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たまびと日記 2

記憶力が衰えないようにとブログに記録しているのに、
記録したものはどんどん忘れていくという悪循環に陥っています。

昆虫少年1

2021-05-23 09:30:57 | 生き物
前回玉川上水を訪問した時に、これから花が咲く野草の背丈が伸びていたので成長を見るのを楽しみに出かけたのですが、
草刈り作業が入ったようでそれらの草の姿はまったく見当たらない状態になっていてガッカリしました。
ガッカリ気分で歩いていたら、前方に捕虫網を振り回す少年がいました。


追いついたので「何をとっているの」と聞いてみたら「あの白い蛾」と指差しました。
私が「キアシドクガねっ」と応じたので少年は大喜び・・・そこから蛾の話が延々と続くことになりました。

「何年生なの」と聞いたら「6年生」と答えてくれ、「5年前に家にこの蛾が入ってきてから毎年観察しているんです」と言いました。
私たちの目の前の柵にはキアシドクガ(黄脚毒蛾)の蛹が張り付いています。


私が「こっちの蛹は変なことになっちゃってるけど・・・」と言ったら「あ~それは他の虫に乗っ取られっちゃったから、もう蛾にはなれません」と教えてくれました。


ミズキ(水木)の葉がほぼ丸坊主状態になっていたのですが「この蛾の食草だから」と教えてくれました。


ここから3枚は以前私が撮った羽化中のキアシドクガの画像です。


蛹から出てきたところのようです。


よく見ると、左の端の枝にも蛹がぶら下がっています。


この後も、二人で歩きながら延々と蛾の話をしました。
足元を見たら蛾のような白い物が落ちていたので、「あっ 蛾が落ちている」と口にしましたが、よく見たら千切れた葉っぱでした。
私が「いやだ~~~ 葉っぱが蛾に見えちゃった」と言ったら、少年は「蛾のことばっかり考えていると、よくあることですよ」と慰めてくれました。(笑)


少年とのやりとりは、この後2回は掲載し続けることになる予定です。(笑)
コメント (2)
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