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寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

「芥川龍之介 幻の原稿」展(倉敷市立中央図書館)

2008年02月10日 | 日記

芥川龍之介の直筆原稿と書簡を見に倉敷まで出掛けた。開館と同時に図書館に大勢の人が雪崩れ込んだ。

分厚いメガネをかけたおばはんが展示物の前で地蔵のように立ち尽くすのには困った。矢印の通りに安い寿司みたいに回ってくれ、と言いたくなるほどの長さだった。

「地獄変」の原稿の冒頭を読むと、芥川がかなり推敲していることがわかる。彼の字を見るのはこれで確か二度目であるが、力強さを感じた。読みやすい字ではある。

こういった資料を無料で公開する倉敷市の懐の深さには感動を覚える。がめつい我が街では絶対に有り得ないことである。文化レベルの違いをまた思い知らされたのであった(笑)

幻の原稿展は今月28日(木)まで。展示時間は午前10時~午後6時(木曜日のみ午後7時)。文学好き、お近くの人は急がれた方がよい。

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岡山市・東中島の赤線跡を歩く

2008年02月10日 | 
中橋を渡っていると逆の方向へ進むクロデンとすれ違った。橋の右手が東中島遊郭跡に当たる。

西中島と同様に荒廃が進んでいる。色街からの脱却はマイナス面も多くもたらしたことが伺える。保存状態の良い遊郭が何軒もあった。格子窓は昭和初期の匂いがする。

東中島遊郭跡

営業許可済証

三角柱の奇妙な赤線跡がお好み焼き屋になっていた。ここで粗末な昼食をとり、ポッタン便所を借りて放尿した。

小橋を渡って新京橋に出た。ここからは西中島新地(画像左側)と東中島新地(右側)が一望できた。

新京橋から中橋を望む(両岸が元遊郭)

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