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低金利中毒の日本

2014-03-20 22:02:02 | 税金・納税者
日本の財政は,破綻状態だと思うのだが,なぜか,未だに生きながらえている。

その理由は,日銀のゼロ金利政策+超金融緩和政策にあると考えている。

ゼロ金利政策とは,最初は,企業の設備投資を促すための『非常手段』であった筈だ。

しかし,この政策は,麻薬であった。 もっとも,ジャンキーになったのは,企業ではなく,特例国債を外連味もなく発行し続ける国である。

ゼロ金利政策が終われば,新たな特例国債発行の制約となる。すると,一般会計は行き詰まる。ばらまき予算どころか,国の予算は,国債費が重しとなり,政策経費は極端になくなる。

しかし,ゼロ金利政策というには,銀行が集めた預金に利息をほとんど付けず,一般企業にも貸し出しせず,国債で運用するという利ざや商売をしたので,結局の所,本来ならな,預金者に利息として入る筈のお金を,国が吸い取っただけのことである。預金者に国債という借金の肩代わりをさせているに過ぎない。

その著しい影響を受けたのが,年金運用資金と健康保険料の運用である。 また,定年までに現金を貯めても,預貯金での利息での運用ができないため,塩漬け資産となっている筈です.

安定したリターンが約束された金融資産を持っていなければ,ハイリスク金融商品をポートフォリオに組み込むのには,個人では勇気がいる。

ジャンキーであることを,恥ずかしいともも思わずに,『経済が一番大事』という,総理大臣を,とても,支持するなんて,とてもできない。

実は,2014年3月の株安は,『ザマァ見ろ』と,思っていたりする。

アメリカのFRBは2014年秋にも利上げの可能性を示している。 きっと,資本家からの,プレッシャーがあるためであろう。キャッシュで運用させろと!

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