この1年、とうとう「ダイアリー手帳」を“なし”で過ごした。1週間ごとのスケジュールとメモが縦に見開きページになっていて、夏でもシャツの胸ポケットに入る小型サイズ。とても使い勝手がよく、同じ形なのに飽きがこず、退職後も10年以上重宝してきた。それが、なくても平気だったということは、それだけ予定が減ってきたということだ。
パソコンでもスケジュール管理は可能だ。ケータイにもカレンダーにメモを書きできる機能がついている。どちらもやり始めてみたが、長続きしない。ことスケジュール・メモに関しては、デジタルより、アナログの方が向くのではないか。部屋に掛かっているカレンダーの日付欄余白に、予定があれば書き込んでおく。これで十分だったようだ。
娘と相方は、1ヵ月が見開きページになったお揃いの手帳を使っている。日付けがマス目の形で、予定が一覧できるのがよいという。10月から始まっているので14カ月手帳だ。来年用をすでに使っており、ぎっしり字が埋まっている。人によってそれぞれ。予定が少ないのはさびしいが、何だか身軽になった気がする。来年は「手帳なし2年目」を迎える。