「前の電車内で急病人が出たので、電車を停車いたします」とアナウンスがあり、途中で電車は止まってしまった。踏み切りで待つ人たちや自動車の中の人たちのイライラした様子が窓外に見える。そうだよな、訳もわからずに待たされりゃーな。
10～15分くらいだったろうか。車内はこのことを冷静に受け止めている。
病気じゃしかたない、いつ何時、我が身ということも？ と、思ってる人も多いのだろう。
今日は、歩きながら後悔しきりであった。ほんと杖が欲しいくらいだった。
昨日、少々の痛さよりプレイしたい気持ちの方が勝ってしまった。だいぶ調子は良くなっていたのでテニスをしたのだ。
膝を捩じれない、曲げられない。初めは、ゆっくりとやったが、やはり痛い。が、どういうわけかしばらくすると慣れてきた。ま、結局三時間以上やった。 それから、まさか無理した報いがやってくるとは思ってもみなかった。
午後から、痛さが酷くなってくる。夜はかなり……膝が腫れてきた。
夜、湿布をしているところをカミさんに見つかって、「いや、一応念のための養生」
「言わんこっちゃない。
だから、言ったでしょう。少しよくなったからといって、もう絶対にやってはダメよ」と言われないように。
