おすそわけの素

どうでもいいんだけど他の人にも話したくなるような
ちょこっとした話。

緊急時

2005年09月30日 | Weblog
先日、電車に乗った時の事です。
一番後ろの車両に乗り、ドアのすぐ横の
席が、空いていたので座りました。
発車のベルが鳴り、ドアが締まり電車が
走り出すと車掌室側の角に立っている人が、
スーーーっと落ちるようにしゃがむのが
視野に入りました。

横を見ると、締まる寸前に乗って来た少し体格のよい
20代くらいの女の子がしゃがんでいました。
立っているのが、辛かったら席もあいているのにな、
と思って手にしていた本を見ていたのですが
ちょっと、気になってまた見ると
目を瞑ったまま、じっとしています。

向いの席の女性も気にしている様子で、私と目が
あうと「だいじょうぶかしら?」と声をかけてきました。
「ちょっと、見てきましょうか。」と立ち上がって
女の子のところまで行き、腕をゆすって
『大丈夫ですか?』と、何度か声をかけてみました。
でも、瞼が細かく瞬きしているだけで、
返事が出来ない様子です。
すぐ、後ろが車掌室なので中にいる人が、気付き
出て来てくれました。
そうしているうちに次ぎの駅に付いたので、
応援の人を頼み、車椅子がくるまでの間
駅員さんが、ずっと声を掛け続けていましたが
返事はなく、次第に首を細かく振るように
きてしまいました。

たぶん、運ばれて行まで2分足らずだったと思いますが
とても長く感じ、早く!早く!と心では焦っても
どうする事もできずに、どきどきしているばかりでした。

顔色は、悪くなっていなかったので回復していると
よいのですが、ちょっとその後が気になります。
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手タレ?

2005年09月29日 | Weblog
来年発売のハンドメイド本の
ビーズの企画を担当させて頂いたので
今日は、その撮影がありました。

りっぱなお家を眺めながら田園調布の
スタジオへと向かいました。
作品のぶつ撮りは、もう済んでいたので
私が、行ってからは作り方の行程の
撮影となりました。

昨夜、塗るのを忘れてしまっていたので
あわてて、出かける前に指に透明のマニキュアを
塗り、爪を切りそろえて出かけて行きました。
マニキュアを塗っているだけで、ちょっとは
奇麗に見えますもんね
『らくらくビーズ編み.アクセサリー編』の時などは
もしかしたら、マニキュアが、塗ってあったり、
塗っていなかったりのページが、あったかもしれません!

撮影は、編み始めからスタートして、出来上がりまでの
行程をポイントごとに撮っていきます。
本を見て作ってみようと思った方が見て分かりやすい
ように、編みかけのモチーフを手にポーズを作って
静止していなければなりません。
慣れない頃は、緊張もありますし、同じポーズで
止まっていなければいけないので次第にブルブル
してきてしまったり、なんて事もありましたが
力を抜いて、ちょっと違う事を考えたりするなんて
コツを覚えまして、随分と上達いたしました。

発売したらこんな点もふまえて
ぜひ、ご覧になってみてください
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うれしい出来事

2005年09月27日 | Weblog
今日は、嬉しい出来事が、ふたつありました。

『ビーズBOOK.VOL8』に掲載されたウェディングドレスを
作ってくださった方から、結婚のお祝にプレゼントしたら
とても喜ばれたとのお知らせを頂きました。
嬉しい気持ちが、伝わって来てこちらまで嬉しくなりました。

もうひとつは、以前階下にひとり住まいをされていた
おばあさんが、1日に何度も尋ねてくるようになったり
して認知症の症状が、現われてしまいました。
頻繁に娘さんが、尋ねてくるようになり、
とうとう2ヶ月程前に引っ越してしまいました。

4~5ヶ月くらいのおつき合いでしたが、今頃どうして
いるのかな?なんて時々思い出す事もありました。

今日、買い物の帰りに娘さんと一緒に向こうから
歩いてくるおばあさんを見つけました。
まだ、同じ街に住んでいたんだな、と思いながら
見ていたら、私の事がわかったような様子が
あったので、軽く会釈をしたら、微笑みながら
会釈を返してくれました。

憶えていてくれた事も嬉しかったし、お元気で
いられた事がわかって、安心しました。

寒くなってきたから、そろそろ靴下はいて寝ようかな~。








コメント (2)
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オススメ本

2005年09月26日 | Weblog
本屋大賞という賞があります。
全国の書店員が、「読んでおもしろかった。」
「もっと、みんなに読んで欲しい。」と思う本を
投票で選ぶ賞です。

2004年第一回本屋大賞を受賞した小川洋子さんの
『博士の愛した数式』が、とてもおすすめです。

交通事故に遭い80分しか記憶を留めておく事の
できなくなってしまった老数学博士、そこで家政婦として
働く事になった女性とその息子の日常を丁寧に
綴った物語です。

以前『見る』という行為は、愛情の表現のひとつである。
という言葉を聞き、なるほどなと思った事があります。
確かに、愛するひとでも愛する猫でも愛する景色でも
いいですが、いくら見ていても飽きないし、ずっと
見つめていたいと思ってしまいます。

数字の世界に生き、孤独で繊細な博士を優しく静かに
見守るふたり、そのまなざしには愛があふれています。
物語りの中には、数式や素数、友愛数などの言葉が出て来ます。
わからなくても、数字ってこんなに美しいんだと
思わせくれます。

もう、そんな数式なんてすっかり忘れてしまったという
大人はもちろん、今まさに勉強している中学生や高校生
にも魅力ある一冊だと思います。


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はっぴば~すでい

2005年09月25日 | Weblog
すっかり、涼しくなってしまいました。
今年は、最近お決まりだった異常気象という
タイトルがつけられる事もなく、多少の水不足は
ありましたが、夏らしい夏が過ぎ、きちんと
来るべき時に秋が、訪れてくれているような
気がします。

今日は、お誕生日会を催しました。
もともとは母のお友達でありながらすっかり
家族ぐるみで仲良くしていただいている
Tさんのお誕生日が、明日の26日なので
かこつけて(笑)お呼びだてしましての
誕生日会という名のいつものおしゃべり大会となりました。

にんにくとフランスパンのスライスをオリーブオイルで
色よく炒めてこんがりさせてから、すりつぶしたものを
入れるというじゃがいもとガルバンソ豆のスープを
作りました。
いつもの通り、塩を怖がって入れるのでちょっと薄味に
なってしまったけれど、みなさん『おいしい!』と
食べてくれました。

ケーキにろうそくもちゃんと立ててお祝しました。
大人になるとお誕生日のケーキといっても
一個、一個のケーキを買ってしまうので
ひさしぶりにろうそくの灯ったケーキを見て
やっぱり、誕生日は、これだな~と思いました。

大人もうれしいのだから、子供はもっとうれしいんでしょうね~。
   
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色の好み

2005年09月24日 | Weblog
年齢とともに明るい色や、キラキラしたものが
着たくなるとよく言いますが、実感あります。

キラキラしたものは、年齢に関わらず最近の
流行りではありますが、色については昔だったら
着なかったような、明るいきれいな色を好むように
なってきました。
やはり、自分がくすんでくるものだから、せめて
服だけでも...という気持ちが、そうさせるのでしょうか。(悲)

今朝、起きてなにとはなしにぼーっとしている時に
ふっと、思ったことがあります。
今でこそ、少なくなりましたが、昔から黒い服は
けっこう着ていました。
黒いパンツ、黒いタートルのニット、黒いカットソーなど。
でも、回りの友達を見ていても黒い服を着ているのを
一度も見た事がない人がいるな~と。

改めて考えると、逆に黒い服を着ない人のほうが
多いかもしれません。
黒は、他の色に比べてちょっと特別な感じがします。
自分が、当たり前のよに来ていたその黒い色の服を
着ない人もいる。
なんでもない事ですが、ちょっと新鮮な発見でした。

色の好みにも性格、気分など精神分析されそうな
要素はあると思います。
それから言えば、明るめな色を着たい気分でいられるのは
良いことかもしれません。


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生.山崎マサヨシ

2005年09月22日 | Weblog
昨日は、山崎マサヨシさんの事が、大好きな友達に誘われて
9/23公開の『8月のクリスマス』という映画の試写会に
行ってきました。
しかも、舞台挨拶ありの試写会でした。

司会の女性に呼び入れられて、主演の山崎マサヨシさんと関めぐみさん
それに監督の長崎俊一さんが、登場しました。
舞台の真ん中に並んで立っているのですが
どうも、バツが悪そうにしていて見ている方も
ちょっと恥ずかしくなる感じでした。

司会の女性から、いくつかの質問があった後は、記者向けの撮影会。
右方向を見てニッコリ。
正面を見てニッコリ。
左方向を見てニッコリ。
とっても、大変そうでした。

関めぐみさんは、スレンダーでつやつやの髪がきれいでした。
山崎マサヨシさんは、テレビや雑誌で見たまんまという感じ。

オリジナルは、99年に日本でも公開されている韓国映画です。
切ないラブストーリーです。

見ようと思っている方がいるかもしれないので、あまり多くは
語りませんが、ウ~~~ン、涙もろい私も、今一歩涙までにおよばす...でした。

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前世

2005年09月20日 | Weblog
前世の話しが、多くてすみません。
なんか、そういう話しが好きなのです。

以前にもこの日記に書きましたが、前世でヨーロッパの
貴族で~とか、なんかそういうのに憧れちゃう!のですが
そういったところには、さっぱり縁が無さそうだと思って
いました。
でも、最近ボーっと考えていたら、ちょっと、もしかして
オーストリアには少しばかり縁があるのかも?と
思ってひとり嬉しくなっています。

まずは、先日も観劇に行った『エリザベート』。
まさに、オーストリア皇后エリザベートのお話です。
もうひとつ、ビーズアクセサリーの仕事をしているので
有名なスワロフスキーや、ファイアポリッシュなど
のビーズもオーストリア製。
たった、この2点ですが、なにかあるんじゃないかしら...。

ところで、一度台湾で手相を見てもらった時に
前世についていわれた事があります。
そのおじさんが言うには、前世では、たいそう女の人を
泣かせた美男子だったそうです。
(嘘でも、うれしいですよね、美男子なんて言われると)
だから現世では、さっぱりもてないそうです。
ここだけは、当たってる...

ますます、オーストリアへ行きたくなってまぁす。
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見た目年齢

2005年09月19日 | Weblog
叔父の話です。

ある日の昼間空いた電車に乗っていたそうです。
向い側に小学校低学年くらいの男の子とそのお母さん
が座っていました。

しばらくすると、その男の子が隣にやってきて
ガムをくれたそうです。
そして『おじさん何歳?』と尋ねてきたそうです。
「何歳に見える?」と聞くと
『38歳』との答え。

60代後半の叔父はうれしくなって
「もう少し上」と答えると
『45歳』。

『50歳』。

お母さんに助けを求めに戻ったけれど
多分お母さんにそんな事聞いてはダメと
たしなめられたのでしょう、それ以上は
聞いてくる事はなかったそうですが、
「60歳までは、いかなかった!」と
満足そうでした。

やっぱり若く見られるのは男性でも女性でも
うれしいものですよね。

話は、まったく変わりますが、先日高校の同級生が
3歳.4歳.7歳の子供を連れて寄ったときのことです。
私は、子供が大好きなので、たまに友達の子供と
会えたりすると嬉しくなってこっちが
遊んで~という感じになってしまいます。
(これ、毎日じゃないから言っていられる事ですよね。)
そのせいでしょうか、子供にとってはどういう
存在なのか疑問におもうらしく、お父さんに
『ねぇ、junkoちゃんは大人なの?』と尋ねているのが
聞こえて来ました。

以前に他の友達の子供も同じような事をお母さんに
聞いていました。
もう、この件に関しましては、子供にとっては
そう聞きたくなるくらい遊んでいて楽しい相手だと
思われているんだと自負しております。

でも、疑問は『大人なのか?こどもなのか?』というよりも
『おばちゃんなのか?こどもなのか?』だと言うとこは

     『 間違いない! 』





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現代のお伽話

2005年09月18日 | Weblog
自分より、年上の方とおしゃべりするのが
とても好きです。
自分の友達との会話とはまた違った興味深い
お話しを聞く事ができます。

70歳を過ぎた方のお話ですが、ご主人に先立たれ
おひとりで暮らしていました。
20代の頃におつき合いしていた男性がいたそうですが、
その男性が、お母さまの勧めで違う方と知らない間に
お見合いをして結婚することになってしまい
それを聞いてからは、会う事もなく別れてしまったそうです。

あれから50年、昨年その男性が彼女の居所を
探しあて突然尋ねてきたそうです。
はじめは、昔のこともあるし...で、とまどっていたそうですが、
今では時々デートしているそうです


ちょっと憧れてしまう夢のようなお話しです。

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