網走(北緯44度) 流氷観光砕氷船 「おーろら」
中国とロシアの国境を流れる極東最大の大河アムール川からオホーツク海にそそぐ淡水が氷結し、大きく成長しながら南下。流氷は、1月下旬ごろオホーツク沿岸にその白く神秘的な姿を見せます。オホーツク沿岸は海が凍る南限で、肉眼で水平線上にその姿が見えた日が「流氷の初日」となるそうです。昨年 2006年度の流氷観光砕氷船「おーろら」の就航率は66%、流氷体験率はなんと35%程度なのだそうです。網走まで出向けば、簡単に流氷に出会えると思っていた私どもにはまったく驚きの言葉でした。2月9日早朝、40分程遅れたJALで羽田を出発。女満別でバスに乗り換え流氷観光砕氷船が出航する網走港へ。なんと幸運なことでしょう。すでに沖合いに、白い神秘的な流氷の姿を目にすることができます。流氷観光砕氷船「おーろら」も今日は出航します。天気は快晴とまではいかなくとも青空が見えるほど良好です。クルージング中には「オオワシ」にも会え、素晴らしい流氷クルージングができた一日です。