本当に儲かる話?(ETF編②)


本当に儲かる話?(ETF編②)



(上記はイメージです。)


「個別株や投資信託よりも、ETFが良い理由」


前回は、ETFとは?でした。



経済学的にもっとも正しい投資法を提唱したのは、スタンフォード大学教授のウィリアム・シャープであった。


①すべての投資家の株式を合計すると、市場に存在するすべての株式の時価総額になる。
                  ↓
②すべての合理的な投資家は、効率的市場では、同一のポートフォリオ(株式の組み合わせ)を保有している。
                  ↓
③となると、投資家が保有するもっとも効率的なポートフォリオは、市場に存在する全ての株式を、市場と同じ割合で保有したものである。


簡単に言えば、どの銘柄が上がって下がらないかなんて誰にもわからないから、個別銘柄の株価変動リスクを減らしつつ、国の経済全体の成長の恩恵を株価で受けるには、株式市場と同じ割合で全銘柄の株を持つことが効率的だと言ったわけである。


なんと!彼はこの理論で1990年にノーベル経済学賞を受賞した。


そしてこの理論を実践するには、日本ならTOPIXのような平均株価に連動して値動きするインデックスファンドを購入すれば良いだけです。

また、投資信託の全体の約7割近くが、実はインデックスファンドの成績よりも劣るというのが、インデックスファンドを選ぶべきという核心的理由です。なぜそうなるかというと、通常の投資信託はインデックスファンドよりも、信託報酬などの毎年の管理費の高さが負担になるからです(インデックスファンドはTOPIXなどに連動させるだけなので安い)。なので投資信託の期間が長くなればなるほど、その投資信託はインデックスファンドに負けていくのです。



このインデックスファンドとほとんど同じで、さらにコストが安くなったのがETFというわけです。


でも、日経平均もTOPIXも、バブル崩壊後、大して上がってないような気が・・・。


次回へ続く。


(調査員トリー)
T.I.U.総合探偵社

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