つぶつぶタンタン 臼村さおりの物語

身体の健康と無意識のパワーへ 癒しの旅~Have a Beautiful Day.~

蓮ちゃんの前に太陽君が現れた 一緒にいてくれてありがとう

2020-05-03 18:37:15 | 太陽

2020年4月29日(水)、蓮が太陽を追うように亡くなった。しばらく猫のことを綴りつづけさせてください。

由芽と連は2000年から、太陽がやってきたのは2014年だから蓮との思い出は太陽がやってくる前のほうがずっと多いはずなのだけど、思い出すのは太陽がやってきた後のことばかり。今だからというのもあるでしょう、太陽君の登場をきっかけに蓮ちゃんの生活が一変したからなんだろうね。

2014年5月に太陽君がやってきた。当時推定3歳。

蓮はものすごく嫌ったね。知らない猫であると同時に同じオス猫。当たり前か。そんな太陽君だけど、来て48時間しないうちにいなくなった。とおもいきや、また2週間しないで戻ってきた。(※これは別のときにまた書く。たぶん当時も書いている)

しかも太陽は、今度はここを自分の家にするつもりだった。以前はどうやって逃げるか必死だったけど、今回は状況を把握するべくご近所の臭いを細かくかいでいる。


蓮ちゃんは、誰からみても甘えん坊でかわいいこという位置づけだった。幼児のような感じで、いつまでも童顔だった。

そんな蓮が突然ヒール(悪役)になった。太陽に向かった。本気で怒るし、威圧するし、追い出そうとする。びっくりしたよ。太陽君は常に遠慮して控えていた。でも正直ここで太陽君が争わない猫で助かった。
太陽君はうちにきて最初の3か月間は、ずっとリードつきの散歩だったから、おそらくそのあとなんだろうね。
夜、お向かいさんの庭で猫が激しく争う声がする。行ってみると太陽と蓮がにらみ合っていた。ものすごい剣幕。蓮が太陽を追い出しかねない勢いだった。あたしたちは蓮に水をかけ、蓮は逃げて行った。ごめんね、蓮ちゃん。蓮ちゃんはふたりが水をかけられたと思っていたかもだけど、実は蓮だけだった。だって蓮ちゃん、捨て身すぎた。

蓮ちゃんは、対太陽君については負けることを想定していなかったから捨て身だったね。屋内でも捨て身だった。

戦争にも言えることだけど捨て身の人は自分が傷つく怖さがないから、強い。通常の思考ではない。だからいくら太陽のほうが強かったとしても、蓮ちゃんと争うのは危険すぎます。蓮ちゃんは歯や爪がとても立派で、亡くなる直前でさえ、あたしと取り換えてほしくらいの立派な歯だったから、あの武器で攻撃されたら大変。

一方の太陽君は爪が弱弱しく、牙も1本しか残っていなかった。人間への主な攻撃は頭突き(と本気の噛みつき)で、骨格にモノをいわせるタイプだったけど、その戦略は猫には通用しない気がする。だからメンタルで戦いに行ったとしても武器がたいしたことない。

もちろん太陽を家に連れてくることに決めたときから、蓮のほうが偉いということにすると決めていた。太陽は性格なのか野良猫時代に苦労したのか、最後の最後まで蓮をたてていた。


蓮ちゃんは、しばらくしたら太陽君が我が家で暮らすことを許容してくれた。ものすごいつらいことだったとおもう。ひょっとしたら人生最大のつらさかもしれない。ありがとうね。

「そのあといいことがいっぱいあったね」と話を続けていくつもりだったのだけど、その時の蓮ちゃんの思い出エネルギーが相当苦しそうで、調整してもすぐには浄化されない。痛くてびっくした。ここまで痛いのはあまりない。
※覚えておく、時間をかけて、日をかけて、月をかけて、ちょっとずつエネルギーを送らせてね。


蓮は、太陽が家にいることを許容したものの、嫌い続けた。自分と一定の距離を保ってもらいたがる。蓮ちゃんが敵意を示すと、太陽は攻撃の意志がないことを示すために、蓮からちょっと距離を置いたところでごろっと寝ころび、お腹を出した。

蓮ちゃんが攻撃してこないとわかっているからなんだろうね。蓮ちゃんはけんかをするタイプの猫ではないので、蓮だって太陽にとびかかりたくない。だけどいざ戦うと捨て身でくるから太陽君も危険です。だから最初から争わないのがいいのでしょう。

蓮ちゃんは、子猫のときに猫に追いかけられたのがトラウマになっているのか、ケンカしない猫でした。

由芽ちゃんだと、外で猫が争っている声が聞こえると救出に飛んでいくけれど、蓮は決して行かない。家の中にいるときは、聞こえないふりをしているし。きっと外で由芽が苦戦しているのをみかけても、身を隠して決して見つからないようにしているでしょう。

それは太陽君がケンカしているときも同じで、むしろ前線に太陽を置いておいて助かっているくらいに思っていた気がする。(あたしの解釈です)

そんな臆病蓮ちゃんだったけど、太陽君と戦って勝ったのが自信になったのだろうね。

太陽よりも自分のほうが強いとおもっていたよね。そしてそれを最初にわからせて、ものすごい捨て身ですごかったとおもう。蓮ちゃんのなかにそんなエネルギーがあるとおもっていなかったから新鮮だったのだ。

蓮ちゃんありがとうね、由芽も太陽も。一緒に暮らせて本当に幸せだったのだ。

また書く。

臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。

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