ラッキーノッツ

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灯籠と名石たち

2020年10月16日 | 公園めぐり


ホテルニューオータニ東京の日本庭園には、42基の灯籠がある。
庭に小さい灯籠があったら素敵だな。。。

ぬれさぎ灯籠。
江戸時代の型で、この時代の灯籠そのものが数少なく、これは貴重なものらしい。
他に比べて笠が厚くて 反りがなくスマート。
霧雨の中で一本足で立つサギの姿かまたは、「濡鷺」の文字をデザインして火袋(ひぶくろ)に彫られている。



寛永寺灯籠。上野寛永寺より大谷氏が購入したもの。寛永寺の山号である“東叡山” の文字がある。
これがここで紹介されている灯籠。



ほかにももう一つあった。。。





十三重の塔。南北朝時代(鎌倉時代と室町時代の間)の型。四角い石が重なっている形。灯籠ではないけど。。。



桃山灯籠。笠の正面に桃の実と葉が両側に一枚ずつ彫られている。シンプルな石灯籠。



山灯籠。上から宝珠、笠、火袋、中台、竿、基礎と、六部分が自然の石をすこし削っただけのもの。
でもこれは宝珠と笠だけが、ごく自然に近い石で、その下の石はきちんと削ってあるけれど。。。



こうした形は、よくある春日灯籠。竿が円形で、笠、火袋、中台、地輪が六角平面で、背の高い石灯籠。
どれも由緒ある石灯籠。六角形には十二支の動物が刻まれており、それぞれの方角に向いて灯籠を設置している。





これは雪見灯籠かな。。。小さくてとってもかわいい。。。







他にもたくさん。
春日灯籠に似ているけれど、火袋が四角で、十二支の絵も描かれていない灯籠もある。
石材店を検索してみたら、こういった灯籠も春日灯籠として販売している。。。











この庭園に、灯籠が42基もあるというのだけれど、一生懸命探しても、これだけしか見つからなかった。。。
どこに隠れているのか。。。不思議。また紅葉のころに、お邪魔して探してみようと思う。楽しみ。

そして大きな赤玉石。
佐渡島の金山より運ばれた庭石。 ピカピカに磨かれて、雨に濡れているのもあって、これまた色が美しい。
庭園にある一番大きいものは重量22トン。日本一大きいそうだ。ものすごい迫力。
砕くと金が出てくるらしい。。。高価な石。いい雰囲気をかもし出している。。。



あちらこちらに、群馬の三波石、ひすいの原石、龍眼石、化石石、ぶどう玉石など多くの奇石、名石があるらしい。
けれどもどれがどれなのか、そういった知識がない自分には、残念ながら分からない。。。









訪れた日が雨でよかった。緑も石も洗われて美しい。

今日のシンくんの「おやつちょうだい」は、ひたすら一途に待つ。
さらにしっぽがキュっとお行儀よくなった。。。



タワーのうえでクウクウピーピー。。。鼻が鳴ってる。



















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