絵楽譜を使ってのレッスン、小さい生徒さんは楽しいようです。
絵楽譜を使い出してから気づいたこと
↓
★楽譜を目で追えるようになる
★知っている歌が多いので、歌詞で歌いながら弾ける
(メリーさんのひつじは最初は「ひつじ」しか弾かないけど、
歌で補えるので全曲演奏した感がある)
★ドレミシールを貼って、ドレミで歌いながらも弾くので、
「音の名前」「聞こえてくる音」「鍵盤の位置」「歌の音程」
が結びつく。
など、色々といいことあります。
が、字が読めない小さな子でも何の曲か一目瞭然なので
「わたし、これ弾く!」と自分で決めて弾けるようになるのが、一番の収穫かと
「まずは、曲の一部分だけ弾こう」というところから入るので、
取り組みやすい理由の一つかもしれませんね。
「ハッピーバースデー トゥーユー」を弾きたい年中さん用に作ったもの
最初は「♪トゥーユーだけ弾ければいいっかぁ~」と思っていたら、
あらら、何と全曲弾いて、単音の左手伴奏までつけてくれました。
この子はきっとドレミで教えこんで、聞き覚えでも弾けたと思います。
が、
「あれ?何の音だっけ?」と忘れても「読める楽譜」があるので
自分で弾けます。
聞き覚えだけだと忘れた時点で弾けません。
目の前に「楽譜」という「答え」がある、
と言う意識をもってもらいたいのです。
「聴いて覚える」「楽譜を読む」
どちらも大切です。
「聴く」と「見る」という両輪のどちらかが欠けてると、
途端にハードルが高くなるようです。
(これにプラス「リズム感」が重要ですが、これはまたの機会に)
さて、
私自身も絵楽譜を作る過程で
「おっ!この曲はこのリズムと音の繰り返しだったのか!」
とか
「この曲はフレーズを見えるようにしよう、だからこの絵と図形と色を使おう。」
とか、
色々考えるようになりました。
↓
これは自分でも「わかりやすっ!」と思う「チョキチョキダンス」
「♪チョキチョキダンス~チョキチョキダンス~、
パパン パ パンパンパン(ウン)ヤー!」
自作なので、生徒一人一人に応じて作れるのもいいところ♪
「学校の鍵盤ハーモニカ、気が重い
」というレッスン初めて間もない1年生用。
「もぐりっちょ」
「♪お池のもぐりっちょ~」
・・・ドレミファソソソソ、ドレミファソソソ
とド~ソだけの曲なので、すぐに弾けるのですけどね
「何か」が引っかかって弾きたくないのかと、
かなり甘やかし気味ですが
絵楽譜にしました。
(時々、まだスラスラ読めないひらがながある
→だから教科書に「どれみ」をふっていても分からない
→でもプライドがあるので言えない、
など音楽以外の理由もあるのでね)
結果、弾いたのでオッケーかな、と。
どうやら「やったことがないもの」に取り組むのが不安だったようです。
最初は絵楽譜でハードルを下げて、
自信と意欲を持ってくれれば、
後は難なく進めるみたいです