中々手に入らないマスク。同様にエタノール系除菌液も手に入れることが困難。
更に除菌ティッシュも滅多に目にしなくなった。あるのはノンアルコール系のもの。
そんな中、外人がドラッグストアの中をウロウロしていた。おそらくその類いの代物を探しているのだろう。
ところが今までになかった光景がテレビに映しだされていた。
マスクはドラッグストアで買うもの。これが常識だった。
しかし、こんなに手に入らなかったマスクが、街中で販売合戦が始まっている。
なんでこんなにあるの? 雨後の筍のごとくに。
リヤカーに山のように積んだマスクを渋谷のセンター街中央まで運び、そこに店を開いている。
時々行きかう人がそれを見て、買う人、遠巻きにする人、さまざまだ。
テレビのアナウンサーが、「なんで、リ・ヤ・カー?」と、マスクではなく、リヤカーに焦点を当て不思議そうに伝えた。
この一言で、僕の笑いの琴線がブチ切れた。腹を抱えた。
傍にいた相方は、何で笑っているのかわからないといった様子。ぜんぜん笑っていない。
子供のころみんなで、近所のおじさんのリヤカーに乗っかり引っ張ってもらう。これが楽しかった。
それが今時、リヤカー、、、、? 今でもリヤカーがあったのか。それも渋谷のど真ん中に。これがおかしくて、大笑い。