iPhone5の延命処置

iPhone6の事前予約が始まった翌日の2014年9月13日に、Appleケアを利用したバッテリー交換を行い、延命処置をしました。

その経緯です。

最近、急にバッテリーの保ちが悪いと体感していましたが、定量化出来ないのと、iPhone6も出るし，機種変かなと何となく考えていました。

でも，実際，iPhone６が発表されて価格が分かると，６４GBでも９万円を超える。　iPhone６ Plusでは１０万円近い。

ここで，問題なのが，私のiPhoneのauとの２年契約期間。　iPhone５が発表されて直ぐに購入したので，２０１４年１０月が契約更新月となっている。ついでに，Appleケアの保証満了日が９月２１日。１週間しかない。

でも，なんだかんだとメンドクさい。　一番面倒なのが，機種変に伴う契約変更と，iPhoneのデータ移行。　

そこで，考えた。当面の問題は，バッテリーの保ちが悪いことだけである。　首都圏のみをうろちょろしている私は，iPhone５でもほとんどLTE圏内で生活している。ゲームもしないので，CPUが高速である必要もない。写真は，コンデジで撮って，iPhoneに転送しているから，iPhoneのカメラがどれだけ進化しようと関心はない。

３GSの時に，Appleケアでバッテリーの保ちが悪いとAppleのサポートに電話したら，クロネコヤマトで端末交換してもらったことを思い出した。しかし，iPhone５で同じことが可能かは，不明。

ググってみた。見つけたのが，hagure_metalさんの『iPhone５のバッテリーを交換したい！診断編』の記事。

このリンクから辿り付いたのが，Appleサポートの入り口。
　http://www.apple.com/jp/support/contact/。

iPhoneのSafariでこのリンク先に入って，AppleのサポートでiPhoneを選び，バッテリーを選び，さらに，バッテリーのトラブルシューティングを選んで行くと，メールアドレスの入力画面にたどり着く。どうしたもんかと思いながら，Apple IDのメルアドを入力する。

Safariに何も起きないのであるが，iPhoneに『Appleから診断します』のメールが届く。　そのメールで，『診断』するにすると，どうやら，iPhoneの中のモニタリングデータをAppleに送って，システム上の不具合を診断するらしい。

結果が帰って来た。『バッテリーに修理が必要である。』



さて，こうなると，Appleのサポートに慣れた私としては，迷わず，『Appleからの電話』予約する。　普通のサポートセンターは，こっちから電話をして長時間待たされるのであるが，Appleのサポートセンターは，向こうから電話をかけてもらう時間帯を予約するのである。　ここまで，９月１２日から９月１３日の深夜にかけての作業。　Appleからの電話を９月１３日の午前10:00に予約。

９月１３日朝，起床して，Appleからの電話を待つ。ほぼ，時間通りに掛かって来た電話に，Apple IDのメールアドレスと自分で実施した診断結果（問い合わせ番号が付与される）を伝える。Appleケアを使って無償の端末交換（またはバッテリー交換）が出来ると即答有り。

問題なのが，その手法。方法は，３つ。
１．Appleサポートに依頼して，交換用の端末をクロネコヤマトで送ってもらって，自宅の玄関で交換する方法。
２．AppleストアのGenius Barの予約をして，その場で端末交換する方法。
３．Appleの正規サービスプロバイダを利用する方法。

先ず，１を検討したが，直近の私の繁忙さから，クロネコヤマトに会うのは，自宅でも勤務先でも無理。次に２を相談したが，iPhone６発表直後で，Genious Barの空きがない。
それで，３を選択。一番近いのが，カメラのキタムラ（使ったのは横浜モアーズ店）。カメラのキタムラは，最近ケイタイ屋になったなと思っていたが，Appleの正規の修理窓口になっていらしい（道理で，店舗に展示されているカメラが少なくなっていた筈だ！）

まず，店舗に電話。中々繫がらないが，午前10：４０頃に辛うじて，繫がる。トラブルの現象を説明し，iPhone５の在庫があるかを確認。有るという回答であったが，今来ても，対応できるのは，『７時間待ち！』という返答。それも，午前中で受付（整理券発行）を締めるという，これまた，厳しい回答。

慌てて，横浜駅に出て，１１：４０頃に番号札【１３４】番！の整理券をもらう。　店員さんの説明では，ネットで番号札の進捗が確認できるということなので，一旦，帰宅。

家で，ごちゃごちゃと雑事を済まして，『猫の目キタムラ』の検索キーワードで，整理券の進みを見て，１００番を超えた18:00頃に再び，横浜のモアーズへ。

まぁ，店舗で更に１時間程度は待ったが，順番が来て，対応してもらう。　Appleサポートは端末交換と言っていたが，カメラのキタムラでは，その場で『バッテリー交換』をするらしく，対応してくれたお兄さんが奥に入って１５分ほど掛かって，端末はそのまま（つまり，設定とメモリは変わらず），バッテリーのみ新品になって，処置完了。

と，言うことで，バッテリーのみの交換が無事，一日で完了。Appleケアは９月２１日で切れるが，バッテリーのみの保証は１２月11日まで３ヶ月延長となる。

さて，これで，得たもの。
機種変するか，キャリアを乗換えるかを考える時間を得たことになる。auの契約更新月は2014/10であるから，端末の保証はなくなるが，当座の問題は回避して，端末を使い続ける時間を得たことになる。

iPhone6 Plusの128GBは魅力的であるが，今すぐ，どうにかしないといけないと言う状況でない限り，機種変かMNPを考える時間は欲しい。かつ，今予約しても，新しい端末が，いつ入手可能かも分からない。少なくともauの下取りキャンペーンは，2014/11まではある。手許には，１万円値引きクーポンもある。

総務省の方針に従えば，来年度からは，全ての携帯は，SIMロック解除が前提となる。

Appleケアの保険代として払っていたお金を，保証期限ギリギリになって有効活用できたことになったと考えている。

なお，バッテリーは使い方次第であるから，上記のAppleサポートで端末を診断したとしても，必ずしも，『バッテリーに修理が必要である』とはならないことは勿論である。私が，ラッキーであったに過ぎない。ただし，こう言う方法もあるという例を示したことになる。

なお，auのテザリングオプションであるが，２年縛りの契約を継続する場合，２５ヶ月目からは，有料となる（５００円）。私は，日割りなると思うが，解約した。