命と金？

ミナミの帝王の世界かと思いました。

業務停止のアイフル、証拠書類改ざんのポケットバンクと
この頃、話題の消費者金融ですが
大手５社を含む１０社が借り手に生命保険をかけていたことがわかったそうです。

借り手が死亡した時に保険金で債権を回収していたようです。

まあ、住宅ローンと似たようなシステムらしいのですが
借り手側の大半は、生命保険に加入している事に気付いてないようです。

「債務が遺族に残って負担にならないようにするための保険」

なんだそうですが、何か恐いですねぇ。
金が返せなければ、命で返せって感じですか？


ちなみに、債務が遺族に残らないようにする方法はあります。

それは、全ての相続を放棄するのです。
相続というのは、プラスの財産だけでなく、マイナスの財産までも引き継がなければなりません。

しかし、あきらかに、マイナス分の方が多いようなら、相続の権利を捨てれば良いのです。
そうすれば、借金を支払う必要はありません。
また、相続の限定承認の申立を行うと、財産のプラスマイナスを計算し
プラスならば、その分を相続、マイナスならば相続しないとする事も出来ます。

相続放棄も限定承認も、相続開始を知った日から三ヶ月以内に
家庭裁判所に財産目録を提出し申立をしなければいけません。

この三ヶ月の間に、手続きをしなかった場合や
手続き中に、相続財産の全部、一部を処分した場合
手続き後に、相続財産の全部、一部を隠したり、使ってしまったり、知っているのに財産目録に書かなかった場合は
すべて、単純相続になってしまいますので気を付けましょう。



と、話が逸れてしまいましたが

「ミナミの帝王」の萬田銀次郎のセリフに

「ワシ等は命の次に大切なゼニを貸してまんのや」

ってありますけど、まあ確かに。
貸す方にとっても借りる方にとっても、お金は大切ですからね。

借りた金は、返さなければいけません。
返せないほどの、お金を借りなくて済むよう生きていきたいですね。

また、最近、テレビＣＭなどでタレントを使い
明るい雰囲気で、なんとなく借り易いかんじのサラ金ですが
金貸しにとって、債権回収は立派な業務です。

返金が滞れば、取り立てだって厳しくなるでしょう。
いくら、面白いＣＭでも、サラ金はサラ金です。

ご利用は計画的に♪


（代表代理サザビー）

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