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寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

かねやす湖魚佃煮店

2008年01月22日 | 

夢京橋キャッスルロードの両替商(びわ銀彦根支店)駐車場に車をとめた翡翠さんはぼそっと呟いた。

「びわ銀のキャッシュカード、持って来といたらよかったなー」

「まーええでしょう」

「ここの佃煮が旨いんや」

「琵琶湖名物ですな」

【かねやす】に入って私は商品を一通り眺めた上でお母さんに尋ねた。

「モロコはありますか」

「……。モロコが獲れなくて作れないんです」

残念だが、仕方がない。佃煮各種を試食させてもらった。ワタのほろ苦さが日本酒に合うと思った。

「街をぶらついて夕方、また買いに来ます」

店の隣が宋安寺。朝鮮使節がその昔宿泊したところでもある。赤門(佐和山城の大手門を移築した)横の文字に目を向けた。

宋安寺赤門

ありがたき言葉


行き過ぎた欲望は人間性を蝕む。当たり前のことを忘れて知らず知らずの内に愚民は泥沼に沈む。私はにやっとし、外気の冷たさに身震いした。

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多賀大社に参拝

2008年01月22日 | 

名物の糸切餅を販売する店の前には大勢の人がいた。翡翠さんは「多賀大社に参ればお伊勢参りを十回したのと同じご利益があるんや」と言った。

糸切餅の多賀や

古事記には「伊邪那岐大神は淡海の多賀に座す」と書かれており、ここには伊邪那岐と伊邪那美の二神が祀られている。伊勢神宮祭神の天照大御神は彼らの娘である。

「俺は本厄か。あんまり気にしたことはないけどな」

「私は前厄ですよ。お参りしましょう」

手と口を清めて参拝を済ませた。清清しい気持ちになった私達は彦根市内に引き返した。

参拝客で賑わう多賀大社

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