電車が到着した。
車内は既に混みあっている。ホームでは一つの扉に10人近くの人が待っている。駅に降りたのは3人。当然詰め込まなければ無理だ。乗り込むと必然的に前の人の背中を押す格好になる。すると僕の前の男が、後ろにいる僕を追い払うようにひじ鉄をしてきた。意表をついた異常な行動。――なんだ、こいつ。混んでるんだからしょうがないだろ。頭くる!!――少々戸惑う。
顔を見てやった。……なんだ、弱そうじゃねーか。
だが、何かおかしい。何かイライラしていて、そばに誰も寄せ付けたくないといった様子。何か問題を抱えているのか、目の焦点も定まっていない。とても冷静な表情には見えない。
今の世の中何が起こるかわからない。隣人、何する人ぞ、何かクスリでもやっていて、、、、、、、、そして、、、、、、。
うっ、くわばらくわばら。。。『後悔先に立たず』『君子危うきに近寄らず』
次の駅で、乗り降りと同時に場所を変えた。
その後チラっと見ると、その男のそばには違う人がいた。もしかして、隣の人を危険な目にあわせるかもしれない。オーバーに考えてみたとき、僕はずるい、男らしくない、と思った。
結局、何事もなくなくターミナルに到着。
時計を見ると12:30。
さてさてと、今日は、、、、？ 図書館だ!! 1:00に出発!!!
