同じ夢を何度も見るという人の話をきくことがありますが
きのう、初めて以前見たことのある夢と同じ場所の夢を見ました。
先日、歩いて帰るのはちょっとしんどいのでバスで帰ろうと
一つ手前の駅で電車を下りました。
ちょっとかわっているのですが、バス停が階段のふもとに
あるために、バスを待つ人の列は、階段を上るように
続いていきます。
私が、並んだ時には列が、階段を上りきった一番上まで
きていました。
すぐにバスが来たので、並んでいる人はバスに乗り込み
列はどんどん短くなっていきます。
私も階段を下りて行こうとすると、私のすぐ後ろについた
小柄なご年配の女性が、左手でてすりをつかまり
右手に杖替わりの小さなカートをもって階段を
下りようとしています。
「お持ちしましょうか?」と聞くと「大丈夫ですよ」との
答えだったので一度は進んだのですが、振り向いて見ると
やはり大変そうです。
「やっぱりお持ちしますよ~」というと
あと3~4人乗ったらバスが出発してしまいそう
なこともありカートを預けてくれました。
無事乗り込んで空いていた優先席に座られたので
その向かいに背を向け立っていたらツンツンと
背中を押されました。
振り向くと私の持っていた荷物を持ってくださるとのこと、
一度はお断りしたのですが結局持っていただいてしまいました。
しばらくしてお隣の席が空いたので私も腰かけ
おしゃべりしました。
おばあちゃんは、(信愛の情をこめて、失礼ですが
おばあちゃんと書かせていただきます。)
腰が痛いせいもあって家までなるべく歩かなくてもいいように
このバスを下りてから違う路線のバスに乗り換えて
2つ目まで行くそうです。
そんなおしゃべりをしながら交差点近くまで来ると
乗りかえるはずのバスの後部が、右の視野に入りました。
少しの差で行ってしまったようです。
「ああーー、行っちゃいましたよ!残念!」
なんて言いながら、バス乗り換えの悔しエピソードを
聞き、またお会いするかもしれませんねと別れました。
その3日後。
駅前まで歩いて買い物へ行ったのですが、暑いのと
買い物しすぎて荷物が重いのとで、3つ目だけど
バスに乗って帰ろうかな~と考えながら交差点に
近づくと乗りたいバスが、目の前をすーーーっと
横切りました。
あーあ、マーボー豆腐のお豆腐をどれにしようか
あんなに悩まなかったら乗れたかしら?などと
思ってがっかりしながら、おばあちゃんもこの前
バス行っちゃったな~と先日のことを思い出しました。
そのバス停で2~3人が下りたのがちらっと見えたのですが
すぐには車の影に隠れて見えません。
でも、ふっとおばあちゃんがいるかも!!!と
なんだか解らない確信がわきあがりました。
自動車が動きだしたそこには、思った通り
先日お会いしたおばあちゃんが本当に歩いていました。
お声をかけると最初わからなかったみたいでしたが
すぐに思い出してくれました。
今日は、先日とは逆のコースをたどって今から
また違うバスに乗り換えて病院へ行かれるそうで
お気をつけてください~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_setsunai.gif)
と別れました。
夢も二度目でしたが、現実でも二度目のお話でした。
またお会いできるかな