入ってただけだぜ」

田中   「うわっ、藤吉郎!!お前、何個食ってんだよ」

藤吉郎  「・・・15個ッス」

田中   「あっ!!おれのストロベリー!!ワタボン!!返せ」

ワタボン 「・・・もう、グヂに入って・・・る・・・」

田中   「食いかけでも返せよ・・・」

(・・・ドーナッツぐらいで騒ぎやがって・・・うるさくて仕事にならん・・・)

田中   「うおおおお!!返せ!!」

阿部   「うるさい!!黙れ!!ボケ!!仕事しろ!!ドーナッツは、
      オレが弁償してやるから!!食いたいヤツは食え!!」

(シーーン)

阿部   「で?田中、このドーナッツはいくらだ?」

田中   「タダです・・・」

阿部   「もらったのか?」

田中   「ヤマト便の人が持ってきたので・・・」

サザビー 「誰宛だよ?」

田中   「・・・代表宛です」

サザビー 「ん?」

田中   「阿部さん宛ですよ!!依頼者さんから!!」

(シーーン)

阿部   「おう!!遠慮なく食っていいぞ」

藤吉郎  「オッス。。イタダクッス」

チョーさん「ホレ、見ろ、ブー、お前さんは、これだから、もてないんじゃよ」

田中   「・・・関係ないでしょ・・・」

(なんだか、田中が可哀想になってきた)


つい先日の事だが、以前の依頼者さんからホテルの食事券をもらった。
1枚しかもらわなかったので、一人で行くのもどうかと思って、使わなかったのだ。


阿部   「田中、ホイッ」

田中   「なんですか?食えないものは・・・、おっ、食事券!!」

阿部   「それで飯、食って来い」

田中   「代表!!いや、偉大なる将軍様!!一生付いていきます!」

阿部   「ああ、何でもいいから、静かに仕事しろよ」

田中   「お任せ下さい。今からサイレントモードですから!!はい」

阿部   「よし。みんなも仕事してくれ」

一同   「は~い(ほ~い)」


さて、こんな感じでやっと仕事が始まった。

(いつもこんな感じだ・・・。大丈夫か!? T.I.U.総合探偵社!!)

ワタボンとサザビーは藤吉郎を連れて、調査に向かい、チョーさんは単独で調査に向かった。
田中は急ぎ足でホテルへ向かった。

(・・・いつの間にかに私一人だ)

得てして、こういうときに依頼の相談はやってくる。
この時もそうだった。

(ルルルルルルルッ)←電話の呼び鈴


阿部   「はい、T.I.U.です」

相談者  「指紋ってどうですか?」

阿部   「は?」

相談者  「指紋です。指紋。指の指紋」

阿部   「ええ、指紋は鑑定できますよ」

相談者  「今すぐお願いします。では」

阿部   「は?おいっ!!・・・切れちゃったよ」



        続く



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